Diner ダイナーのレビュー・感想・評価
全393件中、161~180件目を表示
俺はここの王だ!
アートで文学、まるで宝石のような映画
芸術関係の仕事をしている人からとにかく美しい映画だと勧められたのですが、説明が意味不明でほぼ予備知識なしで観てきました(笑)
差し障りのない範囲であらすじをかいつまんで説明するとしたら
「生きる意味を見失い誰も信じられない少女は、灰色の人生を送っていたが、ある日偶然知った南米の死者の祭の鮮やかな色彩に魅せられる。そこに行くために初めて自分から行動を起こしたが、結果道を踏み外してしまう。いつ殺されてもおかしくない状況で、数々の危機を乗り越えながら少女は成長する。そして、ついに見つけた居場所はー」
というところでしょうか。
殺し屋が何人も出てきますが、戦闘シーンは華やかで美しく、怖いという印象は受けません。「生きることは素晴らしい」「要らない命はない」「あなたの居場所もきっとある」というメッセージが随所から伝わってくるからではないかと思います。
映画を観て原作を読んでみたくなりましたが、調べていると、どうやら私の惹かれた箇所はほとんど映画のオリジナルらしいということが分かってきました。さらに、原作のファンは観ない方がいいというレビューも多く、どうやら両者は全くの別物であるようです。
私は本来原作至上主義なのですが、映画の美しい世界観を壊したくないので今回に限り原作は読まずにおこうと思います。
原作既読。漫画版はチラッと見てやめた。
すごく面白くない……
蜷川実花が映画を作るとこういうふうになるだろうな、という想像から抜け出さないばかりか、話の内容は0、なにも共感できない、一体何を伝えたかったんだ……と終わってから席を立てないほど頭を抱えた2時間弱でした。
予告から藤原竜也がバリバリ色気……!という感じだったので、気合い入れて劇場に見に行ったところ、開始10分で「??」となり、一時間したくらいであくびが出て、最後の方では椅子に座って映像を見ているのすら苦痛でした。
各キャストのビジュアル、演技はめちゃくちゃいいのに、なぜ面白くないのか。もっと言えば最高につまらなかったです。
音楽もなぜこのタイミングでオーケストラ……?みたいな、音質も最悪でちぐはぐ感と粗が目立ちます。
映画の予告で面白そうだなと思って原作を読んだのが間違いだったのでしょうか……。
あの分厚い原作を読み終わったあと、これをどうやって2時間に収めるんだろうとは思っていたので、多少の設定変更、は、しかたないと思いますけど、まず冒頭から「そんな始まり方する〜??」みたいなガッカリ感がくるので、やはり実写には不向き、または実写化不可能だったと言わざるを得ないでしょう。
年齢制限がついていない時点でお察しと言えばそうなのかもしれません……。
期待値を上げすぎた自爆なのかもしれませんが、それにしたって……もうちょいやりようがあるよね……と。
蜷川監督はもう原作がある映画は撮らない方がいいと思います。たまにレビューを見ていると、「蜷川実花の作品はストーリー性を楽しむものじゃないから!」といった主張を見かけますが、それだったら、ぜひオリジナルストーリーでやっていただきたい。
原作の設定……?だけを借りた(これにも疑問符が付きます。果たしてこれはダイナーの実写化、なのか……?)自己満足プレイに付き合わされた2時間弱は苦痛以外の何ものでもありませんでした。
ただ、本当に俳優陣達のビジュアル、演技はとてもいいと思いますので、星★にしたいところを0.5プラスしておこうかなといった感じです。
今年見た映画ではワーストの出来です。
映画を作り続けられるのであれば、ちゃんと映画の舞台に立ってから勝負していただきたい、そう思わざるをえません。
蜷川実花ファンにはたまらない美しさ
😋
カラフルでキラキラしててすごく好きでした💫💫💫
せっかくご飯がたくさん出てくる映画だから美味しそうに観えたらよかったな!
