ボヘミアン・ラプソディのレビュー・感想・評価
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エンドロールまでしっかり見ました
洋楽を聞くと言ったらカーペンターズやエルトンジョン程度だったころ、FM放送から流れてきたオペラティックな勇壮なボヘミアンラプソディーに心を掴まれ、4枚目のアルバム、オペラ座の夜から始まり、ライブキラーズぐらいまでは聞いていたと思うが、その後は音楽の趣味が代わり気にもしていなかったが、1991年のフレディーの訃報にはさすがに驚いた。
そのフレディーマーキュリーの自叙伝的な映画が出来上がったということで早速封切の翌日に期待を膨らませて映画館へ足を運んだ。
4人のメンバーは顔はよく似ていて雰囲気も真似て良くできてるなと思っていたが、主役の喋り口調がガム噛みながらしゃべっているみたいではっきり言って不快極まりなかった。
ストーリーも確かにバイセクシャルということは周知の沙汰なのだが、そういうのって慣れていないので、大きなスクリーンで男同士がキスするのは気持ちの良いものではなかった。
とは言え、評判が良かった最後のライブエイドの再現までは退屈せず見続けることが出来たが、このライブエイドの再現は、Queenの本物のパフォーマンスに叶うわけもなく、何のために20分もこの映像を作ったんだろうと疑問に思う。
最後まで見終えて、エンドロールとなったところで、本物のクイーンの映像がバックに流れ出すと、客はだれ一人立つことなく見入っている。
もうこれで今までの2時間が所詮作り物でしかないと吹っ飛んじゃったって感じ。
結局家にさっさと帰り、本物のライブ映像のDVDを見直してしまいました。
フレディーマーキュリーに思い入れもあまりなく、一人の若いミュージシャンのサクセスストーリーとしてとらえて見られる方ならば楽しめると思いますが、まあ、見て悪くはなかったとは思います。
ラストのライブに感動
ラミマレックの演技、フレディのステップとか細かい所が凄く似ていてクオリティが高くてすごく良かった。あの名曲はこのように生まれたんだ!私の好きなバイシクルレースの秘話も観たかったわ。それにフレディが孤独だったなんて !
ラストのライブは歌声に感動し涙が溢れました。私も心の中で熱唱してました。
エンドロール中に誰一人席を立たなかった、さすが。
期待通りの圧巻!
皆さんのレビューがとても良いので、劇場で観てきました!
クイーンの曲は元々好きだし、Apple Musicで聴いたりしているけど、その経歴については何も知らなかった。
ミュージシャンとしてはわりとトントン拍子だったかもしれない。
でもその背景にあったのは彼の“孤独感”。
信頼してた人からの裏切り。
大切に思っている彼女も離れていき。
自分でコントロールできない感情に押しつぶされそうになり。
でも最後には家族と言えるクイーンのメンバーとも再結束でき、マリーとも支え合える友達に、彼氏とも幸せに暮らし、きっと幸せな最期を迎えられたんだなぁと感じられ本当に良かった。
ライブエイドの演出には感動しすぎてゾクゾクしてしった。
若くしてこの世からいなくなってしまったのは、本当に惜しいくらい素晴らしい才能を持った人だな。
でもエイズになってしまったからこその、彼の最期の生き方、エイズの人たちへの支援が生まれたのだから、無駄なことなんて何もないんだと心から思う。
運命には逆らえないからこそ、彼のように今を精一杯生きたい。
映画館のための映画
Queenの曲はよく耳にするがメンバーの中の誰一人知りませんでした。
フレディ・マーキュリーがQueenのボーカルなこともこの映画で初めて知ったくらいです。
そんな人間でもQueenがどれくらい凄いのかやその凄さに隠れた伝記をこの映画を通して知ることが出来ます。
なんの前知識もなく観た映画でしたがとにかく曲がいいのでよく分からなくても泣いたりワクワクしたりすることが出来ました。
この曲を作った時にはこんなストーリーがあったのかあと感慨深くもなりました。
フレディとメアリーの友情は切なくメアリーの気持ちに胸を痛めたりフレディの不安定さに共感したりすごく良かったです。
この作品は本当に映画館で見るべき映画のお手本のようなものだと思います。特に最後の部分のシーンはぜひ大迫力音響ばっちりな空間であればあるほどさらに楽しめるシーンでした。
最後に、フレディ・マーキュリーは髭のある人が好みなのかあって思いました。
あとベン・ハーディ演じるロジャー・テイラーが終始かっこよすぎてときめき祭りでした。
15億人の1人だったことが誇り!
