ボヘミアン・ラプソディのレビュー・感想・評価
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QUEENのゴージャスな雰囲気が足りなかったかな
見終わってしまえば涙腺緩まず仕舞いで、なんでだろう。
4人ともそっくりに演じているのだが、なんか違和感があり、なんだろうと考えたところ、彼らの最大の特徴であるゴージャスな雰囲気が感じられなかったことだと納得した。
それでも退屈することなく程よい時間だった。
エンドロールで本家登場となり、誰一人退出する事なく最後まで見入っていたが、特に拍手が始まるような事はなかった。
ただ興奮覚めやらず、自宅に戻り、74年のライブアルバム取り出して、聴き入っていました。
泣かせやがる
クイーンには、それほど思い入れもなく、
(いや、高校生の頃、やたら聴いてたじゃないか)
このタイミングでこういう映画が作られるのは謎ですが、
予告編の時点でかなり気になっていたので
早めに観に行きました。
役者陣が似ているのがとにかくウケましたが、
ゆえに、
あの自分が聴いた時期の気持ちにも戻れた気がしたんですね。
どこまでが脚色された部分かは知らないですが、
デカくなっていくバンドが抱えるであろう、ジレンマに絡みとられていく様、
その入りかたもこの時間内で不自然な描写はありませんでした。
クイーンのバンドサウンドが、映画館ならではの音量で
迫ってくるのが、そこのみでもはや感動的なんですね。
ラスト、ライブエイドのライブシーンでは、
滝のように流れる涙をおさえることができませんでした。
私はリアルタイムで、あのライブをテレビで見ていたのです。
パブで、客席で、共に歌い踊る人々を挟むのもかなりグッときました。
クイーンの曲、今聴いても、みんなこうだろう?
フレディに煽られているようです。
たまらずサントラのCDを購入してしまいました。
字幕にしっかり歌詞も出ますが、
かつて聴いていた時期にもっと意識して聴くべきでした。
フレディのみならず、クイーンの音楽に触れるであろう人々が
誰でも抱える痛みツラみを、打ち破ろうとする熱い歌詞に満ちています。
はい、Blu-ray購入確定(ΦωΦ)です。
説明なんて要らない。涙腺崩壊させられた!
「自分」をそのまま受け入れる姿に…
ラストのライブエイド・ステージの素晴らしさは言うまでもありませんが、当時すでに過去のヒット曲であったはずの名曲たちの歌詞が、さまざまな困難を乗り越えることになったフレディやクイーンの歴史を予見しているかのような含蓄を持っていることが、あまりにも天才的だと感じました。
歯が出た容姿、移民としてイギリスで暮らしてきたこと、バイセクシャル(ゲイ)であること、そしてHIV感染者であることへの差別や偏見を、粋がったり、強がったり、自分を誇示したり、享楽に身を任せたりすることで、乗り越えようとすればするほど、どんどん孤独の淵に追いやられ、多くのものをなくしていったフレディ。そんな彼が自らのすべてを受け入れ、自分を開き、まわりからの理解も広がったことで、安息を手にしていった物語だと解しました。
かつてはクイーンの熱心なリスナーだった私でしたが、ロック史の変化の中で、無責任な批評家にも翻弄され、いつしか彼らの音楽に距離を置き、”古いロック、かっこ悪いバンド”と勝手にレッテルを貼るようになっていました。当時の彼らの苦悩や葛藤を、想像はしつつも見ようとしてこなかった自分のことを省みることしきりでした。
50代半ばの私は、自らのこれまでを振り返り、目を開かされ、共感させられ、溢れ続ける涙を止めることができませんでした。そんな私にとっては記憶に残り続けるであろう傑作ですが、彼らに思い入れのない方は、もっとシンプルに感動できると思います。
ド迫力!
