「堪能すべきは肉体美」クリード 炎の宿敵 ユージーンさんの映画レビュー(感想・評価)
堪能すべきは肉体美
ストーリーはとてもシンプルでした。
そもそも、ボクシング映画で内容に意外性を持たせるのはなかなか難しいでしょう。なので、必然的に、試合の迫力がものをいう映画になると思うのですが、そこはさすが、伝説的な映画の後継作というだけあって、力作でした。
選手2人の仕上がった肉体のぶつかり合いには、とても見応えを感じました。とくに、ヴィクター・ドラゴの圧倒的強者感はすばらしかったです。
ロッキーファンにとっては、クリードとロッキーの関係だけでなく、ドラゴ親子の悲運な半生もプラスされて、より郷愁や感動を覚える内容だったのではないかと思います。
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