ライブエイド、どストライク世代だったけど、クイーンはブレイクフリーのキワモノPVでちょっと苦手でした。当時はデュランデュラン、カルチャークラブ、マドンナ…みたいなビジュアル重視のスターが次々とヒット曲を出してた時代、ロジャーと言ったら、女子にとってはデュランデュランの方を指したものです。
もちろん、バンドエイド、U.S.A. for Africaに感動したクチ、DVDも買いましたが、全部を観ないまま30年以上経ってしまった、ゆとりのない半生を後悔してます。バタバタしてるうちに、フレディは亡くなり、マイケル、プリンス、デビッド・ボウイ、ホイットニー、ジョージマイケル…当時のスターがどんどん亡くなりました。
長い能書きになりましたが、後半の私の涙は、そんなスター達に会えなかった後悔(プリンスとワムのライブには行きましたが)と、あんな風に熱い想いでロックを聴いていた青春時代へのノスタルジーと、すっかり年は取ったけど、あの時の熱い時代に戻れた嬉しさ…とにかく色んな気持ちがないまぜになって、いつのまにか泣いていました。
フレディはちょっとデビュー当時のプリンス寄りだったけど、クイーンのメンバーも、ボブゲルドフもそっくり、ウェンブリーの観客をなめるようなカメラワークまで、ずっとずっと興奮させてくれました。135分じゃ足りない!5時間でも観たかった、そんなすごい映画でした。
フレディに会いたかった…。
追記:
コロナ禍直前のクイーンの来日公演に行き、フレディ亡き後もまだ若かりしクイーンと合唱できた感動と、アダムランバートのフレディに対する敬意をひしひしと実感して、涙が止まりませんでした。
ブライアンもロジャーもめっちゃカッコよかったし、歌が上手かったし、彼らが現役なのも、心の底から嬉しかったです。
そして、2021年6月、地上波初登場で3度目の鑑賞…。覚えていたつもりだったけど、改めて細かい伏線の発見とか、泣きながらボヘミアンラプソディを書き上げるシーンとか、胸熱な場面が増えてました。
それでもやっぱりライブエイドの再現は何度見ても最高過ぎます。完成してくれてありがとう。
フレディの側にいます
フレディのクイーン結成から最期までを描くストーリー。
中学時代にクイーンが好きで、辛いときも悲しいときもクイーンを聞いて乗り越えて来ました。
でも、フレディもとても孤独を感じていたんだなと解りました。多くのファンに囲まれてきたけど、本当に分かり合えた人は少なかった。多くは有名になったフレディを利用しているだけ。
しかしエイズをきっかけに家族としてのクイーンの結束が強まっていき、本当にに満たされていったのかもしれません。
ロンドンのフレディの自宅玄関には今もファンのメッセージがたくさん書き込まれています。私もフレディの側にいます。
感動を誘う映画
素晴らしい映画でした。クイーンというよりフレディー・マーキュリーの半生を描いた映画なんですが、でも映画を観て分かりました。フレディー=クイーンであってフレディーあってのクイーン、クイーンあってのフレディーと、切っても切れない家族よような存在ということがテーマに描かれています。ラストのライヴシーンは感動ものです。大の大人が不覚にも涙を流してしまうほどでした。
ただ唯一残念だったのは、私がクイーンの楽曲の中で最も好きな「I was born to love you」がライヴシーンで流れなかったことぐらいかな。確か劇中ではフレディーがピアノで少しだけ奏でいた気がします。しかしながら、それを差し引いたとしても星5 の評価したいと思います。
まさか泣くとは。
Dolby Atmosで観て来ました。Queenの、独創的な音楽。圧倒的な歌声。高いパフォーマンス🎶 まるで、ライブ会場に居るような臨場感✨ 終わった後、拍手👏が沸き起こったのも納得。もう1回行こうかな😃
歌は上手かった!!
