ボヘミアン・ラプソディのレビュー・感想・評価
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良いところは音楽🎼だけなのに生かしきれていない、というか殺してる。
個人の感想ですが娯楽として楽しめませんでした。
ストーリー:❌
登場人物の魅力:❌
歌の挿入:🔺←良いところでぷっつり切れる。
もちろんドキュメンタリーじゃないので真実を学ぶためのものではありません。娯楽のために作った映画です。それでも娯楽として超つまらないと感じてしまった。
友達はわざわざお金を払いたくないから飛行機内で観たようです😃💦私よりシビアだな😰
劇場で観て水増しされてもつまらなかったからDVDとかで観てもアンマリなのかな…🤔
ラミ=フレディ氏にくぎ付けになる
音楽だけでなく、演出・映像・演技・脚本も素晴らしい。
クイーンファンからは史実と違う!という指摘が多いけれど、映画としては一級。
本物のフレディ氏を知らない。
純粋に、ラミ=フレディにくぎ付けになる。
ラミ氏の一挙一動がすごい。映像に残っていないであろう、ハットン氏の家を訪問する様子までも、フレディ氏ならああであろうと思えてしまう。
そのくせ、ふとした瞬間に周りを伺うそぶりが見え隠れする。
メアリーさんや他のメンバーを見つめる、捨て子猫のような表情。
と思うと、茶目っ気のあるいたずらボーイ。自己顕示欲と、皆を楽しませるパフォーマンスの見事な融合。
抱きしめたくなり、いつまでも目で追ってしまいたくなる。
ラミ氏だけでなく、メンバーやハットン氏も写真や動画で見る限りそっくり。ポール氏だけは映画の方がよい男だけれど。
脚本自体は王道のストーリー。
バンド結成~成功、成功の陰に隠れた闇、そして復活。
成功者にまとわりつく蠅。たくさんの人に囲まれているから”孤独”じゃないなんて嘘だ。自分を利用しようとし、群がってくる大勢の人に囲まれているからこそ深刻化する”孤独”。耳を傾けるべき人と、傾けてはいけない人を間違える愚。そして、自分を大切にしてくれる人々との断絶を生み出す。
そんな底なし沼からの脱出。
フレディ氏固有の物語でありながら、フレディ氏以外の人でも起こりえる物語として作られた映画。そして、見る人の経験・心とシンクロし、普遍的な映画へと昇華する。
名前を変えたかった思い等の確執はあっさりと描く。
反対に、心が求めるものと体が求めるものが違う苦しさ等が切々と描かれる。
メアリーさんにしたら「私は母じゃない!」って思うだろうと思うけれど。
たくさんの人に愛されるフレディ氏。
不躾に心に踏み込まれる苦しさ。親しき中にも礼儀ありというのを知らないか。
いや、ファンなら何もかも知り尽くしたい。欲の押し付け。
そんな思いを生活の糧にしているマスコミがフレディ氏を追い詰める様が、疑似体験しているような錯覚を覚えるほどリアル。
楽曲も、そんなフレディ氏やバンドメンバーの思惑等を示唆するように挟み込まれてくる。
農場の風景。ここに鶏が出てくるのは遊び心?他にも、気が付く人は気が付ける遊び心が散りばめられている。
泣きながらの作詞・作曲。『ボヘミアンラプソディ』に関するある説を頭に置いて見るとさらに胸に迫ってくる。
病院で交わされる「エ―オ」のやり取り。涙が出てきた。
この楽曲に込められた思いは何?映画のストーリーや俳優の表情に触発されて、意味づけしたくなり、様々なコンテンツを手繰り、映画を何度も鑑賞したくなる。
そして迎えるクライマックス。
「空に風穴を開ける」楽曲。
空撮が会場を総なめする。舞台では、フレディ氏だけでなく、他のメンバーもていねいに映していく。メンバーの姿越しに見える観客。会場外で聞いている人々。
「空に風穴を開ける」だけでなく、世界が、クイーンの楽曲に触発されて、命を・人生を取り戻していく。
そしてライブのラストに『We are the Champions』の合唱。すべてを昇華して迎えるエンディング。
一人じゃない。
すべてを乗り越えて勝ち取る勝利へと続き、クイーンやフレディ氏のみならず、私達すべて、一人でもがき苦しんでいる魂への讃歌が拡がっていく。