数週ぶりの辻堂の関東№2IMAXにて家族3人で。
まずもって素晴らしい完成度。主演のラミ・マレックはフレディ・マーキュリーにしか見えなくなってくるし、ブライアン・メイなんてそっくり。作劇としてもスタンダードながら彼らと彼等の音楽の魅力を余すところなく伝えてくれる。
そうしてその中で描かれるのは、フレディという稀代の才能と、彼の深い孤独…
自身の性的指向との葛藤とそこから始まる孤独、そして孤独が深ければ深いほどステージ上では観客と強く結ばれる矛盾、そしてまたそれが更なる孤独をもたらす循環…
『リトルガール・ブルー』を観てジャニスもまたそうであったと知った。フレディがジャニスと違ってエイズに殺されるまで兎にも角にも生き延びたのは、Queenという家族がいたからなんだろうな。
しかしここの視界いっぱいのIMAXで観ると、ライブシーンなどはド迫力ですよ。劇場でやってるうちに是非。
音だけで感動の涙が出てきました。
魂が震える。これを傑作と呼ばずに何と呼ぶ!
QUEENの楽曲が映画館の環境で満喫できる。
さらに映画のつくりのおかげでまるでその場に居るかのように感じられる。
本当に、ほんとうに感謝感動させられましたね。
映画でこれだけの気持ちになれるのだから、ライブでもし生で観ることができていたなら、、、オリジナルメンバーでのQUEENをリアルタイムを体感できなかった世代なので、彼らの偉大さとフレディを失った無念さを身をもって感じさせられました。
伝記といいつつ"映画"の世界だから、どこまでが真実でどこまでが創作かはわからない。
ただ、ひとつ言えることは映画の中でのことがすべて真実だったら、ライブ・エイドのセトリをはじめ、彼らの足跡には涙が止まらない、ということ。
これぞまさに"ロック"ですよね。まともな音楽を聴かずに育たざるを得なかった10代20代にこそぜひ観て欲しい、本当にいい音楽を知って欲しいと思いました。
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(´- `).oO(メアリー役の女の子があの"シング・ストリート"のラフィーナだったとは!「音楽映画」「傑作」についでこんな共通要素が、、。青春音楽映画の傑作なので、観たことない方はぜひ観て欲しいです。そして彼女の今後の活躍を願ってやみません。)
感謝の言葉しか思いつきません(2018.11.15追記)
皆さまのレビューでもう充分、この映画の素晴らしさが伝わってくるので、ひとことお礼だけ言わせていただきます。
音楽とかロックのことが何も分かってない私のような人間にも、至福の時間を味わう機会を与えてくれたブライアン・シンガー監督を始めとした映画関係者の皆様、そしてクイーンのメンバーとそれを支えた全ての人びとに、本当にありがとうございます、と申し上げます。
(追記)
この感動をなんとか言葉にできないか考え続けましたが、無理でした。
ひとつだけ、もしかしたら近いかもしれないと思ったのは、臨死体験者の次のような感覚です。
『ただ、光(あり得ないほどの輝きなのに眩しくは感じない)とこの上ない多幸感に包まれて、永遠の穏やかさに満たされたような感覚でした』
終始号泣です
懐かしさと切なさで心が震える
伝説
わたしはQueenを知らない
Queenの曲、聴いたことある。くらいの程度。でも、とても引き込まれました。
耳に残る誰もが知ってる曲たち、フレディが天才なんだと思ってた。
でも、違う。
フレディの奇才ぶりについていき、一緒にQueenを作り上げたメンバーもまた天才。
お父さんと抱き合ったシーン
ライブエイドのパフォーマンスは感動しました。
後からQueenの写真をネットで見たけど、そっくりやん!!すごい!!
『堪らなくなり観賞。感激と感謝!』
感慨
Queenと共に青春を送り、結婚、子育ての時期、苦しい時、病める時もいつも思えばQueenを聞いていた。
そんな自分が昨日一緒に観たのは息子とだった。
息子はファンではない、寧ろずっと聞きすぎて(聞かされすぎて)子供の頃はアンチに近かったと言っていた。
でも昨日は一緒に行くという、映画を子供と見ること自体が久々だった。
ど頭から号泣。
そんな自分には映画としてどうだったのか冷静な判断などできるはずもないだろうが
鑑賞後、息子もまた涙したと言っていた。
あの初めてQueenを聞いて夢中になった日に、夢にも思わなかった。
自分の子供とフレディーの声を聞き涙する日が来ることなんて。
ただただ映画が完成しそれを観る事ができたことが嬉しい。
生きていく力になりました。良かったです。
一緒に生きてみたかった
クリーン
とにかく観て
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