劇場版 SHIROBAKOのレビュー・感想・評価
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好きなことをしてお金をもらうということ
DVDケースからポーン!
ああ、アニメだからやっぱりね。これが生命線だから…
え?今はBD?変な話まあどっちでもいいや。
バイクングだかパイレーツだか、いきなり何なんだ。
実にコミカルな導入だね。いきなりエンジン全開でいい感じ。
限界集落過疎娘の語感の良さに思わず吹いてしまうでゲソ。
引退して一線を退いた社長のカレー。いろいろな思いが詰まっているんだろうなあ。
何故バーのような店でカレーを作っているのか謎だが、それも社長の趣味なんだろう。
ああ、食べてみたい。
モンブランも凶悪的な仕上がり。なんかケーキの破壊力増してない?
映画見てお腹空いてきたんだが…あんな顔よりでかいモンブラン食べたらカロリーが半端ない。
監督が逐一お腹をぷにぷにする仕草がなんとも言えない。
腹は出るものだ。腹は出るよ!
後ろでひょこひょこしてる監督がかわいい。動けるデブ。
ファミレスの座席ボロ過ぎない?潰れそう。
最後尻すぼみで盛り上がりに欠けたような。
メタいなぁ…
まあ劇中劇にそこまでシナリオに注力できないのもあるけれど、ちょっとキャラが弱かったような。
動物っぽいキャラ、イマイチ幼児向けアニメっぽくて劇場で
三女の劇場版ってことでよかったのでは?まあそれだとげぺうが出せないか。
権利関係で揉めてどうのこうの、という所をもう少しシリアスに描いた方が緊迫感が出たのかも。
終始予算がもらえてアニメーターが動きを見せたくてしょうが無いという感じの印象で少し脚本が弱かったように感じる。
まあこの作品に限って言えばアニメの制作の裏側という時点で既に興味深いのかもしれないが。
小笠原さんの素晴らしい神主打法が今回も見れてよかったです。
アニメの本放送でも触れられていた「好きなことをしてお金をもらうこと」
今回もアニメ制作の裏側が垣間見える内容となっている。
私も例に漏れず好きなことを仕事にしている側の人間である。
今まで何度も後悔したものの、やはり最後の結論としてはどの道を選んだとしても今の自分に行き着くのではないかなと思う。
っていきなり担当から電話かかってきた!心臓が止まりそうになるからやめて欲しい。
ていうか映画を見ている時は電源OFFにしなきゃ…
ちょっと気になったこと
車の中のみゃーもりの髪の毛1Fだけ色パカしてない?気のせいかな…
ちょっと茶色明るいのがあったような?
あとビデオカメラのストラップの描き忘れはちょっと。落っことすと危ないからね。
想像以上の次元へ
テレビシリーズは見たことがなく、今作がSHIROBAKO初鑑賞作品です。
なんだか嬉しい感動が起こりました。
作品内での他のアニメーションの完成度が高く、絵柄も違えば動きもそれぞれ、同じ空間にいたら異質なものばかりなのに何故かワクワクしてくる、序盤から中盤までたまらない展開です。
一つ一つ作業を繰り返していろんな壁にぶつかりながらも、アニメというものを作り上げる。今クール放送中の映像研と比べながら観ましたが、どっちも面白いということが分かりました(笑)
日本のアニメーションにはいつもワクワクさせられます。今年も色んな劇場アニメと出会うことになると思うので楽しみに待ちます!
まぁ結果オーライ的なのかな?
