ボヘミアン・ラプソディのレビュー・感想・評価
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5時間あっても良い。もっと聞きたかった。
会社を出る時、エラく気分が弾けてしまい浮き浮きしてる事に気付いた。どうせ見るなら爆音でと我慢した一週間が長かったが、待った甲斐はあった!
Brighton rockとKeep yourself aliveが初めてのQueenだったと思う。中2の時です。一発でブライアン・メイは私のアイドルになりました。当初、フレディは正直キモかったが、March of the Black QUEENにノックアウトされた。たたみかける様な早口で、you can be my sugar baby. you can be my honey chile.とか、I'll be your ba(e)d boyとかカッコ良過ぎて、妖し過ぎて、乗れ過ぎて、痺れまくり。懐かしい。オペラ座が売れまくり大衆スター化した辺りから熱が冷め始めましたが、間違いなくフレディは人生最高のアイドルだった。
そのうち、Somebody to loveとかカッコ良くカラオケで歌ってやろうと密かに企んでるが、現実的には無理。絶対無理。フレディみたいに歌い上げられたら、どんなに気持ちいいだろうか、って思う。
映画としては。。。
ダメだ。冷静に見れない。5時間でも良い。もっと聞きたかったし、別れたくなかったです。
開演前、樋口Pの挨拶あり。豪雨災害をお見舞い頂きました。ありがとうございました。
追記
鑑賞から一晩開けたので冷静に思い返してみると。「分かれ道」を象徴していた、あの場面が忘れられません。
糸電話でも届きそうな距離にある「窓」を見上げながら、受話器を握るフレディ。窓のあっち側には運命の彼女が居る。「一緒にライトを点滅させよう、乾杯しよう」。今日、付き合いだしたばかりの女みたいなことを言う、乙女メンタル。Hello Goodbyeなのに。可愛そうなくらいに初心なフレディを描いたあの場面が、脳裏から消えません。愛されていると実感できるものを欲してやまないフレディの心は、きっと隙だらけだったんだと思う。
Queenの音楽だけではない。フレディ・マーキュリーと言う男を愛する者が、世界中にどれだけ居たことか。彼は理解していたのだろうかと思うと、やっぱり切なく、やるせない気持ちになってしまったシーンでした。
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二回目鑑賞後追記
98年サッカーワールドカップ、フランス大会は地元フランスの優勝で幕を閉じました。決勝戦後、スタジアムに流れたのは、We are the champions。皆んなで歌っている姿に涙した。あの時、サッカーの感動以上の感情が湧き上がって来た事は、自分でも分かった。「フレディは今も皆んなの心の中に居て歌っている」。
映画冒頭の、Somebody to love で既に涙が溢れて来る理由が、やっと分かった。劇場に入る前から、私達はフレディに感情移入している。バンドの物語を知っている。Queenに会いに来ただけだと、分かっているからだ。
Somebody to love のギターソロがカット編集されているトコロで我に返ったが、あの編集が無かったら。。。どっちみち、ボロ泣きしたから同じことか!
やはり、何度見ても、純粋に「映画」として見ることは 不可能だと確信しました。
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忘れないうちに。
Can anybody find me somebody to love で始まった映画本編は、We are the champions my friends で終わります。自分が何を欲しているかさえ見失っていたフレディが、勝利者を名乗れるくらい揺るぎない境地に辿り着く、「友」と共に。
友達。本当の自分を曝け出すこと。死と向き合うこと。価値のある生を見出すためにフレディに必要だったもの。この映画は本当に、彼への鎮魂なんだと思う。
クィーン、全く知らないけど
これは素晴らしい映画でした。 でも映画館、そしてIMAXで観なけれ...