スフレは美味しそうだったけど、
私は殺し屋じゃないから目で見る美味しさがわからないのかな、、、
想像以上に小栗旬さんがすぐ死ぬから、小栗旬さんのファンの方は物足らないと思う
それぞれの殺し屋の殺し方が分かればどうしてこんな容姿なのかがよく分かったと思う
本郷奏多くんしかわからなかった
私が原作読んでないからだろうけど、映画の中で知ることができたらよかったな
前田公輝さんがかっこよくてもっと深く知りたい!って思ったけどどうしようもできない
衣装も素敵だったから円盤化されたら詳しく衣装のことを解説している冊子とか付いてたら良いな👚
想像してたより
私は正直、蜷川監督の作品はあまり肌に合わない。
世界観が強すぎてついていけない所が多々ある。
今回も藤原竜也に惹かれて劇場に足を運んだ。
今作も蜷川ワールドは変わらずでしたが、ドラマ劔が思ってた以上にしっかりしていて、藤原氏を観に行ったはずが、気づけばカナコ氏に引き込まれていた。
彼女にはドラマがあり出会い、経験、成長が感じ取れた。
鑑賞前は殺し屋のレストランという設定が先行して、濃いキャラクター達がアクションして終わりかなと思っていた。
それでも、藤原氏がいて、真矢みきが宝塚して、武田真治の筋肉拝んで満足しようと映画館に足を運んだ。
終わってみれば、割とヒューマンドラマを感じていた。
残念な所があるとすればキスシーン。
ボンベロとカナコの関係が師弟関係から男女関係⁇
正直、関係性がフワフワしてしまった。
あと、真矢みきさんが少しひつこく感じてしまいました。
まとめると、ダイナーと蜷川ワールドは凄く相性が良いと思う。密閉した世界はカナコの心境にも演出にもマッチしている。
その中でドラマがあり、アクションがる。
充分に映画館に足を運ぶ価値はあると思いました。
藤原ファンなら尚更です。
映像美
まずはやっぱり、さすが"蜷川実花"という感じの鮮やかで官能的な世界観に圧倒されました。
とろりとしたソース、ジューシーなハンバーグにつるんと剥かれたみかん、コトコト煮詰まったいちご。
魅力的なたべものがたくさん!
私は蜷川さんの作品が映像として好きなので、映像自体を楽しめました。
ただ、原作を全く知らずに観たためか、急な主人公の成長やキスシーン、登場人物たちの、登場からの即死など、展開が早すぎて置いてけぼりでした。
ひとりひとりの感情の動きがあまり伝わってきませんでした…
なんだかいい意味でも悪い意味でも長い概要というか予告編のショートムービーを観ているようなきもちで観ていたら、いつのまにか終わっていた感じです。
余談ですが土屋アンナのセクシーな着物姿にはさくらんだー!と、ちょっと興奮しました!
後味良いです!
熱量の凄さ
まさしく蜷川ワールド‼︎
とにかく、蜷川作品は色使いや映像美であろう。どの部分を切り取っても、インスタや写真集の一枚になる。メキシコのあのカラフルな街並みも世界観にぴたりと当てはまる。
内容は藤原竜也演じる、ダイナーのシェフのボンベロと殺し屋のお客様たちと玉城ティナ演じる、おおばかなこの非日常ストーリーである。
殺し屋のお客様の面々も、窪田正孝、本郷奏多、武田真治など個性的なキャラ、そしてクセが強い。殺人のシーンなどグロいとこもかなりあるが、様々なアクションシーンも見どころの1つ。
でも、1つ忘れちゃいけないのが、ただの殺し屋レストランの話じゃないってこと。人生を諦めつつあった「おおばかなこ」の人生大逆転の話でもある。
あんな人形みたいなかわいい「おおばかなこ」も、必死に生きて、最後には自分のやりたいことを見つけ成功をつかみとる。この映画には現代の怒涛に迷う若者達へのエールや道しるべを指し示しているのかもしれない。
「超オシャレな映画」
楽しく鑑賞させて頂きました。
全393件中、161~180件目を表示