ザ・ファブルのレビュー・感想・評価
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世界水準の格闘振付+コミック発の笑いで生まれた痛快娯楽活劇
ファイトコレオグラファーのアラン・フィグラルツは「ボーン・アイデンティティー」や「96時間」シリーズなど、リアリティー重視のスピーディーでタフな格闘アクションの振付で活躍してきた人。「図書館戦争」などでアクションのセンスを見せてきた岡田准一も、フィグラルツの振付でさらに才能を伸ばした、そんな印象を受けるシーンの連続だ。
原作は未読だが、凄腕の殺し屋なのに日常生活に不慣れで世間知らず、というコミカルな設定が楽しい。チンピラに敢えて殴らせる場面など、アキラの心の声(思考)を添えつつスローモーションで殴られゆがむ顔(当然CGで加工している)をとらえる映像が爆笑を誘う。福士蒼汰も大きな体躯を駆使して、好敵手ぶりを発揮していた。
共演陣も豪華だが、顔見世程度で終わってしまう人が多く、ちょっともったいない気も。安田顕のやくざ者の熱演には胸を打たれた。
プロの普通と「二十日鼠と人間」
続編の予告編が面白そうだったので本作を観てみた。
前半はコメディで、後半はアクションで、それぞれそれなりに楽しく観られたものの、全体的にはぼちぼちまあまあといった感じ。
しかし、大興奮で響くってほどではなくともアクションシーン全般は褒めなきゃならんと思う。
ガンアクションはハリウッドなんかと比べられてショボいだのなんだのと言われやすい邦画にあって、ハリウッドと比べても中上位くらいの良さがあった。
「ジョン・ウィック」のガンアクション+ジャッキー・チェン、マイナス30%って感じかな。
壁を登るところとか、おおっ!ってなったし、本当良かったね。
本作はそこまで面白くはなかったけれど、更にアクションが激しくなっていそうな続編は楽しみになった。
あとはラストちょっと前について。
安田顕演じる海老原が柳楽優弥演じる小島を射殺するシーンで、映画にもなっているスタインベックの「二十日鼠と人間」が頭をよぎった。
どんなに守りたい救いたい存在でも、もう守りきれず放っておけば誰かの手で罰がくだされるならば、その守りたい愛ゆえに自ら執行する。
「大丈夫だ。俺がついてる」のセリフは、苦しむことなく楽にしてやるという意味で少し涙を誘う。
そしてそれはボスと主人公ファブルの関係も同じで、海老原と小島のようになってしまうかもしれない未来を暗示させる。
そういった意味で本作は海老原を主人公にファブルの手を借りた「二十日鼠と人間」だったなと思うのです。
もちろん本作はそんな文芸映画ではないけれど。
キレッキレのアクション、振り切ったコメディー、狂気の敵キャラたちどこをとってもフレッシュで面白い要素でめちゃめちゃ楽しめた。
終始、面白く進む
すっっっかり忘れてた!!!
注:拝見日が2025.4.24になってますがわからん
ので記入日にしてます。
ナニトモからの大ファンで南勝久作品は基本全部拝読&拝見しました!!
無論、漫画は完読で実写版を観ました!!
まだ、アニメ版がでる前。キャラのイメージを頭で描く感じでの実写版映画。正直、期待はせずにサブスクかなんかで拝見。
結果…
あーーーやりました!!これは大失態ですわ!!
めっちゃエエやん!!岡田君のエゲつない演技に目が行きがちですが、地味に佐藤洋子役の子もエエ!!ヒロインのミサキちゃん役のBACK NUMBERのPVのわたがしの子もエエ!!オクトパスの社長もまぁエエ!!
まぁ、何が言いたいかと言うととにかく配役がバチクソにあってる気がする。
強いていうなら、まぐろ組のNo.3が若いし、黒みがないかなぁ~。クリーン感が抜けてない。
それ以外は最高!小島はなんかイメージしてたんとちゃうけど、このサイコっぷりはこれはこれで良し!!
