七つの会議のレビュー・感想・評価
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もっと早く締めるところは締めてほしい
名俳優の演技合戦を楽しむ映画です。
余裕の演出力
場面転換で田園のエアリアルショットや都市夜景のバルブ撮影が出てくる。それが効果的に話と好奇心をつなぐ。
祈りの幕が下りる時でも感じたが、田舎と都市の対比、上空からゆっくりパンする佳景で、尺を無駄なく乗り切るところに強みと個性があった。
おそらく業界地位も確かな人であって、有名俳優のちょい役使いが散見された。
難点は野村萬斎で、嫌いではないが、ことごとくリアリティがない。うまく言えないがドラマスタイルの演技をしない。まして周りがめちゃ巧い人だらけなので萬斎の狂言的な──というより歌舞伎の見栄のような台詞回しとキメ顔がやたら浮いてくる。ひるがえって香川照之はじめ共演者を引き立てている、と見ることもできる。違和はあったが妙味かもしれない。
萬斎、香川顔芸対決‼️
今こんな状況だから見るべき映画かも
原作が池井戸作品なので、結果にコミットするこの爽快感!
其処に達するまでのプロセスの裏切らない面白さ。
萬斎さんの飄々とした雰囲気と時に見せる眼力がドラマを盛り立てていると思う。
そして登場人物たちに、今新型コロナウィルスによる日本社会の大混乱の原因をつい関連付けてしまうけど、その通りのような気がするのは私だけではないはず。
危機とは何なのか、それにどう対処すべきなのか、しっかり考えてほしいわ~日本の「天の声」にも。
池井戸ワールド
原作の方がはるかに良かった。
NHK版の感動には及ばない
野村萬斎のクセがスゴイ!
さすが池井戸潤!という物語。
会社に優遇されているグウタラ係長の秘密に迫る上席である課長達。そこには会社の闇が存在して・・・と言うストーリー。
池井戸潤原作の企業サスペンス。流石にベストセラー作家の作品だけあり、しっかりとしたストーリー展開でした。
良い意味で単純で分かり易く、どんでん返し、カタルシス、そしてラストの前向きな明るさ。とても良い印象を持った映画です。
ただ、制作側の目論見通りなのでしょうが、野村萬斎の演技は個人的にはネガティブです。
舞台では映えるのでしょうけど、映画としてはどうなんでしょうか?
闇まみれ
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