劇場公開日 2019年4月12日

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ビューティフル・ボーイのレビュー・感想・評価

全90件中、21~40件目を表示

4.0こんな映画が観たかった

2019年12月27日
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映像がストーリーを物語っている。
そんな風に感じた。

役者の演技力に頼り切らない、
セリフに頼らない、
それぞれのシーンの、本当の空気を撮った映画。

家族と相容れなくなるあの瞬間の空気、
木々のざわめく音、木漏れ日、
夜の暗くなった部屋。

人間が感じる空気を映像化し、
観る者に、ストーリーを感じとらせる。

演技とは、誇張することで分かりやすくなり
伝わりやすくなると思っていたが、
この映画は、
しゃべりすぎない、展開が激しすぎない。
あまりに自然に、人間の光と闇を描ききっている。

テーマの重さが少し精神的に思いが、
何度も観て、この映画の魅力を分析したい。

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あい

3.5ドラッグの恐怖

2019年12月24日
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ビューティフルボーイはティモシーシャラメ君の事で、主人公ニックはただの親不孝者です。親からすれば、離婚はしたけれども、十分な愛情も教育も生活環境も与えたのに、何でこうなってしまうの?と本当に辛そうで、全く救いようが無く、気の毒でなりませんでした。ニックさんの手掛けた、13の理由やTheKillingは面白いドラマだったので、才能はある方なんですよね。

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サラ

4.0向き合うことの大切さと難しさ

2019年11月27日
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薬物依存の息子をもつ父親と、その家族の物語。

依存とは自分の中の穴を埋めるための作業なのかなと思った。ただその穴を埋めるために別の穴を開け続けなければいけない。そのループが依存症。

そんな息子と向き合い続ける父親の強さと優しさが胸を打った。
息子の気持ちを分かろうとしたのか、自分もドラッグに手を出すシーンが印象的だった。

"救えない"と言ったときの父親はどんな心境だったのだろう。思わず自然と涙が出た。
向き合い続けてきた彼だから、それこそ世界にある言葉では言い尽くせない程の感情だっただろう。

綺麗なモノだけを見たい、触れたい、そんなことは誰もが思う。
でも現実はそんなに綺麗なモノだけで溢れてはいない。
ただ現実の中にも時々素晴らしく綺麗なモノがある。
そんなことを感じた。

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たかし

4.0終始切ない

2019年11月8日
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鑑賞方法:VOD

どちらの気持ちもわかる。感情移入し過ぎて苦しい。「人は救えない」正しいし、間違いだと思う。救いを求める人に寄り添う人間物語。絶対であるはずの家族すら、時には他人になる。EVERYTHING

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ちさと

社会的な問題はおいといて・

2019年11月5日
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鑑賞方法:VOD

映画は言葉にならない想いを伝えることができるのだと感じました。 たまにあります、こういう映画。

心情などをセリフ以外で表現するために 音楽やその歌詞なんかも効果的に使われてるのかなと思いました、大音量にしたり 綺麗だけど危ういメロディーにしたり 同じとこしつこくリフレインさせたり… 個人的にはちょっとつかれましたけどね。。

タイトルはジョン・レノンの曲の引用なんですね、シャラメ全面推しだからかと思ってました。。。 まあ、そう思わせるほどにタイトル負けしてない、いいぞ☆


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えんぞ

4.0The 3C’s

2019年10月22日
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薬物依存問題を正面から見据えた作品。父が悪いとも、本人が悪いとも、家庭環境が問題だとか、そういう論に迎合しない。原因は麻薬自体にある。波が人を飲むように、麻薬が人を攫う。光が照らし闇があるように、人生にもやむなく闇が支配することもある。そろそろ誰かのせいにするのをやめたらどうか?麻薬を前に人の力は無力でしかない。電話に出たスティーブカレルの変心こそが主題のように思える。
最後のミーティングでの標語が突き刺さる。

We didn’t CAUSE it.
We can’t CONTROL it.
We can’t CURE it.

