ボヘミアン・ラプソディのレビュー・感想・評価
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変わらない
ポストビートルズはクイーンだったのかも
ペルシャ系インド人の両親を持つファルーク バルサラという歌の上手い少年が、クイーンのリードボーカルとしてデビューするまでが前半。ザンジバル島のストーンタウンに生まれ、インドで育ったことが、多分かなり重要なことなのだと思う。
フレディ マーキュリーという名前に改名し類稀なるパフォーマンスの才能を開花させ1970年代と80年代にロックのメインストリームで大活躍し、死後も影響を与え続けるようになった後半。
WE ARE THE CHAMPIONS。この曲の素晴らしさがわかるようになった。
45年間の波乱の生涯の最良の部分を若干創作もまじえて映画化している。波乱?負の要素は、当時御法度であったゲイのカミングアウトと、HIV感染と闘病だろう。
しかし、その部分は、あまり詳細には描かれない。
私の好きなI WAS BORN TO LOVE YOUは、死後発表されたもの。映画では登場しない。そんなこともこの映画のあと知った。
この映画を観て、そのあとちょっと調べたりしてあらためてクイーンの偉大さがわかった。ラミ君は、フレディ マーキュリーには、容貌は似ていないが、様々なアプローチで似せることに努力しており、後半はフレディに見えてくる。複雑で壮大なドラマにはなっていないけれども、音楽の天才たちの創作の秘密を垣間見ることはできる。そして生きる勇気をもらえました。
なんか変な感じ
泣いてしまいました。
クイーンのCD、DVDはほとんど持っていますし今は貴重品となっているライブエイドのDVDもあります。しかしフレディーが裸になったり奇抜な衣装、メイクのせいで少し腰が引ける部分があり全面的なファンではありませんでした。フレディーが亡くなったときは人気も落ちていたので前日のエイズ発表後の死に関しては「さもありなん」という感じで特に感じませんでした。映画の評判がいいので見ましたが音が素晴らしかったのでそれだけでみる価値ありと思います。フレディーが同性とキスするシーンはあまり見たくありませんでしたがそれがあってもフレディーに対する偏見がかなり氷塊しました。2回見てますが2回目の方が泣けました。今ではクイーンの曲を何回も聞き直しています。CDを持ってはいたものの特定の曲しかまじめに聞いていなかったので逆に今では新鮮に聞けていいです。JAZZに今ははまっています。
QUEEN を知らなかった私※ネタバレ一切無し
私は、1968年生まれである。
1985年には、17歳であった。
その頃に好きだった音楽は、中学ではビートルズ、高校では吹奏楽を遣ってたのでクラッシク、他、尾崎豊やレッドウォーリアーッズなどのロック等を聴いていた。
その当時、QUEENは見た目やボーカルの風貌で苦手であったし、全くQUEENについての知識や楽曲を知らなかった。
昨日、「ボヘミアンラブソディ」を上記のような私が観に行きました。
(QUEENをプリンスと書いてしまうような私がですw)
席は、真ん中よりも後ろの中央席、ちょっと後ろ過ぎたかなと後悔しながら映画は始まった。。
地元の小さな映画館なので、音響もショボい?っと失敗風味だったw
それでも、フレディ・マーキュリーとメンバー3名の軌跡のようなものは感じ取れたし、ストーリに感動し、楽曲が流れる度に感動の渦に巻き込まれたような感覚になり、観終わった後は、ちょっとした放心状態になった。
世間では、この映画は泣くっと評判のようであったが、映画やドラマなどで殆ど泣かない私は、涙は出なかった。
ただ、鳥肌鳥肌の繰り返しで(笑)
帰りにパンフレットとサウンドトラックを買った。
帰宅してから、それらを読み聴き漁る感じでQUEENを知ろうと必死になった。
動画やネット検索でQUEENを知れば知るほど、もう一度「ボヘミアンラブソディ」を観たくなり、今日は、3列目の中央席と予約し観に行きました。
3列目中央席大正解!