鳥肌が立つ。
確かに、もう少し、踏み込んでほしいところもある。
でも、多くを語らず、役者の表情で見せる。
極端な悪人を作らない。
唯一の悪者のように見えるポール氏でさえ、家族から切り離され、有名人と同一化したかった・独り占めしたかった孤独が際立ち、悲しさを誘う。
そんな配慮にも、史実を元にしたフィクションとして制作した映画スタッフの心意気がうれしい。
(もちろん、現実では世界情勢はさらに深刻化していて、かつ今はその問題に関心を持っている人が少ないことに哀しみを感じるから、すべてがハッピーにはならないのだけれど)
1回目は極上音響上映にて鑑賞。私の耳が悪かったのか、席が悪かったのか、ところどころ音が割れて、悲しかった。ドルビーでも私には同じだった。
それでも、作品の持つ力がすさまじく、”ライブ”として鑑賞したくなって、応援上映にも参加。応援上映にも関わらず静かな回もあるのですね。でも最初の鑑賞で気が付かなかったところをじっくり見ることができました。
最高のエンタテイメント
予告編から心を掴まれた。
公開後の評判も良かったが、実際に鑑賞して前評判に違わぬ最高の出来だった。
レミマレックの演技が素晴らしく、彼の当て振りの演技によって演奏シーンを中心にグングン物語に引き込まれてしまった。
しっかり掴み切った上での、ウェンブリーでのライブは今までで最高のクライマックスであった。
映画館が大きくクオリティが高いほどに、良い体験になる設計であり、最高のエンタテイメント映画であった。
スタンディングOK応援上映は別世界
IMAXをはじめとして様々な上映方式、さらに盛り上がりに欠ける応援上映から某中東系航空会社のズタズタにカットされたものまで含めて通算30回あまり観ました。
2018年11月8日の前夜祭から始まり、2019年4月17日の「クイーンの日」を持って一旦は劇場での上映は終了するらしい。
2018年12月28日から始まった成田IMAXでのスタンディングOK応援上映こそ映画観賞に新しい可能性を感じさせた。その後は、各劇場での事情に合わせたスタンディングOK応援上映の試みが広がったことを記しておきたい。
満足な宣伝もなく、Twitterを中心としたSNSでの拡散だけが頼りで日本各地より熱心なファンを集めたことは奇跡のような出来事でした。楽曲映像に合わせての発声、手拍子、声援、サイリウムを振るなど観客参加型の形態が自然発生的に広がったのも素晴らしかった。コスプレにも優しい劇場でした。グランドフィナーレでは、人生初のコスプレにも挑戦してみました。
劇場スタッフと支えてくれ参加してくれた全ての観客に感謝します。
全てにおいて最高。文句無しの★5
元々QUEENのことは全然知らず
楽曲も「あ〜、これ聞いたことある」
というレベルでの鑑賞だったが
見事にQUEENの虜になった。
それまできちんと聞いたことがなかった楽曲も、はじめてfullで聴いたところ、どハマり。CDも購入した。初めは中古で購入したが、聴けば聴くほど好きになり、後世に残したいという思いが強くなり…
結局、新品で購入し直した。
映画は1回目に行った際はQUEENについての知識がなく内容を理解するのが難しかったが
2回目に行った際にはちきんと理解し、1回目よりも楽しむことができた。
フレディの人間らしい一面と、他メンバーとの絡みを見た上での楽曲に感動し涙した。
ライブ・エイドでのシーンはまさに
フレディ率いるQUEENそのもので、
再現度に驚き、本当に素晴らしいと思った。
何よりQUEEN本人達(亡きフレディ除く)が
俳優の方々に直々に楽曲を教えたということ自体、すごいことだ。
こんな奇跡は他にない。
CDに続きDVDも必ず購入したい。
心を揺さぶる作品を、ありがとう。
完コピとオリジナル性のバランス感
世界で最も有名なバンドの一つ、QUEENを描いた伝記映画。
