「号泣必至!必見の感動作!」クリード 炎の宿敵 とえさんの映画レビュー(感想・評価)
号泣必至!必見の感動作!
やばい!これは号泣の感動作だった!!
「クリード チャンプを継ぐ男」の続編
「ロッキー4」でアポロを倒したドラゴの父が世界チャンピオンとなったクリードに勝負を挑む
「ロッキー4」が製作された1985年は冷戦時代で、アメリカ対ソ連の因縁の対決が描かれていた
あれから30年が経ち、時代は変わり冷戦は終結
当時は「打倒 共産主義」で戦っていたアメリカは、現在、何を大切にし、何を目的とするのかが、今回は描かれている
そして、主人公であるクリードも、その宿敵ドラゴも、父の復讐のためにリングに上がる
血は争えないという言葉があるけれど、彼らは共に偉大なる父を持つ息子として、悩み、葛藤する
そんな彼らを観て、この先、長く受け継がれるべき「遺伝子」を思った
そもそも、この映画が「ロッキーという偉大な映画の遺伝子を引き継ぐクリード」であり
クリードも、ドラゴも父の遺伝子を引き継ぐからこそ、戦っている
しかし、勝負の世界は「父のために」という気持ちだけで勝てる世界ではない
そんな受け継いだ遺伝子に、プラスするものがあってこそ
彼ら本来の力が発揮されるのだ
それは一体何か
そこから先は、是非、映画を観て確認して欲しい
後半は、涙なくしては観られない号泣の感動作だった
そんな彼らの物語も素晴らしかったけど、マイケル・B・ジョーダンが本当に素晴らしくて、かっこよくて、最高だった!!
そして「ロッキー」の血を見事に引き継ぐ、この作品は、できれば「ロッキー4」を観てから挑んだ方が良いと思う
どストレートなボクシング映画だけど、だからこそ、そこにはしっかりロッキーの受け継がれるべき遺伝子がある
これは必見!!の作品