役者の歌は上手いですが、つまらなかったです。ごく普通の伝記映画だという印象でした。彼女とラブラブで凄く大事にしていたのにゲイになったり、セックスシーンが全然出てこないのにエイズになったり、察しろという場面が余りにも多くて雑に感じました。表面的で薄っぺらく、歌詞の激しい内容とはちぐはぐで、ラストのステージも盛り上がりませんでした。ラストの観客はコピペ感がして、最前列の人々は目の前にそびえ立つ黒い壁しかなくて雑でした。歌が上手く、有名曲をそれぞれ思い付いていくシーンは良かったですが、型破りで男らしいというよりは、生涯イキり続けて自爆している感じが共感できませんでした。
クイーンは知らないけれど
よくまとまった作品。
二時間以上が、字幕にもかかわらず疲れなかった。
聞いたことのある曲もあり、この人たちのだったんだ~と♥️
こういう映画、日本にはないよね~
ボヘミアンラプソディー
最高の出来だったと思います。Queenのファン歴は長いのですが役者さんの努力がとても感じられた作品です。若い人から年配までたくさん見に来ていました。もう一度見に行く予定です。
特に最後の方は本人達かと間違えるほど特徴を良く捉えていました。
魂のライブ
クイーンの曲がちょっとでも好きな人なら大満足なんじゃないでしょうか。
もう、最初から最後まで ずーーーっと名曲ばっかり流れる!
周りに人がいない席だったのをいいことに、身体がビート刻みまくり。
ストーリー自体は、世間でよく知られたフレディの物語をちょっぴり映画が映えるように脚色して…そんなに驚くべき真実の暴露や、人間性を曲解するようなものではなく、ごく普通の?クイーンというバンドとフレディ・マーキュリーというアーティストの歩みを描いたものです。
でも、1人の人間の半生と懊悩をじっくりしっかり描いてて…それだけで泣けるのに、やっぱり曲ですよね〜
それまでの鬱憤を全て晴らすようなクライマックスシーンでは、まさに彼の魂に触れた気がしました。
エンドロールの選曲もまた良いんですよ…コレしかないって
チープな感想ですが、感動しました。
サントラ即買いよね🥺💕
音楽映画の難しさ。
その映画に登場するミュージシャンの音楽が優れていれば優れているだけ、その映画の成功は半ば約束されているようなものです。屁理屈をつけるようですが、この映画を観終わった今、映画そのものが良かったのか、と訊かれたなら、「少し違うな」と答えたい気分です。つまり、「クイーンの音楽が、やはり素晴らしいのだ」というのが正直な気分なのです。極論を云えば、メインはあくまで音楽で、映像、脚本は付け足し、みたいなものです。既成の音楽を使用していたので、ミュージカル映画としても、あまり、評価はできないような気がします。まぁ、そうは云っても、ライブエイドでの「伝説のチャンピオン」の歌唱シーンでは、私自身の涙腺が完全に決壊してしまいましたが・・・。欲を云えば、ジョン・ディーコンが作った「マイ・ベスト・フレンド」が聴きたかったです。
今の医療技術をもってすればフレディ・マーキュリーは現在でも生きながらえたかもしれないのに・・・云ってみても詮のないことは百も承知のことですが。かえすがえすも残念なことです。それにしても実際のフレディ・マーキュリーは意外と下顎が長かったのですね。
合掌。
大画面と良質な音響で
フレディ・マーキュリーという人について私が知ることは、ちっとも多くない。
亡くなったニュースが世界中を駆け巡り、多くの人が悼み、嘆き悲しむその人が、Queenのあの独特な個性を溢れさせていた稀有なボーカリストだと気づけるくらいには知っていた。
そして、数年前、彼の生涯を追ったドキュメンタリーをたまたま見て、彼の生涯についていくつかの事を知った。
だから、決してファンと呼べるほどではないし、語れるほど多くも知らない。
でも、ふと思う。
果たして、Queenの曲をどこかで一度も耳にしたことすらない人がどれくらいいるだろうか。