2018年度の注目の一本であったがまさかここまで大きく取り上げられるとは思っておらず、11月公開ながら2018年公開の洋画最大のヒットを記録するどころか、歴代の音楽・ミュージカル映画における国内最高の興行収入を達成するなど驚異の記録を更新し続けている今作。
アカデミー賞においてはフレディマーキュリーを演じたラミマレックの主演男優賞を始め4部門を受賞し、高い評価を得た。
QUEEN結成から1985年のライブエイドまでを綴ったQUEEN素人(自分笑)にも優しい内容で数々の名曲やアルバムなどの歴史を追うのにとてもわかりやすい内容で単純に楽しめる。
さすがQUEENということもあって聴き覚えのあるイントロやフレーズが聴こえただけで映画館内がざわついたのを感じた笑。
一部のQUEENファンからは時系列が違うなどの厳しい指摘を受けているものの、それも脚色の一つと捉えれば全体としての完成度は非常に高い。
またこの手の映画にありがちな役者が本人を演じて歌うなどの演出が全く無い、全編の歌声をフレディマーキュリー本人の歌声を使うある種の英断で、ライブパフォーマンスはすこぶる良い。
さらにはラミマレックの完璧なフレディマーキュリーの模倣でその歌声に躍動感を与えている点がすごいと感じた。
ネットで出回っている実際のライブエイドと本編ラストのライブ映像を見比べた動画を観るとその辺りがよくわかる。
ピアノの上のコップの数量や向きまでも当時と合わせていてこだわりを感じた笑。
バンドの生涯がいかに劇的で、なおかつフレディーマーキュリーがいかに特別な存在かということを訴えた作品であった。
あとブライアンメイとジョンディーコン似すぎ笑。
満点。
Queenを知らない人でも観て楽しむことが出来る。
自分もこの映画を観てQueenのことを知ってファンになりました。
やはりこれは、映画館の大スクリーンで観てこそだと思います。終盤のLIVEエイドで感動しました。
ノリノリで見てください!のアナウンスが欲しいw
映画館では静かにするのがマナーとなっていますが、そうでなく、感想を言いあったり、笑ったりしながら見るのが好きです。
特に、この映画は声を出して笑ったり、歌ったりしたいと思いました。
海外の映画館でスタンディングオベーションや、観客全員の拍手などが起きる映画館が映像に映ったりしますが、そういう映画館って日本にあるのかしら?
おもしろかった!! 飛行機で見ました。 あんな小さな画面、小さな音...
おもしろかった!!
飛行機で見ました。
あんな小さな画面、小さな音にも関わらず、すごく興奮しました。泣けました。
才能あふれる天才。音楽に注ぐ情熱と孤独と家族や仲間の愛。文字で書くとつまらなそうにしか伝えられないけど、音楽だけでなく、ストーリーもすごかった。
ライブ見てみたかった。
熱心なQueenファンにはバンド史実との解離が気になる
マネージャーが最初からジョンリード?
ポールプレンターってフレディ専属の付き人で無かったっけ?
LIVE AID前にAIDSを告白?
etc
熱心なファンほど時系列の違いや、演奏曲と時期が一致しない等、気になる部分が見えるのが難点ですが、娯楽性としては申し分無い
それゆえ史実に忠実ならなお作品の評価は上がったハズ
名曲揃いで引き込まれる映画
近年観た中ではとても素晴らしい映画。
世代が少し下な私が知っているクイーンの曲は有名なものばかりですが
映画を観て「これもそうなんだ」「これもなんだ」と
CMやテレビ番組で使用されている耳に残る曲が出てきて
序盤からどんどん引き込まれていきます。
改めてクイーンというバンドの凄さがわかるのですが、
加えて内容のテンポがとても良かったです。
バンドを始める部分や黎明期のやりとか、
家族との関係性、有名曲が作られたエピソード。
全編に渡ってダレる部分がなく、あっという間に終わってしまいました。
「話がキレイすぎる」という友人もいましたが
私はこのテンポと尺でいくにはあまり裏側の暗い部分は入れなくていいと思います。
クイーンの素晴らしさを伝える本当に素晴らしい映画です。
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