■学校の人気者・シューセー(杉野遥亮)と秘密のアパートの一部屋での同棲生活を送るアオイ(上白石萌音)。
ある日、二人の通う高校に突然シューセーの従兄弟・レオン(横浜流星)がシューセーを自分と同じアメリカのハイスクールに転校させようと、突然転校してくる。
アメリカに住んでいるくせに、へたっぴいな英語を喋るレオンは(ごめんね、横浜流星さん)最初はシューセーと暮らしアオイを“巨乳でない70点女”などと甚だ失礼な呼び方をするが、シューセーは”一緒に住めばアオイの魅力がわかる!”と言って三人でアパートの一部屋で暮らす事になるのでアール。
◆<Caution!内容に触れているかな?>
・今作の主人公アオイを演じた上白石萌音さんは、ご存じの通り彗星の如く、邦画の巨匠、周防正行監督の「舞妓はレディ」でイキナリ主役を務め、何だなんだ凄い人が現れたぞ!と思っていたら、更に超大ヒットアニメ「君の名は。」で主役の声優を務め、その後秀作「夜明けのすべて」でもW主演で評価された、凄い人である。
最初に「舞妓はレディ」で観た時には九州から来た可愛い女性(というか、女の子)だったが、ご両親の育て方の賜物だと思ったのだが、品があるのだな。
・で、今や大スターであるが、周防正行監督の慧眼は間違っていなかったね。
今作でも、一生懸命に真面目に家事をする彼女の姿に、それまでタカビーだったレオンも惹かれて行くのである。
・レオンを演じた横浜流星さんも、今や若手大スターであるが、この人は存在に華があるし、どんな役も上手く演じるんだよなあ。この人が大スターになったのも納得である。
■今作のクライマックス、学園祭でレオンがアオイの恋人だと思われて戸惑うシーンで、レオンが櫓の上で、”アオイは100点満点だ!”と叫んで、アオイの恋人がシューセーである事を大声で叫ぶシーンは、ナカナカである。キャー!
<今作は、、上白石萌音さんの魅力炸裂モテモテ物語なのであーる、そりゃそーだ!。>
■一つだけ
・私は、今作でアオイの親友を演じた高月彩良さんが「想い出のマーニー」でマーニーの声を担当してから、ずっと注目しているのだが、何故か映画では作品に恵まれないんだよなあ。すらりとした水泳が得意な方だそうで、作品に恵まれると良いなあ、と密かに思っているのであるよ。じゃーね!