七つの会議のレビュー・感想・評価
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おもしろかった
現実でもあるような隠蔽、データの改ざん、普段からデータなどを取り扱う会社に勤めているのでとてもおもしろく見ることができました。
目先の利益を得ることに必死で間違ったことをしてしまう人間たち。それを正しい道へ導こうとする八角。2時間あっというまでした。
サラリーマンは見るべき
池井戸潤の作品は、サラリーマンなら共感できる作品ばかりだが、今回はその中でも一番かと。
物語は、データ改ざんの一連のトラブル巡り、個人と組織が対立する。その中で個人側が奮闘し、最終的にはデータ改ざんの黒幕を暴ききるという痛快なものだが、中でも野村萬斎演じる八角と香川照之演じる北川の対比が秀逸。
ある事件をきっかけに、片や自身の矜持を守ったがために、組織に失望され、見限られた八角。
片や組織に取り入り昇進したものの、矜持を失い、逆に組織に取り込まれてしまった北川。
どちらも違う意味ではあるが、組織に殺された二人。
タイミングが違えば立場が逆だったかもしれない二人。
この二人が会社の隠蔽を口外しようと、ラスト手を取り合うシーンは、思わず涙ぐんだ。
友情とか絆とかそういう綺麗なものじゃないが、二人がお互いに認め合い、組織という枠組みから解放されたあのシーンは、サラリーマンなら、いやサラリーマンじゃなくても見る価値がある。
いい作品を見て、とても満足。
速い展開であっという間の2時間でした。
個人と会社の関わり、会社と社会の関わりを良いコントラストで描いています。展開も速く飽きずに最後まであっという間でした。
八角さんの最後の言葉、改めて考えさせられます。
面白かった
豪華キャストの演技が凄いです!!
迫力が凄まじくとても見入ってしまいました。
内容的には、働き方について厳しいところをつきすごく考えさせられました。
特にエンドロールの八角の言葉は胸に刺さります。
映画館で見て良かったです!
ハラハラドキドキ感がハンパなかった!
香川照之さん。及川光博さん。野村萬斎さんをはじめ皆さん迫力ある演技に圧倒。
大袈裟過ぎる演技だけどこの作品はそれが丁度よい感じ。
大物俳優さんばかりでしたが役者負けしていない良作でした!
営業部門が自ら資材を発注しちゃいけない事が勉強になりますね( ´∀`)
だてに豪華俳優陣を使ってるだけでなく、現代に必要な一本
豪華俳優陣と池井戸潤作品と知って鑑賞。
だが、いざ蓋を開けると現代に起こりうることのオンパレード
改めて池井戸さんと福澤監督のタッグ作品に感動を覚えました
非常に見ごたえのある一本でした
演技は良いけど、ネタは白ける
出演陣がすごい豪華。
半沢直樹にかぶる役者も多いので、若干デジャヴ。
意外と藤森慎吾が良かった。
役者さん方のワナワナ顔がすごいクセ!
しかし、ドラマとはいえ物語の本質である肝心のネタの描き方が少し雑だったかなぁ。んなわけねーだろと思ってしまうと白ける。
役者陣の演技の重厚さを楽しんだ。
香川照之は、こういう映画に欠かせない役者になってるなぁ。
面白いのだが
「半沢直樹」シリーズ、「祈りの幕が下りるとき」の福澤監督作品だけあって流石の出来。丁寧な説明と顔面ドアップの洪水!
でもなあ
一つ一つ一人一人のエピソードがチャチャと進んでいて動機付けが浅い
お年寄りも何故?自殺したの?
八角がそこまで責任感じなければいけないのか?
一番駄目だったのが
キャスティングミスとさえ思える
野村萬斎さん
いくら狂言の人だからといっても
声の出し方歩き方、違和感ありありで浮いてる
会議で告発する場面でも堺雅人のような悔しさが染みだしていないので申し訳ないが力量不足なのかもと思ってしまった。
吉田羊との場面では、一方的な吉田羊の演技の素晴らしさが際立っていて完全な負け芝居。
オススメ出来る作品だが
もう一歩と思える作品だった
それにしても
ドーナツて
あんなに皆喜んで買うかなあ?
甘いもの苦手な自分としては
それも違和感だった
人は人であるが故に間違いを犯す。
予告編の時からではあるが、監督、俳優陣の面々を見てまあ間違いなく面白いだろうとは想像できた。
原作は未読だが、池井戸作品(今ではもはやTBSの日曜ドラマ作品の代名詞となったが)らしい、社会に切り込んだストーリーである。
働く者、それは概ねが組織に従ずる者であって、何人たりとも気付かぬ内に、様々な思惑の中で使役されている。自分の意思に反して命令に従い生きる者もいれば、そうでない者もいる。
今回の作品では、この二つの生き方それぞれの者達の拮抗がテーマの一つになっている。
たまたまかも知れないが、エンドロールで語られる言葉の一つ一つは、昨今巷を騒がせた、かの自動車会社や、統計調査云々の話と重なり、これまた非常に感慨深い思いで、劇場を退出させられたテーマであったと思う。
人は人であるが故に間違いを犯す。これはいつの世も不変の理なのかもしれない。
面白い映画でしたが
八角がなぜぐうたらになったのかが、よくわからなかった。なぜ、お風呂売った先のおじちゃんが自殺?