映像が視界範囲の限界丁度であるし、音響も天井と左右のスピーカーのど真中の席だったので、細かい音や左右に移動する音も耳が拾った。
オーププニングのギターソロを誰が弾いてるのかも分かって観ると1回目とは違って良かった。
ストーリー的にも新たな感動があった。
そして、映画の終盤21分間の躍動感と感動の渦を全身で感じた。
映画が終わり、映画館を出て車に戻り、昨日買ったサウンドトラックを聴いた瞬間
涙が頬を伝う程に泣いた。
私は、10代後半に途轍もなく大損をしていると感じたのだ。
QUEENの素晴らしさは楽曲も勿論、フレディ・マーキュリーのパフォーマンスも勿論であるが、バンドと観客が一体となって躍動する、あの1曲1曲がQUEENの魅力なのだ。
もう、フレディ・マーキュリーは居ない。
興味さえ持っていれば、10代で、あの途轍もない躍動感と唯一無二のパフォーマンスをリアルに感じる事が出来たのになぁ。。。。
悔しかった、とてもとても悔しくて残念で泣いたのだな私は。
この映画は、悪評もある。
当時のファンであった人達は、「物まねの道化だ」と1回観ただけで悪態をついている人も居る。
この映画は、フレディ・マーキュリーとQUEENを想いながら、中央より前の席で2回以上見るべきである。それから評価をして頂きたいものだ。
QUEENを知らない人は私のように1回観て、帰ってからQUEENについての知識を胸に2回目を観るのがお勧めである。
ボヘミアンラプソディーは、QUEENのファンであるか無いかなど関係なく、QUEEN を知り、QUEEN を感じ、QUEEN に触れる映画である。
見終わった後 きっとクイーンが聴きたくなる
友人に誘われて鑑賞。
なんの知識も無く、耳にしたことがある曲が あるくらいのレベル。
この映画の公開と同時に有線でクイーンが流れていたから、改めて ボヘミアン・ラプソディの歌詞が衝撃的 かつ不思議だなと感じていた。
フレディはどんなときにどんな気持ちでこの曲を作ったんだろうな。。って考えてみたり。
印象が強かったのは 彼がバイセクシャルだとカミングアウトするところ。
いや、もともとゲイなのか。
それとも後天性?
愛したメアリーが生涯の友というのも とても素敵な関係だと感じた。
エイズと告知された後の ライブエイドの復活のステージでは自信にみなぎるフレディに心動かされた。
私はこの 最後のライブシーンが1番感動しました。
45歳の若さでこの世を去るフレディですが、こんなに心を揺さぶる曲を残した彼は間違いなく成功者であり伝説のチャンピオンですよね。
見終わった後 クイーンの曲をストリーミングしたのは言うまでもありません。
胸が熱くなりました
初IMAX鑑賞
とてもいい映画です。
細部を一切妥協しないクオリティーの高さで、さすがアメリカンムービーという感じでした。
今回、初IMAXでの鑑賞でしたが、まるで、自分がその場にいるかのような感じで、率直にすごいなと思いました。
少しデジタルの硬い音ですが、静寂から一気に立ち上がるような音は、すごい迫力とライブ感で胸に迫りました。
ストーリーも、「消失からの再生」という普遍のテーマが胸に迫り、とても感動的です。
よく見ると、悪役がいて、信頼できる友人がいて・・・という、オーソドックスなアメリカの映画ですが、悲劇的でありながらも、自分の生きる道を見つけていく様は、とても素晴らしい音楽にも乗り、やはり感動的です。
それにしても、アメリカンムービーの主人公の友達は、いつもかっこいいですね。
おすすめします。
queenを知らない時代に生まれた私が観た感想
映画館から出るといろんな人が
「実物はあんなもんじゃないよ(笑)」
などと言ってましたが
私は全く比較することが出来ないので映画の姿がフレディマーキュリーなのかなと思って見入りました。
名前と存在だけは知っていたqueen、
有名な歌も数々
すごい人だとは知っていたけど生い立ちも知らなかったので
こんなにすごい偉人だとしれて良かったです。
私たちの世代にもこんな伝説があったと伝えるということではとてつもないものが心に響きました。
人間味のあるフレディの、ダサくてカッコいい姿が
本当に好きです。
今度queenを聞く時に別の感情で聴けそうです。
今後このバンドの名前を知らない世代が来ると思うと、受け継がれていくべき人だし
映画のおかげで知られて嬉しいです。
ミュージック!!
