劇場公開日 2018年12月7日

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「怒りに限界はあるが優しさに限界はない。」青の帰り道 ゆたぼんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5怒りに限界はあるが優しさに限界はない。

2019年5月29日
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恋愛が絡んだ、あるあるの青春群像劇だと思っていた。

7人の学生の高校卒業後の数年間をまとめた映画だと思っていた。

各々夢を追いかけ、その夢を諦める映画だと思っていた。

違った。この映画は7人の家族の映画だと感じた。

生きていれば辛いこともある。逃げ出したくなることもある。それでも、前を向いて歩まなければならない。

でも、大切なのはそこじゃない。前を向いて歩まなくていい。じゃあ、そこに何が残る?

そこには、愛が残る。

それを忘れたらもう人として終わりだ。愛があればなんでもできる。

仲間っていいな。友達って、いいな。

たらればを聞きながら、今日も生きる。

僕にとっての、青の帰り道を探しに、今日も生きる。

ゆたぼん