※ネタバレ含みます
悪い点から言えば、アニメからの4年後(2019年)の世界をロロが説明する感じで始まったけど、なんであんなムサニになってるのか…。あれを説明されたのがだいぶあとだったこと。中盤ぐらいで丸川社長(劇場版では元だけどね)によってだいぶ詳しく説明されたね。あとはせっかく七福神頑張って作ろうとしてた5人が結局はそれどころではない状況(特に2人か)。声優のずかちゃんも本業声優なのにレポーターになってる点とか。あとアシスタントPの存在意味。それと一緒でげ~ぺ~うの社長に抗議にみゃーもりとアシスタントPでなぜか着物で行くけど、意味わからん。それと中盤のみゅーじかる的なことわからん。
良かった点と全体的な点をまとめて言うと
悪かった点に少しネタバレするならば、作監の小笠原さんや作監補佐の井口さんは劇場版ではアニメを描いているということはなく、独立?転職?していました。絵麻と久乃木が同居して、ムサニの仕事はしていなかったり、遠藤さんはムサニが危機的状況になったときに木下監督同様に現実逃避していたけど、結局戻ってみんなとアニメを描いたところではいつものムサニが戻ったなぁと感じました。悪かったというか残念と言えば、せっかくみんな戻ったのに結局はやっぱり本業?というのかな?転職先や新たな仕事をするということで、制作チームは佐藤さん、矢野さん、みゃーもり、社長、事務の興津さん、一部の演出・アニメーターの人しか残らないというのは残念だったかな
アニメ制作は本当に大変です(^_^;)
余り期待せずに観たのですが、まずまず面白かったです。私自身、アニメやCGの映像制作現場に長年いたこともあって、いろいろ考えさせられる映画でもありました。TVシリーズもそうでしたが、似たようなことを体感してるので、苦笑いするシーンも多くて(笑)
なお、劇中作品のクライマックスより、着物姿のカチコミシーンの方が盛り上がってたのが残念ですね。
最後に「げ~ぺ~う~」の社長って最悪‼️
SHIROBAKO好きなら満足いく作品です!
もともとTVシリーズが大好きで劇場版が公開されるのをすごく楽しみにしていました。
結論からいうと、良い意味でも悪い意味でも「SHIROBAKO」のまんまですごく楽しめました。
途中ミュージカル描写が入るのが、ミムジーとロロが出てくるSHIROBAKOの世界観に合っている感じがして個人的には面白かったです。
お話し的にはムサニを中心としたアニメ制作ドタバタ劇を劇場版の尺に収めた感じで、色々もっと描写が欲しいなあと思うところもあったのですが、TVシリーズの主要人物や主なサブキャラ総出演で、スクリーンを賑やかしてくれていたので、概ね満足です。
終わり方も続編あってもおかしくない感じだったので、続き期待したいです。
ミニ色紙も可愛かったので、ミニ色紙目当てでもう一回観に行きたいですね。
蛇足(ネタばれ):
新宿バルト9さんに観に行ったのですが、映画の中で、新宿バルト9さんの描写が出てきました。
よく分からないですけどちょっと嬉しかったので、劇場に観に行かれる際は新宿バルト9さんをおすすめします。
これで十分だけど
元々テレビ版のSHIROBAKOって小さな事件とその解決の繰り返しで、薄氷を踏むような緊張感の中2クール魅せる作品だったと思うんです。
ただ、映画版で同じ事を2時間にまとめるのは、単純に事件が12分の1になり、感動も12分の1になる可能性があったんです。連続ドラマの映画化なんて結構そうなっちゃってるのはあります。
でも、この作品は少なくともそれは超えてきた。TV版の半分ぐらいの感動であっても、少なくともそこにレギュラーメンバーの確かな成長と、夢に近づいているという実感があった。空想上の歌と踊りが多くなって、若干ヤバい方の「パプリカ」チックになっていても、それでもSHIROBAKOの映画化として成立していた。これが最適解だと思います。
TV版を見ているか否かで評価が変わるかとは思いますが、少なくとも自分は見た上で楽しく見れたのでこの点数です。この映画を見る人は、だいたい見ていると思うので。
ただ、最後に突入したであろう地獄のシーンが割愛されていたので、ほんの少しだけマイナスしました。
上手く纏まってた。PA worksらしさがでてた!
ストーリーが上手にまとまっており、中だるみがなく飽きずに最後まで楽しめました。懐かしい方を満遍なくみれて、ファンにはたまらなかったです。シロバコファンとしての希望として、最後はムサニが盛大に成功して賞とかもらって終わるストーリーが見たいです!!!続編待ってます!
