うちの執事が言うことにはのレビュー・感想・評価
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面白い世界観と普遍的概念
しばらく前に流行った「謎解きはディナーのあとで」と同じような世界観で描かれるヒューマンドラマ。
一般的ではない世界に住む人々という設定が興味を引く。
この作品はプロットが秀逸で、一見謎解きゲームのようではあるが、新しい当主と新しい執事の成長の物語となっている。
絵画に仕込んだ大どんでん返しは見事で、一つの絵画に秘められた経緯と関係者、その謎を解くにあたり執事の視点と主人公の視点の両方から迫っていく構図は特に素晴らしい。
また、事件を起こした犯人の動機がしっかりしている。
この動機が誕生日パーティでのあいさつの違和感を消し去ってくれる。
主人公がそのパーティ参加を決めた理由も明確だし、執事がその理由を尋ねるという手法も自然でいい。
そのパーティで起きた事件 主催者の犯行という設定は少し大胆だが、赤目が烏丸家に入り込む口実になったのは確かだ。これは誰にとってもハプニングだったが、赤目とリサのカップルはこの時犯行を決めたのだろう。
物語自体をとてもわかりやすくしているのは、見る対象を義務教育者と高校生だからだろうか?
それ故主人公は犯人を断罪したりはしない。赦しを与えるのだ。
これは当主であっても、家族であっても、学校でも、会社でも同じだろう。
特質すべき点は、当主は当主として自分自身の何が未熟なのかを知ろうとし、執事は執事として自分自身の何が未熟なのかを理解しようと努める姿勢がしっかりと描かれていることだろう。
紆余曲折あっても、お互いにわかりあい、許しあう。
このことだけを描くために事件を起こし、疑心暗鬼を作り、葛藤させ、理解し、許す。
この工程を明確に、丁寧に描いている。
見てほしい対象者を確定し、彼らに合わせたわかりやすさと普遍的で大切なことを伝えようとしている良い作品だった。
子犬みたいな永瀬廉がかわいい
今や朝ドラ俳優として、人気実力共に得ている永瀬廉の初々しい演技がかわいい!
ミステリーというほどミステリーではない内容。名門烏丸家の若き当主となった花れい(永瀬廉)と若き執事(清原翔)が、初対面ながら主従関係を結ぶ事になり、二人がお互い信頼してし合い、名コンビになっていくのが主軸。
花れいや烏丸家に使用人に次々と起こる不幸。花れいと執事の間にも溝が出来て…。
不幸は偶然か?誰かの仕業か?調べるうちに明らかになったのは…?というお話。
執事役といえば、水嶋ヒロ、櫻井翔がすごく印象深い。それだけに、清原翔は地味な印象。もう少しハイスペ感、私の執事になって欲しい願望をくすぐって欲しかった。
他にも、皇族並みの烏丸家なのに、使用人たちの地味感が気になる。シェフは人柄はいいけど近所のおばちゃん感があるし、子供らの気軽さも違和感。先代当主も貫禄がない〜!
花れいの特技が今まで見た事ないもので、新鮮でよかった。
ファンは大満足。気楽なミステリーが好きな人も楽しめる内容です。
いい眺め
れんれんは好きなんだけど、れんれんの演技はあんまし好きじゃないのよ...
キンプリファンと清原翔ファン向け
永瀬〜!!!!!!!
こんな執事が欲しいです♡
☆☆☆ 原作読了済み。 この原作(☆★★★)から此処までになったの...
☆☆☆
原作読了済み。
この原作(☆★★★)から此処までになったのだから大健闘と言って良いかと。
ミステリーとして観てはダメ。あくまでもライトな作品として、若い女性層をターゲットにした内容。
本来ならば、30分で1話完結する深夜アニメ化が1番相応しい。
2019年5月21日 TOHOシネマズ錦糸町/スクリーン3
色のお話でした。
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