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Kj

3.5" everything " 2人が何度となく交わしたこの言葉が ...

2019年10月20日
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" everything " 2人が何度となく交わしたこの言葉が
すごく印象に残っていて。
どんなに堕ちてもボロボロになっても信じ続ける
父親の愛は、時に窮屈で息苦しい
だけど1番最後に何にも埋める事が出来なかった心の隙間を埋めることの出来る唯一の薬だと。
ニックの生き方を総じてビューティフルだと言ってしまうのは
少し美化し過ぎな気がしてしまけれど、
父から見る息子はどんな姿であってもビューティフル
なんだろうな、と。

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subak.99

3.5父と息子、薬物に負けぬ

2019年9月8日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

怖い

『君の名前で僕を呼んで』で彗星の如く現れ、ハリウッド若手実力派の期待の星となったティモシー・シャラメ。
そんな彼の実力と魅力がまたまた発揮。
それぞれの視点で綴られた2冊の回顧録が原作による、父と息子の物語。

ニックは成績優秀、スポーツ万能。
父デヴィッドにとって最愛の自慢の息子。
父は再婚しているが、義母や義兄弟からも、“いい息子”“いい兄”。
一見、何の問題も無い幸せな家族。
が、ニックには深刻な問題が。
薬物に手を出してしまい、依存症に…。

何故、自慢の息子が薬物を…?
“自慢の息子”だからである。
周囲の期待。そのストレス…。
まだ年端もいかない子供にそんなストレスを背負わせた大人たちを批判したいし、当の本人の気苦労は察する。
だからと言って、許される事ではない。寧ろそれは、己の弱さだ。
ニックが薬物に手を出したのは、一回二回だけじゃない。
さらに、様々な種類の薬物に手を出し…。
依存、中毒。溺れ、堕ちていく…。

勿論ニックも、このままじゃいけないと分かっている。
更正施設へ。
家族の助け。
出会った恋人の存在。
しっかりリハビリを受けている…と思いきや、
家族に嘘をつき、再び薬物に手を出す。
施設を抜け出す。
音信不通に。
それでも、薬物を克服しようとするニック。一心で支える父。
が、その度に裏切り、裏切られ、時には激しく衝突。
薬物に手を出してしまった自業自得とは言え、胸が痛い。
そして遂には、命の危険に…。

薬物依存の青年を演じる為、実際に更正施設で生活し、減量したシャラメ。
その役作りもさることながら、何処か儚く脆く、そして繊細でピュアな佇まいは、“今”でしか表せない。
息子を信じ、無償の愛情を注ぐ父親役のスティーヴ・カレルも素晴らしい。もうすっかり、シリアス名優だ。

世間に出回る話では、薬物を克服した人の話をよく聞く。
努力と苦しみを乗り越えた方々は大勢居るだろうが、同じくらい今も苦しんでいる人たちも…。
劇中でも描かれていたが、今度こそ本当に抜け出そうとしても、そう簡単に薬物地獄からは抜けられない。
それほど恐ろしい。たった一度でも、手を出してしまったら、堕ちてしまったら…。
何故、そうなってしまったのか。

本作のラストシーン。
でも、救いはある。薬物に負けようとしない強い心と、信じ支えてくれる愛情があれば…。

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近大

4.0何事も経験?

