ボヘミアン・ラプソディのレビュー・感想・評価
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ド迫力!
数週ぶりの辻堂の関東№2IMAXにて家族3人で。
まずもって素晴らしい完成度。主演のラミ・マレックはフレディ・マーキュリーにしか見えなくなってくるし、ブライアン・メイなんてそっくり。作劇としてもスタンダードながら彼らと彼等の音楽の魅力を余すところなく伝えてくれる。
そうしてその中で描かれるのは、フレディという稀代の才能と、彼の深い孤独…
自身の性的指向との葛藤とそこから始まる孤独、そして孤独が深ければ深いほどステージ上では観客と強く結ばれる矛盾、そしてまたそれが更なる孤独をもたらす循環…
『リトルガール・ブルー』を観てジャニスもまたそうであったと知った。フレディがジャニスと違ってエイズに殺されるまで兎にも角にも生き延びたのは、Queenという家族がいたからなんだろうな。
しかしここの視界いっぱいのIMAXで観ると、ライブシーンなどはド迫力ですよ。劇場でやってるうちに是非。
音だけで感動の涙が出てきました。
感謝の言葉しか思いつきません(2018.11.15追記)
皆さまのレビューでもう充分、この映画の素晴らしさが伝わってくるので、ひとことお礼だけ言わせていただきます。
音楽とかロックのことが何も分かってない私のような人間にも、至福の時間を味わう機会を与えてくれたブライアン・シンガー監督を始めとした映画関係者の皆様、そしてクイーンのメンバーとそれを支えた全ての人びとに、本当にありがとうございます、と申し上げます。
(追記)
この感動をなんとか言葉にできないか考え続けましたが、無理でした。
ひとつだけ、もしかしたら近いかもしれないと思ったのは、臨死体験者の次のような感覚です。
『ただ、光(あり得ないほどの輝きなのに眩しくは感じない)とこの上ない多幸感に包まれて、永遠の穏やかさに満たされたような感覚でした』
終始号泣です
懐かしさと切なさで心が震える
伝説
『堪らなくなり観賞。感激と感謝!』
感慨
Queenと共に青春を送り、結婚、子育ての時期、苦しい時、病める時もいつも思えばQueenを聞いていた。
そんな自分が昨日一緒に観たのは息子とだった。
息子はファンではない、寧ろずっと聞きすぎて(聞かされすぎて)子供の頃はアンチに近かったと言っていた。
でも昨日は一緒に行くという、映画を子供と見ること自体が久々だった。
ど頭から号泣。
そんな自分には映画としてどうだったのか冷静な判断などできるはずもないだろうが
鑑賞後、息子もまた涙したと言っていた。
あの初めてQueenを聞いて夢中になった日に、夢にも思わなかった。
自分の子供とフレディーの声を聞き涙する日が来ることなんて。
ただただ映画が完成しそれを観る事ができたことが嬉しい。
生きていく力になりました。良かったです。
一緒に生きてみたかった
クリーン
とにかく観て
☆☆☆★★ 全てはライブエイドへ向かって! 当然と言ってしまえば当...
☆☆☆★★
全てはライブエイドへ向かって!
当然と言ってしまえば当然だが、クライマックスでのライブエイド場面が圧巻の極み。
勿論、同じ時代を。QUEENのメンバー達と共に、時代を共有して来たファンならば。彼らの歩んで来た歴史を、当時の自分の生きて来た証と共に追体験し、感涙にむせぶのは間違いない。
オープニングのFOXのテーマがギターサウンドだったのはちょっと上がった(^.^)
その後に、フレディが初めて人前で歌う場面でのパフォーマンスのしどろもどろ振りが。後の彼のステージパフォーマンスに繋がるくだり。
何処まで本当の話なのか、ちょっとだけ怪しいのだが。ファンならば「わかる!わかる!」…と、喜んでしまうで有りましょう。
以降、順調にバンドとして世界的な名声を手にするQUEENなのだが。やがて、絶対的ボーカリストのフレディと。バンドメンバーとの間に亀裂が入り始める。
《バンドは家族》
作品中にはこの言葉が何度も台詞として使われている。
振り返れば。フレディ自身は、名声を手に入れれば入れる程に。自分の心との葛藤に苦悩し続け、何よりも自分の家族との距離間や、ルーツとしての宗教的な面との乖離に深い闇(病み)を抱え込んでいた…と、描かれているところ。
それゆえに、クライマックスで歌われる♬ボヘミアン・ラプソディー♬には。発売当時に聴いて受けた印象が、映画を観た後では。ガラリと180度違って聴こえて来る。
その意味ではかなり良いとは思うのだが…。
でも何だろうなあ〜!冷静に考えた時に、映画としてとても優れていたと言えるのか?と…少しだけ考えてしまったのも事実。
全てはライブエイドの映像が持って行ってしまう。
作品自体が【それ】をクライマックスとして据えているのだから、当たり前なのだか…。
同じく心と身体のバランスが上手くいかずに、現実との狭間で苦しむ話だと。先日に観た『テルマ』の方がより刺激的で、個人的には好みでした。
まあ、比べて観るのは完全に間違いなのは明らかなのは分かってはいるのですが。
どうしても、人とはちょっと違うのを好む…って言う。そんな悪い面がこのレビューから見て取れる…って言う(ー ー;)
ところで、ライブエイドのライブ映像はYouTubeでも散々観ている。
気合い入りまくりの場面だったのだが。この後のエンドクレジットには、本物のフレディの歌う映像。
やっぱり本物は違う! …って、そりゃ〜当然過ぎるのだった。
なんかね〜!
映画がYouTubeに負けるのって、正直言って悔しいんですよ〜(ー ー;)
⁂ 帰宅後、深夜に今一度YouTubeでのライブエイドの映像を観る(笑)
ピアノの上にあるコーラ等の位置をもっとしっかりと確認しておけば良かった…等と。実に間違った事を思ってしまっていた( ´Д`)
でも、2曲めに入る時のフレディのステージでの動きの再現は完璧だったんではなかろうか?
2018年11月10日 TOHOシネマズ日比谷/スクリーン1
ある意味、ミクスチャー
老いも若きも揺さぶってやる!
感涙
Queenはほぼリアルタイム世代で、一部CDで買い直していないレコードがあるが、ほぼ全アルバムを持っている。
冒頭の20世紀FOXのファンファーレからしてブライアン・メイとロジャー・テイラーの演奏によるもので、そこから既に泣きそう(笑)
映画で演奏されたり流れる曲はすべてQueenによるものなのだが、キャストの容姿や演技はそれを邪魔しない。特にフレディ役のラミ・マレックは相当入れ込んだようで、言動やステージでのパフォーマンスはフレディそのもの。
お話としては知ってる話も知らない話もあったが、クライマックスのライブエイドはとにかく号泣。
とにかくこれは劇場で見て欲しい。本当にライブエイドの現場にいるかのような臨場感は劇場でこそ。
サントラはライブエイドの音源を始めとして、CDに初収録のテイクが多く、思わず買ってしまった。ずるい(笑)
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