七つの会議のレビュー・感想・評価
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我身ならば・・
吉田羊のセリフ
「サラリーマンって悲しいね」
言い得て妙、その通りです。我身に置き換えてみれば、自分は八角さんに成り得るのか?
今の生活を棄て、ぼろアパートに住めるのか?自問自答するが結論はでない。出たのは涙と脂汗・・
マジでそう思う、サラリーマンって悲しい、いや日本人って本当に悲しい。
池井戸ドラマオールスターズ!
原作は読了済。
短編集をうまく長編映画としてうまくまとめたなという印象。でも、それは低い評価ではなく、かなり面白いという意味で。
出演する俳優たちが、TBSの池井戸ドラマで見た顔ばかり。あのドラマたちを好きな人は、あぁ、この俳優も出てるのか!なんて楽しみながら観るのもあり。
ただ、個人的に野村萬斎の現代劇での演技が好きではないので、そこが残念なところ。
顔芸エンターテイメント
池井戸作品しかもTBSのドラマを見てる人にはたまらないでしょう。
今まで出てきたドラマの方々のオンパレードです。
キャストの方々がいいですね。
野村萬斎さん、カマキリ先生(笑)香川照之さん、鹿賀丈史さん達の顔芸がすごすぎる(笑)
その中で及川光博さんミッチーの役所はホットさせられた。
池井戸作品を読んでいるがこの作品に限って未読。
多分本を読んでいれば細かいところなど補完できるのかもしれないがそれでも分かりやすい内容と良くできたエンターテイメント作品でしたね。
映画自体は良く出来てるとは思いますが何か物足りない気もする。
それはもっと脚本が盛り上げてくれるんじゃないかという期待値が高かったのだろう。
それでもこの尺でこの内容なら満足できるのではないか。
ラストは予想通りの黒幕でした。
未読の本を読んでまた見たいと思います。
見応え十分!
池井戸潤さんの原作である事と主役の野村萬斎さんと香川照之さんが好きだという理由で観たが2時間があっという間に感じる程飽きさせない展開で見応えがあった。なかでもオリラジの藤森くん!役者としても十分やって行けるほど見事な演じぷりっだった。それにしても俳優陣が豪華過ぎた。個々の出番をもっと増やして欲しいくらい贅沢な使い方が逆に少し残念だった。
徐々に盛り上がる池井戸作品的面白さが足りない。
原作未読。
あるぐうたら係長がある小さな出来事から、社内及び親会社含む大事件を起こすお話。
流れ的には社会派民間企業ドラマで、キッチリ池井戸作品的内容です。
民間企業に勤めている(特に営業)ならば共感出来る厳しいノルマネタ、役職での立場ネタ、上下関係などあるあるネタたくさん。
会社的コンプライアンス内容も含まれていた。
民間会社隠蔽ネタでもありました。
かなり豪華な俳優陣。
楽しめるっちゃ、楽しめる、、、しかし池井戸作品として観ているからだと思う。
何かが引っかかる。。。
ドラマとして徐々に事件の追求がされ、後半へと大規模な事件になる割りには、そのキッカケとその理由等が(東京建電という企業の規模の割りには)内容的にショボいんですよね。
橋爪功が関わる理由所なんてもう、、、規模が小さい町工場の社長じゃないんだからと。
結果が大きくなっただけに、その過程までの脚本をしっかり吟味して貰いたいかった。
(作品観ないと分かって貰えない様なレビューでごめんなさい。)
また、主人公に感情移入出来ない設定もマイナス。
朝倉あきに助けられている感がある。
私的には池井戸作品は小さな町工場の人情的な作品の方が好きだ。
TVドラマの下町ロケットや半沢直樹の方が面白い。
徐々に物語が盛り上がりを見せる池井戸作品的面白さが足りない。
これでは最高とは言えない。
期待どおり
この原作、このキャスティングでおもしろくないわけないでしょう。
そして、実際に期待どおりでした。
自分の職場に置き換えて考えてしまうことがたくさん。
正義って難しい。
優主な人がたくさん集まってる組織でも、
どうして組織になるとあんなヘンテコなことになるんでしょうね。
そして、責任を取らないトップって
なんのためにいるんでしょうね。
映画のストーリーを超えて
今の社会のことについて考えてしまう??
