「薬物は✖︎。僕は○。」ビューティフル・ボーイ bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
薬物は✖︎。僕は○。
去年、広島の街中にペタペタと貼られていた、「カープの丸佳浩選手」を起用した、ドラッグ撲滅キャンペーンのポスターのコピーが、そんな感じだったと思う。FA権を行使した巨人移籍発表、数日後には町中からキレイサッパリ消えたけど。
薬物依存撲滅の訴求力としては、あのポスターの方がシンプルで良かった。
父と息子の愛情物語として見れば、不満しか残らない。出来の良くない散文詩。緩慢、一転、説明省略のぶっ飛ばし。時系列引っ掻き回し。人物描写の決定的欠如。映画としての出来に不満。
久し振りに、スティーブ・カレルの地顔を見れたが、率直に言って、所謂「無駄遣い」。あくまでも個人的な好みに合わなかった、ってことかも知れないけど、これは本年のワーストグループに入ります。
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Bacchusさんのコメント
2019年4月16日
コメントありがとうございます。
確かに母性みたいなものでしたね。
お国柄の違いなのか、自分が古い考えなのか、何でも肯定から入るのがどうしてもぬるく感じてしまいましたね。