Diner ダイナーのレビュー・感想・評価
全287件中、81~100件目を表示
これ以上は無理。
結局、この監督はMVを映画作品として公開することに拘りを感じているのかも知れない。 ビジュアルというか独特のケレン味は、豪華なキャスト陣を見れば、やはり評価の高い部分だろうし、実際映える。 ただ、それだけで勝負するには、観客のニーズに半分ほどしか応えられない。 一応、アクションもそれなりに頑張っているというか、意外に思えるほど格好はついていたが、肝心の本がアレでは、いたる所で「面白くない」と感想されても仕方ない。 現実面白くないからだ。 原作からしてそうなのかも知れないが、面白くできる、或いはサプライズを用意できる要素は、山ほどあったにも関わらずすべてをスルーし、平板な物語に仕上げたのは、監督のレベル以外には無い。 作らないのか作れないのか分からないが、この監督にはこれ以上の脚本は用意出来ないのだと思う。
私は~、日本映画界の~、女王に~、なれる…?
夢も希望もこの世界に居場所も無い、ありがちな薄幸ヒロイン、大馬鹿な子…いや、オオバカナコ。 怪しげな高額報酬のバイトに手を出してしまったばかりに、闇組織に身売りされたのは…、 客は皆、殺し屋。 殺し屋専門の食堂“ダイナー”。 そしてそこに君臨する“料理の鉄人”は、元殺し屋の天才シェフ、ボンベロ…。 話も設定も、まともにやったらR18級の血みどろサスペンスになってたかもしれない。(それはそれで韓国サスペンスみたいで見たかったかも) しかしこの女流監督の手に掛かれば、強烈インパクトとビジュアルのスタイリッシュなサスペンスに。 蜷川実花ワールド、全開! 独特の映像美、色彩美。 斬新な美術セット。 料理の数々もゴージャス。 ビジュアル面のこだわりがいっぱい。 それに負けず劣らずの一癖も二癖も三癖も四癖もある殺し屋たち。 全身傷だらけの青年殺し屋、少年のような姿をしたサイコキラー、『北斗の拳』のキャラのようなキテレツな格好をした筋肉自慢…。 その他にも、出るわ出るわのオンパレード。 演者も窪田正孝、本郷奏多、武田真治、斎藤工、小栗旬、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛二と超豪華。 中でも、「俺が~、この映画の~、王だ!」と豪語、ボンベロ役の藤原竜也がいつもの濃ゆ~い演技で存在感を放つ。 “ダイナー”でウェイトレスとして働き始めたカナコ。 パワハラ問題など何処吹く風、休む暇も与えられず奴隷のようにこき使われる。 そんなある日、“ダイナー”で組織の2代目トップを決める宴が行われる事になり…。 そこで明かされる先代の死の真相、カナコがボンベロから身を守る為に隠した超高額壺の所在、各々の思惑入り乱れる殺し合いと生き残りの狂宴が始まる…! アクションあり、バイオレンスあり。 最初はおどおど怯えていたカナコの内面的成長あり。 …だけど、見終わってみると結局ビジュアルや強烈キャラしか印象に残らず。 ただイカれたように暴れ、肝心の話の方に旨味が無い。 料理もゴージャスではあるが、食指はそそられず。 そこら辺、『深夜食堂』は下町人情エピソードも料理も美味であった。 それでも、本作には絶品要素が。 ウェイトレス姿の玉城ティナが可愛い過ぎる~! 萌え過ぎる~! 実質彼女が主役であり、M責めに体当たりで挑んだ熱演、魅力もたっぷり見れただけでも良しかな。 作品的にはまあまあ。 才はあるが、蜷川実花が「私が~、日本映画界の~、女王よ!」となる日は…?
個人的には好き
俳優さんもみんな迫力ある演技で、映像も綺麗で 原作を知らないからかもしれないが、個人的にはすごく好きです。想像以上にティナちゃんの演技が上手くてビックリしました。 世界観が流石だなと思う作品でした。
映像がきれいで迫力もあるが観るのが疲れた
カナコは、自分の居場所がなくなんとなく生きていた。 そんな彼女が殺し屋専用の食堂のウエイトレスとして働くことになった。 最悪な環境で働くことになったが食堂のシェフのボンベロの料理はすごかった。 カナコは、働いていく中で自分の夢を見つけることができて、それに向かって自分を信じ、居場所を見つけたといういう内容だった。 蜷川実花監督の映像の取り方はすごいなと思います。 迫力があり、色鮮やかでしかし、すごく疲れます。 話の展開も良かったです。 殺し屋同士の話がメインかと思っていましたが、人を信じることの大切さを教えてくれる内容だったので良かったです。
2019 BD/DVD 75
ストーリーはないし、ここのレビューにあるようにMVをとっているよう。綺麗なんだけど。ただ、やっぱ演技がうまい藤原竜也だと、なんかそれだけで観る価値がでてくる。 悪役も弱いなぁ
近年稀にみるゴミ映画
豪華な俳優が出ているからというだけで、見たら痛い目をみる。開始30分くらいは面白いかなと思えたが、その後の展開は演劇感満載でただただ叫んでいる、わけのわからないプロモ映像、ストーリー感ゼロ、情移移入はもちろんいっさいできない。この監督は一生ミュージックビデオ撮っていた方がよいのではないか。
映像美が目的
