ときめきプリンセス婚活記のレビュー・感想・評価
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占い師と王女様のラブストーリー
タイトルだけみたら、すっ飛ばしそうになりそうですが、出演がシム・ウンギョンとイ・スンギとのことで、少し期待できそう♡で、鑑賞。
結果は、普通(笑)
でしたが、演技は★満点かと。
シム・ウンギョンさんは、数年前の新聞記者でその名が日本でも知れ渡った女優で、イモトアヤコ似の(私の感覚です)素敵な女優さんです。
涙を流すシーンなんて、なんでこの人こんなにウマイのー!!て鳥肌たっちゃう。
王宮では、占いでいろんなものごとを決めるみたいなのが流行っていたみたいですが、今作では四柱推命がストーリーの軸になります。
王女様(シム・ウンギョン)自身は、占いなんかで私の伴侶決めるなんてー!!といって、侍女にお願いして王宮を抜け出して、自ら婿候補の男性陣に探りを入れに行きます。
4人中、4人共が、婿としてはいまいちどころかヤバいのもいたりして、ピンチのたびに占い師(イ・スンギ)が助けてくれます。
で、そのうち恋心を抱くのですね。まぁ、そうなるよね〜のストーリー展開ではあるけれど、婿候補や王宮の後継ぎあるある問題がしっかりと設定されてるおかげで最後まで楽しめます。
エンディングの画面の美しいこと〜。
白いお花が咲き乱れる森の中で、主人公たちに光りがあたってキラキラしてます。
韓国映画のこういうところが好きです。
これでもか!ってくらいロマンティックな映像にしてくれるんだから!
最後に、婿候補の一人にチェ・ウシクが登場しますが、やっぱりサイコな役似合うわぁー。なんでしょう。似合いすぎてて笑えました。キャスティングバッチリ!
遊び人役のカン・ミンヒョク(CNBLUE)の背筋見せるところも最高です。
視聴者を飽きさせないなぁそう考えたら!
けっこう軽い
新聞記者に出ている韓国の女優さんが出ていた。サニーや少女は悪魔などしばしば見たが怪しいのシムウンギョンが印象にのこっている。多様な役を演じるけれど、その役の裏側にストイックな気配を感じる女優。──努力家な感じがする。
新聞記者での役はふつうの日本人役(という設定)ではなかっただろうか。言葉を覚えて役をつくるのだから、並大抵ではなかったにちがいない。勤勉なひとなのは間違いなかった。
憶測に過ぎないが、新聞記者のシムウンギョン起用について「大勢の女優さんに出演を打診したが断られたから」と広報されていたが、さて、どんなもんだろう。個人的には信じていない。新聞記者は左系のひとたちが日本をdisるためにつくった映画であって、いわばドンキホーテが風車小屋を巨人と勘違いして突撃するようなあほ映画だった。元ネタは官房長官時代の菅首相に連続23回質問したメンヘラ記者が原案したホラ話である。
が、国内の授賞式でシムウンギョンが「すいません。ぜんぜん思わなかったので。ぜんぜんじゅんびしてなかったです。」と泣きながら言った動画には感銘をうけた。
(わたしは「ザ日本映画」をくそみそにけなすことがありますが、日本をdisる映画・映画人はもっときらいです)
ストイックを感じる一方、役のうえではコミカルのほうが似合う。演技としては韓流ドラマ風のわざとらしさがある。(と思う。)そのわざとらしさがサニーや怪しいや本作で生きていた。コメディ向きだと思う。サニーで憑物みたいにキレて対抗チームをビビらせるシーン、おぼえている。パラサイトの賢い長男チェウシクもちょっとだけでていた。暗愚な役だがやはりとても巧かった。
韓国の時代劇ドラマや映画は人気も高い。NetFlixの浸透もあるし、巣籠もり需要もあり、韓国エンタメは、好んで受け容れられている。そもそも和製ドラマ映画よりずっと面白い。もし韓国が国としてエンタメやアイドルに日本人をふくむ他国の庶民を懐柔する(てなずける)役割をもたせているとしたら。成功していると思う。日本人が慰安婦や不買や竹島などなど諸問題に憤る一方で愛の不時着見て喜んでいる構図にときどき奇妙を感じる。
【”幸せは占いでなく、自分で掴みたい!”朝鮮を舞台にした王宮占い恋愛映画。シム・ウンギョンさんはコメディエンヌとしても一流です。】
ー 四柱推命:生まれた年・月・日・時によって、生まれつき陰陽五行が定められると考え、それらに基づき運命・性格を判断する・・。フライヤーより引用。ー
◆旱魃に苦しむ朝鮮の人々を救うため、王は占術に頼り、婚期を迎えた娘ソンファ姫(シム・ウンギョン)と最高の相性を持つ男性を婿として迎え入れ、婚礼を執り行う事で、陰陽の均衡を元に戻し、民を救う事を決意。
