「男泣き!」クリード 炎の宿敵 さうすぽー。さんの映画レビュー(感想・評価)
男泣き!
こちらは「クリード」の続編ですが、これは前作観てなくても半分以上は確実に楽しめると思っています!
また、ロッキー4と密接に関わってるからと言ってロッキー4も観る必要も全く無いです。というより自分も4は観てないです(笑)
前作で一躍脚光を浴びたクリードですが、少しずつキャリアを積んでいくのですが、そんな中かつてロッキーが対戦したイワン・ドラゴの息子ヴィクター・ドラゴが対戦を申し込んでくるのですが、その相手は父親であるアポロを殺した息子という因縁の相手だった。
以上が今回の大体のあらすじです。
今回の話は、クリードが「自分の家族」に向き合う物語です。
自分の父親であるアポロを帰らぬ人にした張本人が来たことで「自分の父」と向き合う話でもあると同時に、ヒロインとの関係も一歩前進して家庭を持つことで、「自分の家族」にも向き合う物語です。
また、クリードだけでなくロッキーにも当てはまります。
ロッキーの息子は結局ボクシングをやらずに離れて暮らしていることで連絡を全然とっていません。
ロッキーも少し不器用ですよね。
日本人も親と離れて暮らしていて連絡も取ってない人は多いと思います。
そういったところがリアルに感じます。
その二人が家族と向き合って、それが結末に繋がっていきます。
それにしても、クリード役のマイケル・B・ジョーダンはますますボクサーにしか見えなくなってます(笑)
とてもじゃないけど「ブラックパンサー」の悪役キルモンガーと同一人物には見えません(笑)
試合のシーンは今回も素晴らしかったのです。
今回は、あの「ロッキーのテーマ」が流れました!
前作では全くかからなかったものの、今回は試合の一番熱くなる場面で流れたんです!
これ以上無いファンサービスだったと思います!
この映画は前作よりも好きかもしれないです!
ロッキーを観て、クリードも観てきたからこそ感動出来る部分と本作単体で素晴らしい部分がありますし、尚且つ今回は初めてロッキー関連の作品を劇場で観れたので、それも大きいと思ってます。
1月の映画ですが、早くも今年ベスト級の作品に出会う事が出来ました!