ボヘミアン・ラプソディのレビュー・感想・評価
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演技に感動
フレディーが似てないとか、その他フィクションだ!とか言われているけど、ブライアン・メイの「これは伝記ではない」の言葉が全てではないのか・・・。サングラスを掛けたらソックリだし、ブライアンは段々ブライアンに見えてきたし、ロジャーは本人より綺麗(笑)動きや仕草はさすが!って思えましたよ。ライブエイドをテレビで観てビデオにも録画したが、当時のQUEENの動きを忠実に、そして観客のノリもかなり再現されています。当時、私が一番好きだった曲が劇中で流れず、あれ?何で?と思いましたが・・・泣きました!最後までご覧くださいね!
分かったのはクイーンの凄さ
1年近く前だったか、映画館で予告を観たときには、単純にクイーンの音楽にどっぷりと浸る楽しみを期待した。
ここ1か月の間に、ほぼ社会現象と言っても過言ではないほどの騒ぎになり、その熱狂ぶりに若干の違和感を覚えつつ、クリスマスイブの夜に遅まきながら映画館へと足を運んだ。
観て感じたことは、クイーンは凄い!の一言。
いっぽうで、フレディー・マーキュリーの人物像には若干の違和感を覚えた。
彼はあそこまで尊大な人間だったのかな。もう少し思慮深くて、心が広い人物だったと思うのだけれど。
それにあの入れ歯。あきらかに発音に影響を与えていて、途中で何度も明石家さんまの真似をしている原口あきまさを連想し、興ざめしてしまいそうになった。
圧巻と評判のライブエイドのシーンは、忠実に再現したのだろうけれども、YouTubeで視聴できる本物を観たほうがいい。フレディーの人物造形に対する違和感が、あのステージの再現にも色濃く表れているように思う。
尾崎豊の歌をうたう尾崎豆(分からないかな〜)のようなのだ。
映画としては普通の出来だと思うが、クイーンの音楽はフレディーの性的嗜好とその葛藤だけでは語れない深さがある。
クイーンの音楽は、彼ら四人の関係性と人間性の結晶なのだ。
圧倒的な楽曲と、映画の微妙なチープさが、不思議なギャップを生んで、決してつまらなくはないのだけれど、映画として名作かと言われると、そうでもない感想である。
とにかく、音楽とフレディー本人の人間としての魅力に、虚構の世界がかなわなかった。それに尽きる。
栄光、転落、そして再生
クイーンのボーカリスト、フレディ・マーキュリーの栄光、転落、そして再生の人生を描く。クイーンについてはベストアルバム位しか聴いたことがなくて、メロディが良いっていう印象しかなかったけど、本作を観て、これって凄くロックだなって思った。
ロックかどうかという切り分けは歌詞やサウンドにあるのではなく、「私は何者か」という人生が突き付けてくる問いに真摯に答えることにこそ、あるいはその本質があるのかもしれない。
フレディは自らのセクシュアリティに真摯に向き合い、そこに一つの答えを見出した。セクシュアリティの探求という、ともすればドロドロな営みを本作は綺麗な物語として描き出している。クイーンのアルバムを改めてまたじっくりと聴いてみたいと思う。
涙、しかし笑わされちゃう
まず、音楽に特別興味がない人はまったく面白くないでしょうし、当然だと思います
冒頭の、Live Aidの舞台に上がるフレディの背中が、なんだかフレディが生き返ったみたいに思えて、すでに泣いていました
私は80年あたりから洋楽を聞いてたので、リアルタイムで活動を知っていましたが、特に好きなわけではなく、「すごいバンド」という程度の認識でした
なので詳しいことは知りませんが、当時の記憶を呼び起こされながら見ていました(さすがに曲は知ってました
時系列がかなり前後しているようですが、これはドキュメンタリー映画ではないので、ストーリーとしてまとめるには妥当な脚色だと思います
フレディの、こうありたい自分と現実の自分のギャップ、強いコンプレックスなどから、どんどん荒れていくのはとても心が痛みましたし、Live Aidで再び結束し、歴史に残るパフォーマンスができたのは涙なしでは見ていられませんでした
が、本当にみんな似ていて、特にブライアンとジョン(髪短くなってから特に)がぎょっとするほど本人すぎて、涙を流しつつどうしても笑ってしまいました
後で調べたら、ジム・ハットンなど、周りの人もかなり似てますね
心が痛み、感動し、涙が流れるのですが、同時に笑いもあるという、長い上演時間がまったく気にならない素晴らしい作品だと思います
高校生の時に聞いたCD
映画館で鑑賞。三回泣いた。 冒頭、ライブエイドに向かうところ。何万...
クイーンにあまり詳しくなかったけど、一気に好きになった。歌詞が本当...
ライブステージの再現力は圧巻!
ヒットナンバー誕生の瞬間がスピーディーにテンポ良く描かれるとともに、
アーティスト自身の苦悩の日々と、
マネージメント側の浮き沈みの人間ドラマがリアルに描かれている。
が、何と言ってもこの映画の魅力は、
クライマックスのライブエイドのステージシーンに尽きる!
実際のライブ音源を使っているのだろうか、圧倒的迫力で20分間のステージを再現している。
当時、ライブエイドはテレビ放送で断片的に見ていたが、クイーンのステージは印象になかった。
恐らく見ていないのだろう。
クイーンを見逃していたとは、なんたる不覚!
映画は、本物のテレビ映像よりも接近したカメラで、臨場感は半端ではない。
スタジアムの観客と一緒に喝采を送りたくなる。
とにかく、クイーンをスクリーンに甦らせるために徹底した情熱を注ぎ込まれた映画だと言える。
フレディーがメンバーに詫びて戻る場面以降、胸を打つシーンが連続し 、そしてライブエイドになだれ込む。
まるでスポーツ映画を観ているるように、クライマックスのステージで歌うフレディーを手に汗握って応援していた。
溢れる才能による葛藤と、マイノリティの疎外感と、金と欲求と、愛と友情が描かれつつも、
真のテーマは「クイーンの再現」で、見事に成し遂げている。
ドンドン チャ! ドンドン チャ!
ドンドン チャ! ドンドン チャ!
って言う あの曲が生みだされた瞬間から、ドンドンチャ!の曲が流れたままの、超満員のコンサートのシーン切り替わるとこ鳥肌物でしたスクリーンの中に飛び込み参加したいと思ったの初めて。笑
ラスト20分も臨場感と名曲に感動でした。(泣)
Queenのトリコになる
ストーリーは平凡
フラッシュ!ゴードンが来てれば満点(うそ
もう、このキャスト集めた時点で勝利は確定したも同然だったんじゃないか。彼らの頑張りがものすごい。ものすごいので観るほうもどんどん乗せられてしまう。
で、あたかも楽曲誕生の裏にはかようなエピソードがあったかの如く、内輪のもめごともギスギス感満載であったかの如く、ライブエイドの裏にはあんな「いのちの葛藤」があったかの如く、如く。この辺の語り口がドキュメンタリーじゃ絶対に出せないエンターテインメント映画の真骨頂。
いやいやうまいわ。うまうまだ。
(当時を知ってる人は特に)これ見るとライブエイドを見直したくなる、というのは本当ですよ。気をつけてください。
ポップコーン度は高め。と同時に切なさも溢れるので食べどころには注意が必要。
流転のフレディ、彼の葛藤に泣くがいい。
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