ボヘミアン・ラプソディのレビュー・感想・評価
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圧巻のラストシーン
Queen自体をそこまで熟知していない中、先輩に誘われ鑑賞。
スクリーンで観たかったので、良かった。
財布を仕事に普通に忘れていった平日ど真ん中に観て、上映時間を少し遅れた中だったが、没頭出来た。
初期のフレディマーキュリーをほぼ知らなかったが、あんなにロックスターの様相だったとは知らなかった。
後半の短髪で髭がアイコンかと思っていたが、そうなるには彼女への告白、親友からの告発等様々なことを乗り越えていたのだと知った。
エイズで世を去ったのも知らなかったので、こんなにもドラマチックな人物だとは露にも思わなかった。
そして、ジョジョからの情報しか知らない自分だったが、ストーリー性とスタンド名に更に感銘を受けた。
音楽やスポーツをエンターテイメントのみに昇華する映画は、ほぼ外れがないと思う。
伝説のバンドの歴史をみれた
クイーンがクイーンになる瞬間
高校一年の時、キラークイーンを聴いて洋楽に目覚めた私。ここが入口でした。その後多くの楽曲を折に触れ楽しんではいたけれど、フレディ・マーキュリーやブライアン・メイらの人となりは詳しく知らなかった。今回この映画で絆や苦悩、生き様を知ることとなり感動もひとしお。
はじめの方でキラー・クイーンが流れ感動に浸る余裕もなく、そこから最後まで実に多くの聴き馴染んだ楽曲が流れる。ボヘミアン・ラプソディが掛かるときには涙が溢れてきた。ストーリーもしっかりしている。中だるみもなく最後まで一気に見せてくれる。惹きつける力強さがこの作品にはある。
それだけではない。フレディー・マーキュリーを演じたラミ・マリックの成りきりっぷりがすごい。数ヶ月前この作品のスチールを見たとき、ドキュメント映画だと思っていた。それくらい違和感がなかった。
そして驚愕のライヴエイドのシーン。その圧倒的スケール感。圧倒的パフォーマンス。ここから最後まで爆涙。終映後30分はその場にいて浸る時間がほしいと思うほど。帰宅後にYouTubeで該当シーンを見直したが再現度が半端ない。鳥肌が立つ。映画のクイーンが本物のクイーンになる。間違いなく映画史に残る作品。
チャンピオン
それぞれの距離感で堪能できる。
ストーリーは比較的シンプル。
メンバーやパートナーとの出会い、デビュー、活躍、裏切り、別れ、葛藤、再会、そしてあのライブエイドの舞台へ収斂されていく。
フレディの出自やセクシャリティ、コンプレックス、アイデンティティなど、簡単な善悪では整理できない要素が絡まり合い、それが最後のステージ上でパフォーマンスとして昇華する。
家族への想い
観客への想い
そして自分自身への想い
私自身、まったく予期していなかったが、ウェンブリーで「ボヘミアン・ラプソディ」を歌う彼の姿を見て、涙が止まらなくなった。
あの30年以上前のセットリストが、まるでこの映画のために選曲されたかの様に。
(…と言っても映画で出てくるのは全曲ではない)
私もQueen直撃世代からは数年遅れているが、一曲一曲が観客それぞれのQueenとの距離感で、それでいて作品のメッセージは明確に胸に刻まれる。
もちろんQueenなんて知らなかった人にも。
フレディ・マーキュリーが気持ち悪いオジさんにしか見えなかった人にも。
私の周りにも「昔からQueenファンだった(にわかではない)」と言い始める中年男性多数。
そういう社会現象、私は嫌いではない。
素晴らしい作品を届けてくれた方々に感謝。
まだの方は絶対に劇場で堪能すべし。
群衆の持つエネルギーと一体感
ラスト21分が、何故あれほどまでに感動を引き起こしたか、それはこの映画のストーリー、無名のフレディからの栄光、奢り、怒り、挫折、憔悴、憐れみ、そして愛情に包まれた復活劇を追体験できたから だけではなく、完全再現と言われるLIVE AIDのステージ上のみならず、観衆はもちろんステージを取り巻くスタッフ、会場の外にいる全ての人たちが一体となり、あのライブを目撃した全ての人たちの表情、内面を如実に描いているからではないだろうかと、二度この映画を観て思った。