そこで、朝鮮最高の監察官(占い師)ソ・ドユン(イ・スンギ)を抜擢。
そして、4名の男性が婿候補として選び出させた。(1名、10歳のおデブさん・・)
■感想
・婿候補の表の顔と裏の顔。それを探りに密かに王宮を抜け出すソンファ姫。
ー 占いで、夫を決められたくはないよな。実際に会って顔を見て、話をしないと・・。けれど、見合いって日本でも数十年前まで主流だったとか・・。ー
・その婿候補たちのクズっぷり。表の顔は良いが、裏の顔は残虐であったり、超野心家であったり・・。
ー どこの国でもどの時代でも、表裏がありますね、人間は。ー
・身分を偽っていたソンファ姫を、四柱により”本物の王女”様と知ったソ・ドユンが、残虐なナム・チホから身を投げうって守るシーン。
ー 分かりやすいが、ソンファ姫は一気に恋に落ち、ソ・ドヨンも・・。ー
・怒り心頭に発した王に対し、ソンファ姫が言った言葉。
”人生から、愛を取ったら何が残りましょう・・。”
<王室の権威を取るのか、娘の幸せを取るのか・・。王が示した粋な計らいと、ラストシーンにもホロリと来る朝鮮王宮占い恋愛映画。
シム・ウンギョンさん(近年では邦画の「新聞記者」「ブルーアワーにぶっ飛ばす」も印象的)はコメディエンヌとしても一流です。>
楽しい
「干ばつをおさめるには王女様を結婚させねば」って最初から無茶なんだけど、その王女様のところにお姉さんがやってきて「結婚前に顔を見ておけば良かった」と言ったものだから、王女様が婿候補の観察に出掛けちゃうのね。
それで婿候補が「口づけしただけで悪いものが感染りそうだ」と言ったのを聞いて「ちくしょー、なにさ!」と強引に唇を奪うんだけど勘違いの人違いで、まあ、その人が四柱推命する占い師で、運命の人なの。
あとはその他の婿候補に会う中で、王女の憎めない性格を説明して、占い師が徐々に身分を隠した王女様に惹かれていって、なぜか占い師なのに滅法強いから王女様をピンチから救ったりして。
王宮抜け出したのがバレたり、王宮の裏での色んな動きに巻き込まれたり、それで大嫌いな婿候補と結婚しなきゃだって羽目になって。
どうする、どうなる?って占い師が駆けつけるに決まっていて、そこから占い師もやむを得ない事情で偽の占いしてたから「王室を侮辱するな!」と流刑になり、でも王女様は身分を捨てて追いかけて、めでたし、めでたし。
ローマの休日のハッピーエンド版だね。そこに四柱推命からんできたりで観てて飽きないんだよね。楽しくて良かったよ。
あと占い師役のイ・スンギが大賀に似てて、それに気付いた瞬間からイ・スンギの出番になると「あ、大賀でてきた」ってずーっと思いながら観てたよ。
どっち付かず
181本目。
今年の汚れ今年の内に、って訳じゃないけど臨時の休日出勤で正月休みが1日削られ、何かスッキリしないまま仕事を終えた感じで。
で電車に飛び乗り、時間が合う作品をチョイス。
占いでってのは時代を考えれば日常的なんだろうと思うけど、面白くもなければつまらなくもない。
どっち付かずな感じかな。
日本の女子高生ヒロインみたいな、キラキラ的なCGとか、遊び心、振り幅があったら面白くなるんじゃないかと思う。
観た後の心の軽さといったらない
イ・スンギが好きなので観てきた。邦題は思いきり軽っ軽だが、主演2人から伝わる繊細な演技は、ただのラブコメだけで終わらせない。取り巻く環境は過酷。そんななか真を貫き、前向きに明るく生きる姿を描いた作品。ユーモアありシリアスありでも楽しめるのは主演2人ならではの業。後半にあった二人それぞれの印象的な言葉に重みを感じるのは、ただのコメディではない証拠。健気な姿が胸を打つ。寒く忙しいこの時期に、心がほっと軽くなるような、春風のような優しい気分で映画館を後にした(隣の新宿伊勢丹、食品売場で更に幸せ度UP😄)。星4つのところイ・スンギなので5つ!
なんとも半端な…。
コメディにしたいのかサスペンスにしたいのか。
チャプター作りの展開は完璧なコメディ路線。なのにサイコがでたり謀反がでたりシビアネタが唐突。
シムウンギョンの美人すぎないかわいい演技がみれたからいいか。
英語題名も?
いきなり映画の冒頭で、飢饉で苦しむ農民の姿が出てきてその後に恋愛コメディのような場面展開になっても気持ちの持って行きようのないシナリオ。後半は、むごたらしい感じになったり、気持ちの悪い、居心地の悪いものとなってしまっている。
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