最後のネジ、証拠が椅子の下にあった。と言ってたが、強度不足のネジは、飛行機、電車についてますよね、、?
会社の様子が、いくら忙しいとはいえ、あんなにバタバタしてないでしょう?ちょっと動きすぎだよ。
赤井秀和とか、前橋の工場で使う必要ないかなと、、。
いろいろ、実際にはないかなと思ってしまうことが、気になってダメでした。
TVで十分
映画館では迫力音響、大スクリーン、そこへテレビ感覚でどアップや怒鳴り声を浴びせられるとストーリ没入以前に逃げたくなる。
池井戸作品は筋書的には変わり映えしないので毎回異色のキャスティングで話題づくりだが表情筋のアスリートばかり集めてのオーバーアクションオンパレードはもはやお腹一杯。企業不正ものは民放はタブーとされてきたがこの程度はテレビで十分、リアル社会の事件の方がはるか上を行っているご時世なのだから。
香川照之
「半沢直樹」が好きだったので、
最後まで面白く楽しめました。
そんな奴おらんやろ!
ぐらい過剰過ぎるが面白かった。
二人でドーナツ食べて背中で語るシーンと
最後のシーンは良かった!
ものづくりに携わる者として
凄く響きました。
原作も読みたくなりました。
日本企業で定年退職を迎える以外に選択肢がないサラリーマンを池井戸潤節で目いっぱい揶揄
日本企業で定年退職を迎える以外に選択肢がないサラリーマンを池井戸潤節で目いっぱい揶揄。作中のセリフに『まるで犬だな』に象徴されるのが85万部購入の人たちの心の闇か。キャリアももう3社目で外資企業歴が長い自分にこの物語にシンパシーは残念ながらない。だから豪華俳優の演技も茶番でしかない。自分が部下によく語るのは『会社に依拠するな、仕事に依拠しろ』この物語に感銘は得ない人と友でありたいと感じてしまった。
池井戸潤作品オールキャスト
面白かった。面白かったし集中して観れたけど、その分上映後凄く疲労を感じた。
話の骨組み自体は、池井戸潤作品って恐らくどの作品も基本的には水戸黄門とかと同じで型があるのでしょうね。主人公vs巨大組織、最初は孤軍奮闘する主人公だが味方が増え最後は勝利する、という。
殺人の起きないミステリーという感じで、徐々に明かされていく真相と話が進むにつれ凄味を増す役者陣の力で二時間楽しめました。
役者陣は本当に主要人物以外も滅茶苦茶豪華でしたね。主演の野村萬斎、一癖あるとはいえ一般のサラリーマンを演じていますが、何ていうか「普通の人間」をやればやるほど人外の存在に見えてきますね…これはもう流石ですとしか…
話としては序盤のぐうたら社員と中盤から本領発揮した八角のギャップを楽しむべきなのでしょうが、野村萬斎演じるサラリーマンがただの人間な訳が無いんだよな…っていう感じは観る前から予想しますよね…。
終盤の北川と梨田の関係性については序盤に解決した伝票整理の女性社員の事件との対比含めえっぐいなあ…と。
あの女性社員の不倫関係は3年だけど北川は20年あの歪な主従関係をやらされていたんだよなあと。 ホモソーシャル地獄だ…
話はしっかり解決しつつも大本は変わらない、という風に締め括られています。
役者達のパワーが凄いので大画面で堪能すべきだとは思いますが、十分に体力をつけて観賞する事を推奨。
どこまでどんでん返しなのかっ
早速観てまいりました。
池井戸作品としては、かなり上位かなと個人的には思ってます。
萬斎さんのキャラといい、香川さんのキャラといい、そしてミッチー‼️キャラ対決になりそうなキャストなのに、ストーリーから目が離せませんでした。
もう一回観たら、違った見方ができるかもなんて思ったりもして…。
原作も読みたいと思った骨太作品でした。
大変感激しました
主演の野村萬斎演じる万年係長と、周りを取り巻く役者さんたちの迫力を充分感じさせていただきました。これはまさにいままで日本の会社を支えてきた古き良きそして悪しき企業人の伝統の物語。最近よく耳にする似たような事件を、彷彿とさせる内容でもありましたね。久々に最初から最後まで気を抜けずに観させられた映画でした。
追伸:オリラジの藤森君の演技も素晴らしかった。ピッタリの役柄と言うか(失礼)
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