フレディがあまり似ていないけど……
“孤独”の描き方
20190728 4度目をドルビーシネマにて鑑賞。
この作品には、QUEENの楽曲、本人と見分けのつかないような演者たちの演技など、評価点はたくさんある。
ただ、個人的にこの作品の突出点は
「“孤独”の描き方」の素晴らしさだと感じる。
普通、人気者の失恋や敗北、孤独など、一種の弱みを演じる作品の場合、
観客からすると現実味が無くなったり、あり得ないなと疑念が少しばかり生まれたりするものが多い。
この作品も軸は同じはず。
だが、なぜか疑念といったものは微塵も感じなかった。
孤独=闇を押し退けようとするもできず、もどかしさを感じるフレディの演技。
孤独を表す一つ一つの描写が、驚くほど現実に近く、嫌でも自分と照らしてしまう。
圧巻だ。
しばらくクイーンのアカペラ聴き続けそう
何気に親しんだ曲
疲れたサラリーマンに最高のご褒美でした
中学の頃クイーンのボヘミアンラプソディーに衝撃を受けて早30年。仕事でくたびれた私には何よりもの滋養強壮剤になりました。
フレディの葛藤や人間ドラマ的なところも凄く良かったですが、何より音楽って楽しい!を体感しました。リアルタイムでもっともっと、ゴージャスでロックなフレディの歌、コクのあるフレディの声に絡みつくカラッとしたブライアンのギター、ロジャーのやんちゃなドラム、何事にも動じない淡々としてるジョン、観たかった聴きたかったです!これぞライブ!ライブパフォーマンス!を沢山の人に見て欲しいです!
エンドロールまでしっかり見ました
洋楽を聞くと言ったらカーペンターズやエルトンジョン程度だったころ、FM放送から流れてきたオペラティックな勇壮なボヘミアンラプソディーに心を掴まれ、4枚目のアルバム、オペラ座の夜から始まり、ライブキラーズぐらいまでは聞いていたと思うが、その後は音楽の趣味が代わり気にもしていなかったが、1991年のフレディーの訃報にはさすがに驚いた。
そのフレディーマーキュリーの自叙伝的な映画が出来上がったということで早速封切の翌日に期待を膨らませて映画館へ足を運んだ。
4人のメンバーは顔はよく似ていて雰囲気も真似て良くできてるなと思っていたが、主役の喋り口調がガム噛みながらしゃべっているみたいではっきり言って不快極まりなかった。
ストーリーも確かにバイセクシャルということは周知の沙汰なのだが、そういうのって慣れていないので、大きなスクリーンで男同士がキスするのは気持ちの良いものではなかった。
とは言え、評判が良かった最後のライブエイドの再現までは退屈せず見続けることが出来たが、このライブエイドの再現は、Queenの本物のパフォーマンスに叶うわけもなく、何のために20分もこの映像を作ったんだろうと疑問に思う。
最後まで見終えて、エンドロールとなったところで、本物のクイーンの映像がバックに流れ出すと、客はだれ一人立つことなく見入っている。
もうこれで今までの2時間が所詮作り物でしかないと吹っ飛んじゃったって感じ。
結局家にさっさと帰り、本物のライブ映像のDVDを見直してしまいました。
フレディーマーキュリーに思い入れもあまりなく、一人の若いミュージシャンのサクセスストーリーとしてとらえて見られる方ならば楽しめると思いますが、まあ、見て悪くはなかったとは思います。
ラストのライブに感動
期待通りの圧巻!
皆さんのレビューがとても良いので、劇場で観てきました!
クイーンの曲は元々好きだし、Apple Musicで聴いたりしているけど、その経歴については何も知らなかった。
ミュージシャンとしてはわりとトントン拍子だったかもしれない。
でもその背景にあったのは彼の“孤独感”。
信頼してた人からの裏切り。
大切に思っている彼女も離れていき。
自分でコントロールできない感情に押しつぶされそうになり。
でも最後には家族と言えるクイーンのメンバーとも再結束でき、マリーとも支え合える友達に、彼氏とも幸せに暮らし、きっと幸せな最期を迎えられたんだなぁと感じられ本当に良かった。
ライブエイドの演出には感動しすぎてゾクゾクしてしった。
若くしてこの世からいなくなってしまったのは、本当に惜しいくらい素晴らしい才能を持った人だな。
でもエイズになってしまったからこその、彼の最期の生き方、エイズの人たちへの支援が生まれたのだから、無駄なことなんて何もないんだと心から思う。
運命には逆らえないからこそ、彼のように今を精一杯生きたい。
映画館のための映画
Queenの曲はよく耳にするがメンバーの中の誰一人知りませんでした。
フレディ・マーキュリーがQueenのボーカルなこともこの映画で初めて知ったくらいです。
そんな人間でもQueenがどれくらい凄いのかやその凄さに隠れた伝記をこの映画を通して知ることが出来ます。
なんの前知識もなく観た映画でしたがとにかく曲がいいのでよく分からなくても泣いたりワクワクしたりすることが出来ました。
この曲を作った時にはこんなストーリーがあったのかあと感慨深くもなりました。
フレディとメアリーの友情は切なくメアリーの気持ちに胸を痛めたりフレディの不安定さに共感したりすごく良かったです。
この作品は本当に映画館で見るべき映画のお手本のようなものだと思います。特に最後の部分のシーンはぜひ大迫力音響ばっちりな空間であればあるほどさらに楽しめるシーンでした。
最後に、フレディ・マーキュリーは髭のある人が好みなのかあって思いました。
あとベン・ハーディ演じるロジャー・テイラーが終始かっこよすぎてときめき祭りでした。
15億人の1人だったことが誇り!