ストーリーじゃないんだよ。 アクションでもないんだよ。 この色遣いよ。 映像の雰囲気。 そしてキャスト陣の狂演。 それが目的なんです。 あとは玉城ティナを愛でるだけ。 それが味わえるだけでいいんです。 だってそういう映画だから。
もっと闇組織設定に深みがあれば、、、
生きる価値を見いだせないでいる少女:オオバカナコが怪しいバイトの失敗にて闇組織に拉致され、身売りされた先の殺し屋専門食堂「ダイナー」にて働く話。 オオバカナコの内面成長物語としては面白味があるものの、その他の設定や内容が鬱であり、テンションが上がらない。また「こんな豪華な俳優陣使って、内容この程度なの?」状態に嫌気が差す。 蜷川監督らしく装飾や美術セットは際立っているのだが、食に対しては際立たせる事が出来なかったらしい。(スフレを作ってくれる親なんているのかい?w) 食を際立たさせてくれていたのなら、オオバカナコの物語にも更に華を添えたと思うのだが、う〜む🤔 最後に想う事は「闇組織設定が面白く無かったな。」である。 額縁の中の元ウエイトレス達が動くなど、面白い演出もあるだけに勿体ない。
良かったけど…
全体的に俳優さんたちの演技が迫力あって凄く良かったです。 全体の色使いは、蜷川さんならでわで凄くキレイでした。 ただ原作を知っているので、もしかしたら敢えて全体的に変えたのかもしれないですが、ボンベロのキャラもカナコのキャラも全体的に違っていました。窪田さんのスキンと本郷かなたさんのキッドは一番近くて原作の感じが出ていました。最後の恋愛要素的なのは原作好きにはいらないかな…と。 ダイナーの原作を知らない方には凄く楽しめるかと思います。
キレイ!いい意味で裏切られた。
なんとなーく、ナメてました。 原作を知らないが 蜷川実花の作品はとにかく 映像が綺麗。 カメラワークのこだわりもうかがえる 俳優陣がなんとも豪華で 藤原竜也はいつもどおり藤原竜也だった 真矢みきさんが中々のキーマンで 戦闘シーンがかっこよかったです ティナちゃんは萌え要素が強いが 衣装に負けないでスタイル顔面偏差値の高さで 違和感無し! 本郷奏多のサイコパスにはぞっとするものがあり なんといっても窪田正孝くんがビジュアル最高 演技力も◎文句なし。 ちょっと恋愛要素と 無理矢理ハッピー要素を詰め込もうのしてる感じが 無くても良かったかな?と思った けど、予想以上に見入ってしまう いい意味で裏切られた作品。
女の子がキュンキュンする映画
蜷川実花監督作品 さくらん、ヘルタースケルターに続き3作目。 Dinerは若い女の子向けの映画かな? 蜷川実花の世界観、色彩美を大きなスクリーンで楽しめたが、ターゲットは中学生から大学生の若い女の子が対象と思われる。豪華イケメン俳優によるキュンキュンさせる演技はターゲット層には響き何度も観たいという人もたくさんいると思われるが、おっさんにとっては興醒めである。次回作、人間失格に期待。
期待以上
蜷川実花さんの作品は、写真も含め大好きです。本作は、監督の映画で内容も「殺し屋専用の食堂」で面白そう!…だけど、そんなに内容に期待を持てずに見ました。 ところが、予想に反して、良かった。映像美は勿論、ストーリーも、ヒロイン・オオバカナコの心情に共感出来て、引き込まれました。 豪華キャストの中でも、スキンを演じた窪田正孝さんが良かった!気弱なわんこな役が多い印象だけど…、スキンな窪田さんは渋くて格好良かったー!!やはり、演技お上手ですよね! どのご飯も美味しそうだった。
もう一度観たい。DVDも買いたいくらいです。
藤原竜也さんのファンな事もありとてもかっこよく映し出されていて観ていてすごくきゅんきゅんしました。 他キャストも豪華で、良いところを、よく映し出されていて感動させられました。
蜷川実花監督作品としては
色彩鮮やかで、素敵な世界✨🌹 肝心の内容は、まぁまぁかな💦あまり入っていけなかった。 それより、ミスキャスト感が否めない。 特に、真矢みきはどうかな。取り巻きも元宝塚だし、インパクトが弱かった。 井手らっきょ?ってググってみたら、まさかの~いちばんインパクト大❗ 今のところ、蜷川実花監督は《ヘルタースケルター》がいちばん好き。《人間失格》は期待したい。
恐ろしくも美しい世界
カラフルな悪夢を見ているような気持ち。極彩色の世界に沈み込んでいくような感覚に陥った。殺し屋たちの個性の強さ。ウェイトレスになったカナコの手足の長い色白でドーリーな姿。カナコがだんだん自信をつけていく姿はとてもかっこいい。一番狂っているのは藤原竜也さん演じるオーナーだと思った。あんなに強くて、曲げないところ、美学を感じる。どの殺し屋も個性が強くて、悪に染まった感じがたまらないんだけど、窪田正孝くんのスキンと、本郷奏多くんのキッドと真矢ミキさんの男装の麗人がすごく印象的だったし、その人じゃないと出せない個性が感じられて痺れた。蜷川実花さんのインスタグラムの写真を見るのが好きなんだけど、大きなスクリーンで蜷川さんの世界にじっくり浸れて幸せだった。パンフレットとポストカードを購入したので帰宅したらまたダイナーの世界に浸りたい。極彩色で彩られたダイナーととろけていくソースがかけられた美味しそうなハンバーガーをはじめとする料理たち。恐ろしくも美しい世界。
全287件中、81~100件目を表示