果たして、ジャンル問わず影響を受けてないアーティストがどれくらいいるだろうか。
オープニングのライトに照らし出される20世紀FOXのロゴも、音楽がQueen仕様で、観客はすでにQueenの世界に引き込まれながら映画の幕が上がる。
映画である以上、100%のノンフィクションは有り得ないと分かっているから、描かれていたQueenとフレディがどれだけリアルだったか、どこが創られた部分か、そんなことを思いながら観ていた。
そして、映画の尺の中に納める以上、全ては描ききれなくて当然だとは分かっていても、Queenが世に出ることも、長く活動している間に起きただろう数々の出来事もずいぶんあっさり描かれているようにも見えた。
それでも。
胸に、響いた。
胸が、詰まった。
Queenだけが持つ、彼らのそれぞれの才能がぶつかり合って生み出される作品たち。
ほんの少しとはいえ、映画で描かれるその過程。
どうしてQueenが世界中の人たちを魅了し、唯一無二の存在として、今なお君臨するのか、その理由が垣間見える。
そして、最後の恋人と言われるジム・ハットンのことは知っていたけれど、メアリーに関してはあまり知らなくて。
フレディとメアリーの、いつしか恋愛を越えた愛情と絆、それが時にあまりにもすばらしく、時にあまりにも切なく、見ていて胸が苦しくなった。
紆余曲折はあったけれど、フレディには、メアリーや仲間たちやジム、例えば映画では、ソロとして進もうとしたことで、道を誤りかけた彼を引き戻してくれ、受け入れてくれた人たちがいる。フレディは決して独りではない、はずだ。それなのに、劇中のフレディを見ていると、なぜあんなにも孤独を強く感じるのだろう。
なぜ、それが辛くて、胸にこたえて、泣けてくるのだろう。
そして。
ラスト21分、コピーにも書かれている、魂に響くラスト21分。
本当に魂に響きすぎて、ずっと泣きそうだった。
大画面と良質な音響のおかげもあり、臨場感とともに、そのライブにいるように感じ、アーティストと会場がともに作り出すあの独特の空間と雰囲気と色が身近に感じられるようだった。特にQueenのライブは、コール&レスポンスや観客たちの自然な参加で、一体感の強いライブだから余計かもしれない。
そして、心を揺さぶる何かを目に、耳に、感じ取った時特有の、あの胸が詰まって堪らなくなる感じに襲われ続けた。
そこに、フレディが、目に焼き付けようとでもするかのように、会場とメンバーを何ともいえない表情で見渡すもんだから、完全にやられた。
にもかかわらず、その直後にエンドロールが始まり、ふと気づけば、フレディはこの世を去ってしまった後の現実だ。なんてこった。
映画が終わり、一瞬で画面は暗くなり、劇場は明るくなり、一気に静寂に包まれる。
さっきまでの孤独と感動を引きずった心にその静寂が痛かった。
フレディ・マーキュリーは、こんな形ですら人々を魅了するんだな。
そして、ラミ・マレック、やはり凄い俳優さんだ。
新しい解釈としてのボヘミアン・ラプソディ
正直、あまり期待せずに劇場に。
もちろんオンタイムでクイーンのファンでしたが、、、。
「ボヘミアン・ラプソディ」は、ずっと「父殺し」の意味を持つ楽曲だと解釈していました~後半に行くに従って、浮き彫りになっていくフレディ個人の痛々しいまでの寂寥感が、楽曲の歌詞に折り重なっていく様がエモーショナルに迫って来て、最後の大ステージは涙なくして観ていられませんでした。共に唄いかけ踊り出して来そうになり、観終わった後はそこに居る誰かとハグしたい衝動に駆られました。日本の観客は冷静だったのですが、英国などではどうだったんでしょう。
マイノリティとしての彼の生死と孤独、そして「再生」の物語として、よく出来ていたクレジットでした。また俳優ファンとしては、ディーコン役のジョセフ・マゼロ出演は嬉しかったです。
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