ライブエイド、どストライク世代だったけど、クイーンはブレイクフリーのキワモノPVでちょっと苦手でした。当時はデュランデュラン、カルチャークラブ、マドンナ…みたいなビジュアル重視のスターが次々とヒット曲を出してた時代、ロジャーと言ったら、女子にとってはデュランデュランの方を指したものです。
もちろん、バンドエイド、U.S.A. for Africaに感動したクチ、DVDも買いましたが、全部を観ないまま30年以上経ってしまった、ゆとりのない半生を後悔してます。バタバタしてるうちに、フレディは亡くなり、マイケル、プリンス、デビッド・ボウイ、ホイットニー、ジョージマイケル…当時のスターがどんどん亡くなりました。
長い能書きになりましたが、後半の私の涙は、そんなスター達に会えなかった後悔(プリンスとワムのライブには行きましたが)と、あんな風に熱い想いでロックを聴いていた青春時代へのノスタルジーと、すっかり年は取ったけど、あの時の熱い時代に戻れた嬉しさ…とにかく色んな気持ちがないまぜになって、いつのまにか泣いていました。
フレディはちょっとデビュー当時のプリンス寄りだったけど、クイーンのメンバーも、ボブゲルドフもそっくり、ウェンブリーの観客をなめるようなカメラワークまで、ずっとずっと興奮させてくれました。135分じゃ足りない!5時間でも観たかった、そんなすごい映画でした。
フレディに会いたかった…。
追記:
コロナ禍直前のクイーンの来日公演に行き、フレディ亡き後もまだ若かりしクイーンと合唱できた感動と、アダムランバートのフレディに対する敬意をひしひしと実感して、涙が止まりませんでした。
ブライアンもロジャーもめっちゃカッコよかったし、歌が上手かったし、彼らが現役なのも、心の底から嬉しかったです。
そして、2021年6月、地上波初登場で3度目の鑑賞…。覚えていたつもりだったけど、改めて細かい伏線の発見とか、泣きながらボヘミアンラプソディを書き上げるシーンとか、胸熱な場面が増えてました。
それでもやっぱりライブエイドの再現は何度見ても最高過ぎます。完成してくれてありがとう。
フレディの側にいます
感動を誘う映画
素晴らしい映画でした。クイーンというよりフレディー・マーキュリーの半生を描いた映画なんですが、でも映画を観て分かりました。フレディー=クイーンであってフレディーあってのクイーン、クイーンあってのフレディーと、切っても切れない家族よような存在ということがテーマに描かれています。ラストのライヴシーンは感動ものです。大の大人が不覚にも涙を流してしまうほどでした。
ただ唯一残念だったのは、私がクイーンの楽曲の中で最も好きな「I was born to love you」がライヴシーンで流れなかったことぐらいかな。確か劇中ではフレディーがピアノで少しだけ奏でいた気がします。しかしながら、それを差し引いたとしても星5 の評価したいと思います。
まさか泣くとは。
歌は上手かった!!
役者の歌は上手いですが、つまらなかったです。ごく普通の伝記映画だという印象でした。彼女とラブラブで凄く大事にしていたのにゲイになったり、セックスシーンが全然出てこないのにエイズになったり、察しろという場面が余りにも多くて雑に感じました。表面的で薄っぺらく、歌詞の激しい内容とはちぐはぐで、ラストのステージも盛り上がりませんでした。ラストの観客はコピペ感がして、最前列の人々は目の前にそびえ立つ黒い壁しかなくて雑でした。歌が上手く、有名曲をそれぞれ思い付いていくシーンは良かったですが、型破りで男らしいというよりは、生涯イキり続けて自爆している感じが共感できませんでした。
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