「ドルフ・ラングレン」クリード 炎の宿敵 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
ドルフ・ラングレン
ストーリーはベタ中のベタ。
正直、ラストのドラゴ息子との戦いまで予定調和で、
こんなもんか、今回はロッキーも完全な脇役なんだなぁ
と油断していたら、
試合が始まると胸が詰まり、
音楽と同時に波田がこぼれました。
今作だけではなく、ロッキーシリーズそしてドラゴ父の
歴史が乗っかったような試合で、
見ててたまらなかったです。
ロッキーシリーズは父親が見てた横でボーっと見てた
僕ですら感動するのだから、
ロッキーファンが絶賛するのも分かりました。
そして、ドルフ・ラングレンがズルい!
前作もクリードが主役でロッキーは脇役だと思ってたら
癌に侵され戦う姿に感動したように、
今回はドルフ・ラングレンの物語に泣けました。
顔に刻まれたシワからドラゴ親子の物語を見たような
気がします。
ただ、物語はベタ中のベタ、
王道なのでシリーズ続編は怖い気もします。
今回はドラゴ親子だから見れたような気もしてます。
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