ボヘミアン・ラプソディのレビュー・感想・評価
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天才なんだな
ウソが多くて入り込めない
クイーンを知っている人にとっては時系列や史実と異なるエピソードが多く、それが気になって話に入り込めない。
ラミ・マレクの演技が不自然。入れ歯のせいか表情が硬く、いかにも作り物っぽい。最初の方はそうでもなかったけど、途中からどんどん気になった。
ライブエイドのシーンでも、実際のフレディはもっとリラックスしているのに、まるで薬でも決めているかのように瞳孔が開いていて、理由が分からない。口パク感ありありで違和感が拭えないし。
さらに、ライブエイドのシーンでWe Will Rock Youを省いたのはなぜ?魂に響き渡るのは事実だが、21分じゃないですよね?10数分しかないので虚偽の宣伝ですよね。
なぜフレディ・マーキュリーの物語なのにブライアン・メイが半分位あるのか?初のアメリカツアーで実際にはまだ未発表のFat Bottomed Girls?意味が分からない。Seven Seas of Ryeでよくね?
LiarやOgre Battleでもいい。どうしてもブライアン作ならせめてBrighton Rockだよね?
本作品はノンフィクションではないので、そうした要素を気にし過ぎる必要はないと知りつつ、やはり物語に入り込む邪魔になりました。
多分、クイーンを知らない人の方が素直に楽しめると思います。
尤も、Hammer to Fallで鳥肌が立ちましたし、ねこたちがかわいかったです。 それらを加味して、3点としました。
日本で人気の理由とは?
クイーンの音楽に酔いしれる🎵
クイーンの事を知らなくても見応えある
音楽は素晴らしい。
クィーンがとりたてて好きというわけではないが、ライブ・エイドの「We Are the Champion」のシーンは身が震えた。
ブライアン・メイやロジャー・テイラーが製作に参加しているとはいえ、死人に口なし状態での撮影には、少し納得しがたいものがある。
それでも「We Are the Champion」に身が震えるのは、音楽の力であろう。
音楽に力があるのは、たぶん多くの人が知っていることだと思うが、そこに頼りすぎている作劇であったとも思う。
製作時のごたごたを思うと、ひょっとしたら違う形の完成形があったのかもと思う。
ブライアン・シンガーが監督としてクレジットされているが、今回のこの大ヒットは誰の功績と判断すればいいのだろう。
そんなことばかり考えている。
音楽、伝記、何よりも映画として
自分が初めてQueenを知った時、彼らを聴くには、それなりの勇気が必要だった。
その音楽を聴く者は、その音楽を十分に理解し、それを語ることができなければならなかった。
それは、その前後に登場した様々なロックの「分野」を十分に凌駕する理論を構築し武装していなければならなかった。
だからKiller Queenを理解できる小学生はいなかった。
Bohemian Rhapsody、これもそうだ、理解するにはせめて中学生はならなくてはいけない。しかし、それを理解できるのは、意識の高い連中だけだった。
自分が理解できたのはWe Will Rock You、We Are the Championsがようやくだった。
いや正直に告白するなら、当時はBicycle Race、そして時間がたってからはRadio Ga Gaくらいがついていける程度の頭しかない自分にとって、Queenは別物だった。
だから、Queenは、当時の通俗音楽からすれば不可知なもののイコンであり、フレディはおそらくはその後の時代に通じる不透明性のイコンであったろう。
後日知ることになる彼の死因は、同時代における思想性をフーコーとともに告げていたのだ。
自分がQueenを改めて知った時、彼らを聴くには、Queerの理解が必要だった。
MTV真っ盛りの時代、 I Want To Break FreeはQueerそのものだった。フレディは、かのものがフレディであるということビジュアルで示したのだった。
メイもディーコンもティーラーも、その時代の要請を受け入れたのかもしれない。Queen=Queerだと。
そう、
Queenは、音楽においてはQueerであり続けた。それが彼らのQueenだった!
映画の話をしよう。
85年、自分は大学生だった。
LiveAidのQueenの出演は知っていても、それは当時の「MTV」を席巻してた連中とは比べようがないものだった、正直、過去のグループだ。そう。過去のグループなのだ。自分よりも、年齢が行き、そして新しい音楽に馴染めない連中の「連中」だったのだ・・・。
再現性・・。
音楽の総指揮がブライアン・メイとロジャー・テイラーだからか、音楽の映画としては、それは十分だっただろう。昔を思い出して懐かしさに耽ることはできた。
伝記映画としては、それで十分だっただろうか。
フレディの何が描ききれていただろうか。
性的マイノリティということだろうか。
音楽的な秀逸性ということだろうか。
それとも、人間としての凡庸さだろうか。
まさか、伝説化された姿を見せつけるわけでもあるまいし。
だから、
総合的に、映画として楽しめただろうか。
そう
QueerであるQueenを「物語」に回収してしまう危険性がこの映画にはあったのではないか。
自分は、フレディの単一的なストーリーを知りたかったわけではない。
Queenの背後の歴史が知りたかったわけではない。
Queenにもフレディ自身自身にも、その背後にあった「回収されない」歴史が見えてこなかった。
2時間じゃ足りない
バンド結成から世界的に売れるまで、あっという間の出来事のように描かれてたけど、下積み時代はなかったんだろうか?フレディは最初からあんなに自信家だったんだろうか?…なんて思ったけど、映画のメインはそこじゃなかった。
結婚してから自分の本当のセクシュアリティに気付き、人知れず孤独に苛まれ、家族であるバンドでも孤立してしまう、天才フレディの物語。そして病を抱えた身で戻りたいと願った彼が、再び仲間に受け入れられ実現したライブ・エイドの圧巻のステージ。
見終わって思ったのは、「135分じゃ足りない」。
もちろん、QUEENのすべてを描こうと思ったら、一つの映画にまとめるにはあまりにスケールが大きすぎる。
だけど、もっとバンドとして色んな苦労や、4人それぞれの物語があったはず…そう思うのは、この映画を見たからだ。ストーリーが薄いとかいう批評もあるけど、曲しか知らない人たちの入り口としてはシンプルにして正解だと私は思う。
観るなら絶対IMAX!!
最高。
音がいい
queen知らなかったですが
クイーンて
クイーンのネームバリューに頼り切った映画
流す曲数を減らしてでも物語として掘り下げるべきところがあったんじゃないのか。
こんなことがありました、誰かがこんなことを言いましたってのをシーンとして挟んでいるだけ、って思ってしまうくらい構成が悪い。
金がかかっているからそれなりのモノが出来ているけれど、それなりでしかない。
だからライブシーン当然も “それなり”。俳優の演技は素晴らしいのにそれさえも、”それなり”に薄まってしまったのはなんでだよ。
最後のライブにしたってステージをずっと見せるべきで突然お茶の間の音声や、バーの音声に切り替わったりすると気持ちが途切れるじゃないか。
音楽がいいのは当たり前。
だからこの映画はクイーンのネームバリューに頼り切っただけの作品。
放心状態からの無
映画が良いんじゃなくてクイーンが良いだけじゃ?
家族愛、友情を超えた愛が溢れたストーリー
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