クイーンの曲はどこかしらで流れていて耳には残っているが、クイーンのボーカルや他のメンバーのことは全く知らなかった
彼らの曲作りやボーカルもフレディ・マーキュリーの孤独など
描かれている
ズンズン・チャ♪の足音で観客と一体となるあの音楽の出来た
エピソードなど えーそうやって出来たんだと とっても興奮した
しかし 音楽の力は凄い!!
クライマックスのコンサートシーンは圧巻だった
観客もコンサート会場にいるかのように錯覚してしまうような
クイーンと一つになり 音楽に合わせ 身体を動かし 涙した
こう見せつけられると今までの内容も吹っ飛んでしまうような
これで この映画最高と言わされそうな
音楽映画はまさに音のマジックだ!!
しかし何故こうも才能のあるものは 苦悩するのか
苦しむものほどいい作品が出来るのか
フレディ・マーキュリーの孤独の心が痛いほど私の心に
突き刺さった
クイーン知らず世代でも
圧巻!
素晴らしい歌声とフレディをリスペクトしながらも彼のキャラクターをうまく演じた主演の方素晴らしかった。
ライブのシーンの臨場感には心揺さぶられ、父との和解シーンに胸が熱くなりました。
死後、人に影響を与え続け伝説となったフレディ。辛く孤独な時もあった。しかし、元恋人が生涯支えてくれて深い絆があり、血をわけた家族は持てなかったかもだけど、家族みたいな友人には恵まれた人生。
フレディありがとう。貴方の曲をまたゆっくり聴きたいです。
流れ者の狂詩曲
周囲の情報によると、IMAXシアターの真ん中辺りで観るのがおすすめだそうだ。大変に人気の映画で、なかなかその席が取れなかったが、漸くおすすめの通りの鑑賞が叶った。
本作品を観る前日にブラッドリー・クーパー主演の「アリー/スター誕生」を観て、なんとなくロックがどういう音楽かが少しだけわかったような気になっていた。そして本作品を観て、更にもう少しロックがわかった気になった。主人公フレディは「魂を込めて」と言う。「アリー/スター誕生」でクーパー演じる主人公ジャックも「魂を込めて」と言う。もしかしたら内田裕也の「ロックンロール」という言葉も、「魂を込めて」という意味かもしれない。しかし「魂を込める」というのはどういうことなのだろう。それが理解できない限り、当方にはロックは無縁かもしれない。日本では「仏作って魂入れず」という諺がある。
主人公フレディ・マーキュリーはバイセクシュアルで出身が複雑というユニークな個人事情を抱えている。それは彼の音楽とは無関係であるはずだが、マスコミはアルバムや音楽のことよりも、フレディの個人事情ばかりを追求する。イギリスのマスコミは流石に本場のパパラッチで、性根が腐りきっている。ダイアナ妃を死に追いやっただけのことはある。それはイギリスの大衆が下世話な情報を求めているということでもある。フレディ・マーキュリーの戦いは、そういう低レベルのマスコミとの戦いでもあり、同時に音楽よりもスキャンダルを知りたがる低劣な大衆との戦いでもあった。
フレディを演じたラミ・マレックはエキゾチックな顔立ちで、出身の複雑な主人公にぴったりな上に、コンサートのパフォーマンスの演技もうまくて、舞台のフレディそのものに見えた。ギターとドラムス役の二人の役者も、バンドにありがちな仲間内の衝突を上手に表現する。俳優陣はいずれも達者でリアリティに富んでいる。
四苦八苦してレコーディングした「ボヘミアン・ラプソディ」だが、プロデューサーは意味不明でオペラとの融合など売れるはずがないとボツにしようとする。しかしフレディはどうしてもこの曲をアルバムに入れ、シングルカットしたいと主張する。その理由は作品の中でははっきりとは明らかにされなかったが、映画のタイトルそのものがその理由を暗示しているのではないかと思う。この曲は流れ者(ボヘミアン)としてのフレディの人生の叙事詩(ラプソディ)であったのだ。
あっという間の…
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