七つの会議のレビュー・感想・評価
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不正はいつかバレる
どうした福澤克雄
池井戸潤さん
居眠りの時間!
サラリーマンの悲哀と架空の会社グループ全体の闇の物語です。
何となく見始めたのですが、引き込まれました。
僕もサラリーマンですが、ここまで真剣に仕事に打ち込んでたら人生変わってたかも?とか、もう僕は定年まで10年しかないのですが、明日からは命を賭けて働いてみようかな?とか思ったり、でも、僕も必死に働いてきてストレスから脳卒中発症して重度の半身マヒの身体障害者になってしまった自分は仕事にはそれなりに打ち込んできたのかもしれないです。兎に角、人生損得無しに正直に正しく生きていきたくなる映画に感じました。
僕の会社は厳密と透明を中心に置いてる会社であることは幸せです。
日曜劇場オールスター感謝祭。
「日曜劇場」×池井戸作品シリーズを手掛けてきた監督の福澤克雄と
プロデューサーの伊與田英徳らのスタッフが参加して作られた作品だけあって
キャストも主演の野村萬斎さん以外は日曜劇場常連の方々ばかりです。
■一昔前のブラック企業
舞台はパワハラがはびこる完全なブラック企業の中堅の電機メーカー。
追い込まれるミッチーを見てると、こちらもえずきそうになるw
■隠しきれない狂言師
野村萬斎さんの、なんだか超個性的で笑い方とか胡散臭い感じがもうねww
■絶妙なライン
野村萬斎さんも香川照之さんの「それ以上やるとただのギャグだよ」ラインの
ギリギリを攻めた、絶妙な演技が観てて面白かったw
■映画にするほどでもなかった
正直、映画館でお金払ってまで観る価値はなかったんじゃないかな。
特別ドラマ枠でも十分であったと思う。
地上波放送待ってて良かったw
■半沢直樹好きにお勧め
個人的には半沢直樹の方が遥かに面白いんですけどね。
2019年の映画で、まだ最近なんですよね。
今でこそコンプライアンスやら働き方改革なんて企業も増えてきてますが
まだまだ日本にはこういう会社たっくさんあると思う。
ドラマだとさらに良かったかも
平成最後のリコール隠し
企業戦士達の熱闘を描く硬派エンタメ作品
池井戸潤原作作品としては意外な作風だったが、これは面白いと鑑賞中何度も頷いてしまった。本作は社会派作品ではあるが、硬派一辺倒にならず、コミカルな要素を巧みに織り込んだ、上質なエンタメ作品として堪能できる。
本作の主人公は、中堅電機メーカである東京建電の営業一課・係長である八角民夫(野村萬斎)。営業部員たちは北川部長(香川照之)の厳しいノルマ要求に戦々恐々としていたが、八角だけは泰然自若とした仕事振りだった。そんな彼に担当課長である城戸(片岡愛之助)は激高するが、八角にパワハラで訴えられる。その後、この事件は予想外の方向に大きな広がりをみせていく・・・。
主人公を取り巻く俳優陣が豪華である。TVの池井戸潤原作作品ではお馴染みの面々が息詰まる舌戦を繰り広げ、新事実を暴き出しながらテンポ良く事件の核心に迫っていくプロセスは見応え十分であり、画面に吸い込まれてしまう。その分、人物像の掘り下げは弱いが、芸達者で個性的な俳優を揃えているので、彼らの佇まい、表情で人物像が推察できるのは流石である。
本作は何といっても八角の存在感が際立っている。掴みどころがない。得体が知れない。正義なのか悪なのか釈然としない。謎めいた人物である。そんな人物を野村萬斎が嬉々として演じ切っている。八角を演じるとしたら、どこか浮世離れした、飄々とした雰囲気を持っている野村萬斎が最適役である。
ラストの八角の独白は、彼の人生経験から得られたものだろう。仕事人間として日本の産業構造の中で生きている者なら共感できる。理想と現実は決して一致することはない。しかし、理想を目指して不断の努力を続ければ、現実を理想に肉薄させることができる。
ものづくりの原点は、正直であること、真摯であることだと私は思う。簡単なようだが、閉鎖的な日本の産業構造の中で、それを貫くことは、決して容易ではないことを本作は強く我々に問題提起している。
緊張感
面白い!
自宅PS4にて、amazon prime videoで鑑賞しました。
池井戸潤原作の小説の映画化です。半沢直樹や下町ロケットなど有名な池井戸潤実写化作品に出演しているキャストが今作でもたくさん出てきます。
大企業、下請け企業、不正、隠蔽、など池井戸潤作品ではおなじみのワードが多く出てきますが、今作はまた違った面白さがあります。ミステリー要素と言いますか、前半で出てきた伏線が徐々に回収され、後半にいくにつれて謎が明らかになっていく。そんな面白さがあります。
キャストの豪華さだけで売ってもいいくらいの豪華俳優陣です。香川照之、及川光博、北大路欣也、等が出演している中、浜本役で出演していた浅倉あきが存在感をしっかり放っていました。素晴らしいです。
ザ・池井戸
テーマが暗くてかなしすぎる
長くサラリーマンをやっているから、さもありなんと思い浮かび、なんかとてもつらい気持ちになる。昭和時代に見慣れたパワハラ、ノルマ、罵倒・恫喝、裏工作だけでなく、さらに計数達成のための安価な劣悪部品とデータ捏造、隠蔽と続く負の連鎖。いやあ、これだけで気持ちがドンドン暗くなってしまう。しかも、隠蔽の張本人は君臨し続ける幕切れにはがっかり。映画の世界ぐらいは、スカッとしたいもんだ。
「半沢直樹」のスタッフ・キャストだから比べてしまうけど、パターン化された役柄は役者としてどうなのかなあ?
ドラマでは堺雅人・上戸彩夫婦の明るさが救いだったが、そういう箸休めもなく。朝倉あきは部員でなく恋人ぐらいの設定なら良かったのかも。野村萬斎の飄々として超然としたスタイルが清涼感を醸し出したにしても、やっぱり救いがないなあ。
話題作
やっと観ました。
実話を元にしただけあって、リアリティに富んでいて面白かった。
主人公はあそこまで変人に作り込まないといけないのかが疑問だった。
ただ、この脚本家、元客室乗務員だから、航空機ネタのために登用されたのでしょうか。
デビュー時のインタビューでは、客室乗務員から玉の輿で、子供が未熟児で産まれたために脚本家になったシンデレラストーリーと書かれていました。
女の質の悪いプライドと厚化粧、会社員を見下す見栄しか感じさせない。
ビジネスにコンプレックスの塊の女が、CAではうまくいかないから芸能界に入って、見栄で池井戸作品に手を出しているのを誰も止められないのか。
全体的に、シーンが飛んでいたり、切り返しが早いのが特徴で、淡々としていてつまらない。
気持ち悪いから、今後池井戸作品に手を出さないで欲しい。
キャバクラ嬢みたいなこの脚本家を取り上げた関係者には疑問を感じる。
原作が名作と言われる作品を、次々と改悪しないで頂きたい。
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