「怒りに限界はあるが優しさに限界はない。」青の帰り道 ゆたぼんさんの映画レビュー(感想・評価)
怒りに限界はあるが優しさに限界はない。
恋愛が絡んだ、あるあるの青春群像劇だと思っていた。
7人の学生の高校卒業後の数年間をまとめた映画だと思っていた。
各々夢を追いかけ、その夢を諦める映画だと思っていた。
違った。この映画は7人の家族の映画だと感じた。
生きていれば辛いこともある。逃げ出したくなることもある。それでも、前を向いて歩まなければならない。
でも、大切なのはそこじゃない。前を向いて歩まなくていい。じゃあ、そこに何が残る?
そこには、愛が残る。
それを忘れたらもう人として終わりだ。愛があればなんでもできる。
仲間っていいな。友達って、いいな。
たらればを聞きながら、今日も生きる。
僕にとっての、青の帰り道を探しに、今日も生きる。
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