重厚な内容で、とても面白い
香川照之さんの心の揺れをちゃんと描いているところで、評価をぐっと上げました。
単なるミステリー映画に収まらず、登場人物各々の葛藤を描いてくれていました。
とても面白い。
エンドロールは、私たちが鑑賞後に考えるべきところを、優等生が全部言葉として言っちゃってるから、そこは勿体ないなあと思ってしまいました。
この映画のメッセージはこうなんだよ!とまとめられた感じ。
そこの余白は私たちに預けてくれてよかった。
目がヤバい
不正はさておき、未だ日本の会社はこんな会議が日常でとても胃が痛い思いで観てましたが、さすが池井戸作品の痛快さと豪華キャスト陣の名演で盛り上がりました。特に萬斎さんの目がヤバい。ラストの語りは日本人の本質を突いた鋭い内容だと思いました。これは観るべし。
最後まで見応えのある内容です!
試写会でも観賞しましたが、人間の複雑な感情が絶妙に絡み合い、最後まで誰が悪なのか?誰が正義なのか?目が離せない内容でした。
会社の業績のため、自分の名誉のために働く現代のサラリーマン時代劇を観たような感覚になりました。
野村萬斎演じる八角の奇妙さや香川照之さん演じる北川部長の緊迫感のある演技に加え、朝倉あきさんの女性目線ならではの思いも描かれていて人それぞれの目線のドラマがあり、見応えありました。
映画を通して八角の複雑な背景や吉田羊さん演じる奥さんとのやりとりも重要なシーンだと思います。
何が正義なのか、人それぞれに正義というものを持っていて、後半はそれぞれがそれぞれの思いを抱えながらぶつかる討論バトルは必見です!
観終わった後にスッキリする池井戸潤節があるのと同時にどこか考えさせられるような感覚になると思います!
ぜひ劇場でご覧ください!!!
皆さん『爽快な結末』と言うけれど、、、
内容は面白かったです。
今の日本社会の『あるある』を適切に突いていると思います。
でも、八角は正義の味方では無いと思います。
「不正拒否&顧客の死」を理由に、営業の仕事もろくにせずに、その後20年もグウタラ在籍し給与貰えるのは北川等の周りのフォローあってこそ。
顧客の死も、「会社が強いるノルマ」が理由で無く「営業の購入後のフォローミス」が原因だと思います。
「無理して売りたく無い」人ばかりだと会社が成り立たない。
利益を生む人の集団が「会社という組織」であり、「組織である」からこそ、毎月纏まった給与を従業員に支払えるのだと思います。
逃げたくせに在籍続ける八角より、不正を黙認しながらも会社(=会社で働いている全従業員)の為に動く北川部長に最初から最後まで好感が持てました。
もちろん、不正は悪い事です。
社会が利益で回っている以上、不正は無くならないと思います。
ですが、顧客信頼を得る為にも不正にならない着地点を探る必要はあると思います。
フィクションでは有りますが、色々考えさせられる内容でした(^_^)
日本企業の悪癖を強調
萬斎さん!及川ミッチー!
カマキリ先生!朝倉あきちゃん!
色気のある芝居に大興奮。
癖の強い顔芸ばっかりで少し疲れますが(笑)
池井戸作品は相変わらずのありえない系ファンタジーかつ、一種のコメディですが(とか言ってると、現実の方が想像の斜め上に突き抜けて、もっと酷くてずさんな事件が起きたりするんですけどね)。
日本企業のダメなところをデフォルメした内容は、良いんじゃないかと。
組織を守ることが最優先や、自分の保身しか考えない経営者や上司って最悪だよね。パワハラよくない!
ってか、上司に盲目的に従うサラリーマンって、やっぱ良くないねぇと思わせてくれたりもして、そこは好感度が高かったです。
一番の見どころはエンディングでの主人公の一人語りですので、最後まで席を立たないことを推奨します。
豪華俳優陣の顔芸が見もの
内容的には空飛ぶタイヤと同じような内容ですかね。予告編を見た時は星4つくらいの映画かなと思ってのですが、実際は星3.5くらいですかね。皆さん書かれている通り、豪華俳優陣の顔芸が見ものです。あとxeroxかなと思っていたらxenoxでした。
もう一つ!
会社員の皆様は共感しまくり作品なんですか??最後に親会社の社長がコケないとこが、若干爽快感不足だし、萬斎様が墓参りしていたじーちゃん、田んぼたくさん持っていそうで、自殺するほど貧乏なのが伝わってきませんでした。離婚したのは、お嬢ちゃんになったのかと思ってたので、そこも妻子元気ならいいじゃないかーと思ってしまったし。
萬斎様の狂言ぽい仕草や言い回しがちょっと気になりましたが、俳優さんたちは力入っていて良かったですね!
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