2019年8月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

内容としては、とくに目新しいものはなく、薬物に依存する息子と、それを救おうと奮闘する家族の物語です。

冒頭で父親が語る「いつからか息子が別人みたいに」というセリフからも、薬物というものがいかに人間を根底から破壊するかを思い知らされます。
「みんなやってる」「コントロールできている」という免罪符のようなものを掲げて薬物に手を出し、いつの頃からか手放せなくなる。無理に引き離して、しばらくはシラフで入られても、ちょっとした不安や誘惑にかられて、すぐにまた手を出してしまう。

何事も経験、といいますが、それは悪魔の常套句なのかもしれません。

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ユージーン

3.5名役者同士が繊細に父子を描く

2019年8月27日
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鑑賞方法:VOD

個人評価:3,7
誰もが生まれ落ちた時は天使のようなビューティフルボーイ。
成長と共に変わっていくその様を、本人も親も認識しなくてはいけないと感じる。
問題はドラックにあるのでは無い。そこに何故逃げ込んだかが問題である。印象的な言葉だ。
名役者の素晴らしい親子の演技で、よくあるドラック中毒から抜け出す闘いの物語を、繊細に眩しく描いている。

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カメ

3.0それでも息子を信じる

2019年8月22日
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鑑賞方法:DVD/BD

ティモシーシャラメ目的で観てみたが、
スティーブ・カレルがとても良かった。

人生に疲れたおじさんをやらせると
ピカイチな気がする。

薬物を摂取したって幸せな時もあった。
みたいな甘い話ではなく、
一度薬物を摂取したら、
後はまたやるんじゃないか?
今シラフなのか?
と疑いの目でしかいられなくなるし、
信じしても信じてても裏切られる父親の姿が切ない。
息子も父親や家族に愛はあるが、
薬物に溺れて逃れられない、
根は良いやつなはずなのに堕ちて行く姿は
自分の息子だと思うと見ていられない。

裏切られても割と息子を自由にさせる父親の姿に
信じ過ぎだろ!と思ったけど、
それが父親ってものなんだろうか?
薬物をやる度に
小さい頃の息子とのエピソードを挟んで来るのは
ズルい演出だった。
子を持つ親としてはグッと来てしまう。

たまたまこの息子は生きてるだけで、
全てを壊し失いかねないのが薬物だと、
救いようのない物語なのが良かった。

映画自体はとても美しい映像で
堕ちていく話とのギャップも良かった。

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奥嶋ひろまさ

3.5つらかった

2019年7月11日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

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吉泉知彦

4.0ドラッグは怖い❗

2019年6月20日
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怖い

星🌟🌟🌟🌟内容的には凄く父親の息子を愛する気持ちが伝わってきて良い作品でした❗実話に基ずいた作品なので中盤ドラッグを辞めた、辞めないの繰り返しでまったりした部分はありましたが、継母も含めてそんな彼を受け入れる家族の姿勢にはちょっと感動しました❗ただ一点現在と過去シーンの切り替わりが多くてこのシーンは過去❓現在❓と観ながら一瞬考える事が多かったです❗あとラストはちょっと中途半端な感じだったのでドラッグから抜けたところまで出来たら描いて欲しかったです❗

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ミリン一番搾り

2.0「私はもう何年も喪に服していた」

2019年6月15日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

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いぱねま

3.0簡単に手に入る薬物

2019年6月1日
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ジャーニー

4.0人を支えるって途方もない。

2019年5月17日
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だいず

3.0この父親バカなの?

2019年5月11日
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らぶにゃん

4.5親なんかなんもできない

2019年5月8日
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チギタ

3.5そして彼は今、生きてる

2019年5月6日
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生まれたばかりの弟をおっかなびっくり抱く、小さな息子。愛して、信じて、何があって、こんな事に、、あんなに可愛く、聡明な自慢の息子が。けれど父は真っ正面から向き合う。家族全員が。
何度も信じ、喜び、裏切られ、涙する。それでも捨てきれない。諦めきれない。愛情いっぱいだ。
息子も同じ、愛情いっぱいだ。だから苦しむ。
幼い息子とのふれあいが現実との狭間で繰り返される、あんな幸せがあった事が、今の絶望をより深く映し出す。[everything]言葉では表せない、何物にも敵わない、私の全てなんだよ。お前は。

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モナチン

5.0ためになります。

2019年5月6日
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怖い

知的

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Aran Sate