一級機密
劇場公開日:2018年6月30日
解説
韓国で実際にあった軍の不正・汚職事件などを題材に、「イテウォン殺人事件」のホン・ギソン監督が描いたサスペンス。念願の国防部へ異動し、軍需本部の航空部品購買課の課長としてエリート街道を歩み始めたパク・デイク中佐は、ある時、過去の購買履歴からエアスター社という企業と軍との間に独占的な取引があったことを発見する。さらに、エアスター社の部品の欠陥を指摘していたパイロットのカンが、任務中に墜落事故を起こし、生死の境をさまよう重態になってしまう。パクは原因を調べようとするが、事故はカンの過失として処理され、一連の疑惑を上司に報告したパクも逆に圧力をかけられ……。出演は「殺人の追憶」のキム・サンギョン、「悪女 AKUJO」のキム・オクビンほか。
2017年製作/101分/韓国
原題:The Discloser
配給:「反逆の韓国ノワール2018」上映委員会
スタッフ・キャスト
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2022年6月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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実話ベースというのが汚職する方も暴く方も凄い。同じ軍人が不良部品のため死んでいるのに、金のために犠牲にするというのは軍人というより人として腐っている。窮地に立たされた中領を助けたのは元軍人だった。最後はスッキリした。
2019年12月14日
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一言。「よくある話だけど、ホロリ」。
軍の航空機部品に関する汚職に気付いていく、過程の話の中に。
汚職を告発するため、マスコミに接触する話が挿入されていて。
ちょっと時間軸がわからないところもありました。
だけどどの国でも、悪いことをする輩はその理由も、隠蔽方法も同じ。
なので既視感を感じつつも、見続けました。
最初から「誰が悪いやつか」っていうのはわかってるし、役者さんの顔がいかにもって感じ(失礼)。
じゃあどこまで悪なのか。暴こうとしても、軍内部だけで出なくマスコミまで。
上層部は取り入って、主人公の告白を阻止し、閑職に追いやる。
いかに「反逆」の狼煙を掲げ続けていくのか。そして成し遂げることができるのか。
ラスト近く主人公が相手に問いかけます。
「この軍服の意味がお前にわかるか?!」。
ネタバレなのでぼかしますが。ここジーンときちゃって。不覚にもほろり。
そんな意味、考えたことなかったな。
ただのユニフォームとじゃないんだね。
終わり良ければ全てよし、な一作でした。
2019年11月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
この監督は本作が遺作とか
次世代戦闘機のメーカー選定だけあって汚職の規模がでかい
中領とか大領とかの肩書が目新しい
軍人といっても事務方の方
女記者は見た事ある。
女上司になじられた元軍人が…ていう展開は、同じ軍人ならではの絆か
悪い軍人のキャストがありがちなメンツ
チャラいOLがイマイチ効いてなかった
真面目な主人公といい特に展開に意外性がなった。
最後のアレをもっと盛り上げてくれれば。
あとは元ネタニュース映像をもっとちゃんとみせて。
告発した人が軒並み不遇な結果になってて映画みたいにはいってないのが現実ってことか
期待しすぎたかも。もうひとひねりほしかった。やや単調だった。