「デビュー当時の既視感」ボヘミアン・ラプソディ Sun Eastさんの映画レビュー(感想・評価)
デビュー当時の既視感
録音風景やライブ場面などは楽しめました。
フレディー以外の3人はとてもよく似ていて実録映画を観ているような感覚におちいる場面もありました。
内容については様々な意見があるのでしょうが、デビュー当時から知っているオールドファンとしては、フレディーがエイズに侵されて死んでしまう残酷な運命と画像をやりきれない気持ちで見てきましたので、複雑な思いでした。
クィーンブームが起きていると言われてはいるものの、決して再評価されているわけでは無いと感じます。デビュー当時と同じように、ミーハー的な騒ぎに過ぎず、半年もたてば消えていくのでしょう。
当時のロックシーンの一端を味わうには良い映画だったと思います。
フレディーは親日家でした。映画の中で、自宅の玄関先に京都・金閣寺のお札が貼ってあり、粋な演出に一人で拍手してしまいました。
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