七つの会議のレビュー・感想・評価
全436件中、101~120件目を表示
もっと早く締めるところは締めてほしい
会社の組織ぐるみのデータ改ざんを、元トップセールスマンで現ぐーたら社員が暴いていく。
主人公のぐーたら社員と、権力の中枢へとかけのぼっていく同期社員との対比を織り交ぜていて、おもしろい。
最後はもっと早く締めてほしかった。だらっと蛇足のように続いてしまったのは残念。終わり方は大事!
名俳優の演技合戦を楽しむ映画です。
一番悪い奴は誰なのかを探す、推理小説の変形のようなストーリー。
しかし伏線の敷き方が上手ではなく、きっとこういう方向だろうなと思う方向に全部、話が転がって行くのが残念なところでした。
ただ、大量動員した実力派の俳優陣の演技はさすがです。
有名どころの俳優の演技合戦を鑑賞する、という目的であれば、成功している作品ではないかと思います。
そのなかで、唯一、必死でセリフを間違えずにがんばってます的な及川光博の演技が残念でした。
それにしても、まあなんともイヤな会社ですなぁ。
パワハラ会社なんてのは、触法会社でもあるってことなんだなと感じました。
余裕の演出力
場面転換で田園のエアリアルショットや都市夜景のバルブ撮影が出てくる。それが効果的に話と好奇心をつなぐ。
祈りの幕が下りる時でも感じたが、田舎と都市の対比、上空からゆっくりパンする佳景で、尺を無駄なく乗り切るところに強みと個性があった。
おそらく業界地位も確かな人であって、有名俳優のちょい役使いが散見された。
難点は野村萬斎で、嫌いではないが、ことごとくリアリティがない。うまく言えないがドラマスタイルの演技をしない。まして周りがめちゃ巧い人だらけなので萬斎の狂言的な──というより歌舞伎の見栄のような台詞回しとキメ顔がやたら浮いてくる。ひるがえって香川照之はじめ共演者を引き立てている、と見ることもできる。違和はあったが妙味かもしれない。
萬斎、香川顔芸対決‼️
池井戸作品に野村萬斎が挑みますがあまりに馴染んでいてビックリ。グータラ社員にこんなヒストリーがあったのかと普通に楽しめた。池井戸、福澤、TBS、東宝この並びで失敗はないね。
萬斎と香川の顔芸対決は最高。ただここまでドラマっぽい映画は賞レースには絡まないですね。
大企業ならやってるだろう
面白かった。
伏線があって、そこがどんどん解明されていって、線が繋がった時、引き込まれる感がある。
見てもいい映画だと思う。
同時に見た空母いぶきは全く面白くなかった。
評価は裏切らないと実感。
今こんな状況だから見るべき映画かも
原作が池井戸作品なので、結果にコミットするこの爽快感!
其処に達するまでのプロセスの裏切らない面白さ。
萬斎さんの飄々とした雰囲気と時に見せる眼力がドラマを盛り立てていると思う。
そして登場人物たちに、今新型コロナウィルスによる日本社会の大混乱の原因をつい関連付けてしまうけど、その通りのような気がするのは私だけではないはず。
危機とは何なのか、それにどう対処すべきなのか、しっかり考えてほしいわ~日本の「天の声」にも。
池井戸ワールド
野村萬斎さん以外のキャストを調べずに視聴。
池井戸ドラマの出演者だらけで違う意味で楽しめた。
演技派の豪華メンバー。
野村萬斎さんの演技を観るのがはじめてでしたがこの役がピッタリで、とてもミステリアスでした。
及川光博さんは本当に演技がうまいですね。
本当にダメなサラリーマンに見えました✨
ストーリーも頑張ろうと勇気をくれる☺
原作の方がはるかに良かった。
家族で行った。原作は良かったのに期待していたほどではなかった。野村萬斎のサラリーマン役はキャラクターが強すぎる。原作を読んだ時には感じなかったが、サプライヤーの選定を営業部が行うというのはおかしいのでは?
NHK版の感動には及ばない
ネジの不良の辺りで、どっかで観た話だと思い出した。よく考えたらNHKで吉田鋼太郎の演技に痺れた番組のリメイクだった。NHK版の方がリアルでとても面白く、池井戸潤の流行りのキッカケになった気がする。野村万斎の演技も時代がかり過ぎ。
野村萬斎のクセがスゴイ!
ストーリーは池井戸さんらしさ満載で面白い。
あとは、野村萬斎のクセの強い演技をどう見るか?
狂言とか舞台か好きなら問題ないのだろうけど、イチ映画の中での演技として見ると、異質な存在でしかない。私は後半になってからは楽しめたけど、序盤は野村萬斎の演技に慣れるまでに時間がかかった…
個人的には、浜本さん役の 朝倉あき さんがなかなか良かった。
さすが池井戸潤!という物語。
会社に優遇されているグウタラ係長の秘密に迫る上席である課長達。そこには会社の闇が存在して・・・と言うストーリー。
池井戸潤原作の企業サスペンス。流石にベストセラー作家の作品だけあり、しっかりとしたストーリー展開でした。
良い意味で単純で分かり易く、どんでん返し、カタルシス、そしてラストの前向きな明るさ。とても良い印象を持った映画です。
ただ、制作側の目論見通りなのでしょうが、野村萬斎の演技は個人的にはネガティブです。
舞台では映えるのでしょうけど、映画としてはどうなんでしょうか?
闇まみれ
就活生がモチベーションを失い、
社会人にとっては胃が痛くなるような内容
これを観て、この会社やべーなって思える人はきっと幸せだろう。勧善懲悪が下されているのがまだハッピー。現実はきっとこれより遥かに厳しい。
全436件中、101~120件目を表示