「よく分からん」まく子 でぐでぐさんの映画レビュー(感想・評価)
よく分からん
たまには邦画もいいかな〜と、友達に誘われたので昨日行ってみました。
私は原作小説は読んでおらず、
事前に「まく子」の予告は見たのですが、(これは主人の成長過程でのモヤモヤとか悩みとかそう言ったものを表現して、最終的に不思議な雰囲気の女の子と一緒にちゃんと成長できて仲良くホワホワほっこりなエンドかな〜?)みたいな、、感じでちょっと期待してたのですが、、、
最終的によく分からん。
こっちがなんかモヤっとした気持ちで終わりました。
ここからネタバレなんですが、
私が個人的にこれいるかな?みたいなシーンがいくつかあって→特に父親の浮気相手と主人公が鉢合わせてからコズエちゃんもそこに加わって3人でお神輿を壊して燃やす。このシーン、、カオスです。何やってんの?なんで祭り終わってからずっとお神輿そこに置いてあんの?てか、このお祭りがどんな意味で行われてるかぐらい親か教師から聞いてるやろ?みたいな「???」が頭にうかんできました。
あと、最後の方にコズエちゃんが去るとき町のみんなを呼んでキラキラを撒くんですが、急にCGでキラキラって、ここがなんかこの映画を安っぽくしたように思えました。
その後の町の人たちがこの不思議現象に対する受け入れようが不自然に感じました。原作の表現に合わせたのかも知れませんが、映画にしては映像として表現していることが散らかっていて、上映時間も長くて少し退屈でした。結局友達と二人してこれはなんだったんだろうという気分になってしまいました。
主人公の少年の思考が少し大人びていて、この子は小5かな?という感じになりました。
確かに体の変化に悩み出す時期でしょうが、もうちょっとかわいらしい子供らしさがあっても良かったのではと思います。
ラストに近づくにつれてSFというかファンタジー色が強くなっていく作品でした。
ただ、温泉街の映し方や、熱々のおにぎりを親子で食べてるシーンの光が漏れているところ、コズエちゃんがいろんな物を撒いているシーンはとても綺麗でしたし、草彅さんが扮するお父さんはかっこよかったです。
勢いだけで長文を書いてしまいすみません。