映画は歴史の教科書ではないし、単純な伝記でもない。歌詞の意味をいちいち説明せず、聴き手に判断を委ねるのと一緒で、なぜこのような脚色を施したか、なぜ時系列を無視したか は観た人それぞれが判断すればいいと思う。
ビッグバンドの単純なサクセスストーリーかもしれない。それがなぜこれだけ感動するのか。それはラミ マレックが芸術肌のフレディの内に秘めた葛藤、苦悩までも完璧に演じ、最後のステージでその内面を押し殺そうとしながらも匂わせてしまうあの表情、そしてそれを振り切るかのようなあのパフォーマンスに多くの人が、観衆が、スタッフが、家族が、バーにいる人たちが、笑顔になり、一体となり、酔いしれている姿を完全に再現しているから、としか思えない。
ライブでの感動は、群衆の大合唱にあると思っている。それをこの映画は、完璧に再現してくれた。
凄い
今年一番の感動作品❗
映画館の音響で観るべき映画
中学高校とロックも聴いていたからクィーンは十分知っております。大ヒット曲も数々あるし。
音源が実際のクィーンの音で、音楽監督がブライアン・メイとローテイラーだし、フレディ他、クィーンのメンバーを演じる俳優が本人に似ていて、臨場感が有り余るほどで、素晴らしかった。
天才とは孤独に陥りやすいものなのだと、この映画からもわかった。
映画館の音響で観なくてはいけない映画。
なんともQueenらしい映画化!
Queenの音楽が大好きで、この映画の完成を心待ちにしていた。
出来上がった作品は、なんともQueenらしい映画であったことか!
辛辣な内容も、暗い陰鬱とした曲ではなく、時に美しい音楽に載せる。
そんな音楽性が遺憾無く映画にも反映されている。
結局フレディーのパーソナルな部分は面をなぞったぐらいで、深く入り込みすぎていない。
うまくベールに包みながら象徴的なエピソードでまとめている。
それでいいと思う。
素晴らしい音楽を生み出し、大衆の前では苦悩を出さずに素晴らしいショーを続けたんだから。
映画的に集大成としてコンパクトにまとまったライブエイド出演で締めくくるのは英断であった。
Queenファンばかりがいたわけではないのも味噌。
バックステージの物語が見たい?
しのごの言わないで、やっぱこれでしょ、聴け、見ろ、と言わんばかりにクライマックスはライブシーン!
当人たちの人生観全部吹っ飛んで創造した音楽とショーの素晴らしさで大衆と一体になり、自信、絆を取り戻す素晴らしいクライマックス。
セリフじゃなく、メンバー同士のめくばせ、フレディーのアップで表現される素晴らしさ。
予告編などで、このシーンがあり、なおかつクライマックスであり、再現度がすごそうで、Queenのパフォーマンスを楽しむシーンかと思っていたが、ストーリーの流れによってまさかの大号泣のシーンになるとは!
色々あったけど、音楽に立ち戻り、作曲・録音しまくってた晩年を想起させるいい終わり方も秀逸。
ただ、やっぱり時系列がおかしいところは気になった。
特に、WWRYは、1980年じゃなく、Love of My Lifeシーンののすぐ後くらいの1976年ごろと、時系列的にある程度正しいところに入れられたんじゃないかと悔やまれる。
それでも当人たちに似せ再現したQueenや登場人物も素晴らしい。
容姿が似ているだけでなく、(声、喋り方もそっくり!)生き生きとしたキャラクターになっている。
モノマネではなく心情が伝わる演じっぷり。
ここがダメだと映画に入り込めないので努力の結果見事クリアしててファンも納得、脱帽である。
映画館の大音響とともにみれて幸せである。
メアリー役のルーシーがすごく可愛い!
音楽はほぼQueenなのでいいのはもとより、撮影や編集も素晴らしかった。
リピートなんどもしている。
まだまだ楽しませてくるれるQueenに感謝!(何と言ってもメンバーが製作に参加)
初期の日本公演を含むカットされたシーンいくつかがあり、ライブエイドのシーンも完全版があるようだから今からBD発売が楽しみである!(絶対入れろよな!)
(賛辞書くときりないのでこの辺で)
♪エ〜〜〜〜オ!
やっぱクイーンってエンターテイナーだわ
映画館で観るべき映画
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