原作の感じとちょっとちゃうけどそれはそれでぎゅーーーーとしたらそーなるやん!しゃーーーないやん!!!そんな笑いあり涙ありハラハラドキドキありありの映画です☆
是非とも皆さんサブスクで~。アニメ版はDisney+で観れます。是非トモ~💕
殺し屋
岡田さんだけすごく良かった
衝撃的な終盤
オープニング
原作とかけ離れた粗い立ち回りが気にはなったものの疾走感やデスノート的演出が原作マンガ映画の導入の掴みとして考えたら悪くない
序盤から中盤
敵サイドに魅力を全く感じず不安がつのるものの、原作とは違う良さがある小島柳楽のおかげで惹き込まれる
アキラ-小島-海老原間で原作から膨らませラストシーンに繋がるドラマ展開に期待
終盤
酷い。モブが躍動する脚本、不要な演出と無駄な動きが多いアクションてんこ盛り
チープ演出脚本に小島も飲まれ、結局取ってつけたようなラストシーン化
オープニングと対比させるなら、殺す殺さないではなく「動」と「静」じゃないのか・・・
ファブルを撮りたかった訳ではなくアクション映画を撮りたかったんだろうと思える作品
約束を守り続ける男の強さ!!
身を潜めて「普通」に生きる!
漫画を実写化したアクション映画。
ファブルと呼ばれる伝説の殺し屋が、一時休業として求められたことは「普通」。
殺し屋としての仕事が休みの間は絶対に殺しをしてはいけないこと。
ファブルが今まで生きてきた環境とあまりにも違いすぎる「普通」とは何かを模索しながら、周りの人や環境に支えられながら「普通」の日常を過ごす物語!
そんなファブルに次々と試練が待ち受けていく、、
ファブルが試練を次々と回避していく痛快アクションは、スタントなしで演じている岡田さんの演技力が本当にかっこよすぎました!
約束を守りながら、自分の信念を貫くファブルの姿勢はとてもかっこよかったです。
約束を守り続けるために、色々な試練に立ち向かっていく姿は、今の私にも重なる部分があります!
常にどうやったらうまくいくのか、最善は何かを考えながら仕事をすることが日々の成長につながっています。
目標に向かいながら自分との約束を守り続ける、そんな日々が最高に幸せです!
ハラハラドキドキする展開を味わってみてはいかがでしょうか。
凄腕の殺し屋伝説!アイツに普通は似合わない・・・
最近、「ザ・ファブル」のアニメにはまってます。
元々、漫画は未読でしたが、この映画で大好きになった作品です。アニメの方が原作よりなんですよね。より詳細に一つ一つの出来事が描かれてます。
そんな中での再見でしたが、なかなかどうして、こちらも良い具合にまとまっているじゃないですか!アクションをメインに、2時間程度と言う映画の縛りの中で、要所要所的確にまとめられた、見事な一本の映画です。
所々の滑り気味のギャグや変顔も愛嬌です。
岡田アクション、まさに爽快!格闘シーンから、潜入シーン等、ホンッとこのための作品って感じで最高でした。
山本美月もやっぱり可愛らしいです。もうちょっとセクシーカットがあれば、なお良かったけど・・・
木村さんの妹役もいい味出してます。酔っぱらい で、情けなく可愛らしいかと思えば、良きバディとしてのカッコ良さも魅せてくれる。
そして、福士さんの鬼気迫る敵役。今時の若者らしく、怖いもの知らずの全てになげやりな態度、良かったです。
最後に、やっぱりこの作品、岡田准一、ここにアリの一本ですね。 アクションはメチャクチャカッコいい!超大袈裟な猫舌も、不自然なバカ笑いもまさに彼の魅力ありきですね。さりげなく、盗撮の邪魔するところも好感が持てました。 普通を演じる無情の殺し屋って、設定でしたが、いやいやどうして、とても優しいカッコいい男でした。 いざというときに、活躍できる男って本当羨ましい。
これ見よがしの裸のシーンも原作どおりだったんですね。
気楽に楽しめ、ちょっぴりセンチメンタルな思いを残す一本
原作の世界観を壊さずに、エンタメ映画として見事にまとめている。久しぶりに配信で見返したが、面白かった。
ちょっとした脇役を含め、「この人をここで使うか」というキャストが、自分の好みにピッタリで、観ていて違和感がなかったところがまずノーストレス。かつ、他のドラマや映画では、甘い2枚目役で出てくる役者たちの悪役ぶりも楽しく、役者ってスゲーなと思わされる。
それにつけても、アキラ役の岡田准一のアクションの見事さ。殺してはいけないという超難易度が高いミッションが加わることで緊迫感も増し、見応えがあった。
加えて、山本美月演じるミサキとのやりとりがとてもよく、ここで泣かされるかというところで、今回もグッときた。
気楽に楽しめて、ちょっぴりセンチメンタルな思いを残す一本。
世界観、けっこう好き
天然アクションコメディ
イイ方に思ってたんとにちゃう。
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