劇場公開日 2018年11月9日

「映画としてのスケール」ボヘミアン・ラプソディ ジンジャー・ベイカーさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0映画としてのスケール

2019年2月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

最初は鑑賞するつもりは無かったが、かなり話題になっていたので鑑賞。クイーンという世界的なバンドのバックグラウンドを再確認できる映画であった。
全編に渡って、フレディを中心にクイーンがどのように有名になっていったのかを追う伝記映画となっている。クイーンを知っている人なら聴いたことのある曲が使われており、数々の名曲には文句の付けようが無い。しかし、ストーリーにはどこか物足りなさ、薄っぺらさを感じる。フレディ個人やバンド全体としての苦悩は描かれているがもう少し掘り下げれる部分もあったのではないかと疑問に思う。
ラストのライブシーンは圧巻であった。鑑賞している自分自身も彼らと一緒にステージ上にいるかのような高揚感に満たされながら、切なさに涙がこぼれた。
映画としての芸術性はあまり高くない作品に感じたが、誰もが感動し、楽しめる作品であることは間違いないと思った。

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ジンジャー・ベイカー