良い映画だったが、時期が…
テレビ版も視聴した上で、劇場版を観に行きました。相変わらず作画のクオリティは高く、特にラストシーンは圧巻でした。ストーリーに関してもテレビ版から4年後という設定で、流動的なアニメ業界の現状がうまく表現されていたと思います。しかし!!!映画館に人がいない!いい作品なのに!人が来ない!新型コロナ恐るべし…がんばれ、SHIROBAKO。がんばれ、P.A.WORKS。
テレビシリーズと本作の間の話が欲しかった
アニメーション制作を題材にした「お仕事もの」アニメ。テレビシリーズの続編で、今度は劇場版アニメを作るって話。テレビシリーズが好きならば是非観て欲しいですが、未視聴だと辛いかも。3.5/5.0満点で。ギリギリ、条件付きでオススメできるレベル。
アニメシリーズで「えくそだすっ!」「第三飛行少女隊」を元請し成功させた後、4年後のお話。で、どうやらムサニのオリジナル作品が失敗し、スタッフが離散し、グロスの元請をやって食いつないでいる、って状態からスタート。訳有りの劇場版アニメを元請することで、昔のスタッフが戻り、またアニメ作りを再起動するってお話。
うーん、その「オリジナル作品の失敗」って部分もやって欲しかったなー。劇場版を2部構成にすれば出来たと思う。
テレビシリーズからの4年間でキャラクターも変化や成長があります。なので「オリジナル作品の失敗でムサニ倒産の危機」だけでなく、キャラのサイドストーリーとしても、絵麻と愛の独立、作監の遠藤、瀬川と遠藤嫁の関係、ゴスロリ先生の再出発、タローと大輔の野望などなど、面白いネタはあります。あと、2クール目からメッキリ登場が減り劇場版で遂に登場が無かった(と思う)落合。あえて色恋モノを入れるなら、みゃーもり&落合、が王道なんだがなぁ〜。
あの挫折の後、みんなが成長しているのに、最後までムサニに残った「みゃーもり」は、自分は成長してないなー、って立ち止まっている訳じゃん、あの仲間の待つ居酒屋の前でのためらいって、そういう描写だったよね。だから「オリジナル作品での挫折」はちゃんとやるべきだったと思います。
だからなのか、今回の「みゃーもり」はプロデューサーという立場なのだが、その立ち位置がよく分からんまま。ナベp(本作では社長)と葛城pのアシスタントって感じ。最後の討ち入りだってリーガルの単純な話で、確かにアシで決着する程度のモノ。
せっかく実質オリジナルなんだから、作品を作る動機やテーマを熱く語って、スタッフを鼓舞したりメーカー側と対峙してこそプロデューサーじゃない?
で、その想いの原点が「前回の挫折したオリジナル作品」であるならば、やっぱ、そこの物語が欲しかった。
深読みすると、明らかに物足りなさを感じるってことは、色々と手掛かりが残っているからで、元々は「失敗したオリジナル作品編」があったのが、何らかの理由で削除されたので、残骸がいっぱい残っているのでは?とも感じます。
ミュージカルシーンは「みゃーもり」の動機付けを短時間で表現しただけ。振袖討ち入りは、アニメシリーズの木下監督と同じ。まあ、みゃーもりのサービスカット、とでも思っておけば良い程度。
好きな作品なので、ツッコミ所も多かったけど、映画としては充分楽しめます。原作アニメを見ていた方は是非。
ストーリーに泣いて作画カロリーに泣いた
ラストのSIVAのアニメーションがウホホホホみたいな奇声をあげたくなるレベルですごかったです。凄いきれいってわけじゃないけどあぁいう勢いのあるシーンが大好きです。
オレタタエンドから3週間であのカットたちを作り上げたと思うと人間技じゃねぇとも思いますが……
TV版は「アニメ業界お仕事アニメ、主人公5人とその他周りの成長物語」として一世を風靡しましたが、今回は「アニメ業界、つらいけど頑張っていいもの作ってるよアニメ」みたいな感じだなぁと。
TV版で5人の成長などを楽しんで見ていた層の方には、今回の作品は少し物足りないのかなとも思いました。個人的には、社会の荒波つらいけど前を向いて頑張っていこう、観てる人に明日も仕事を頑張ろうと思えるアニメなのではないかなと思います。
また、ミュージカル風のシーンでは様々な作風のキャラが行きかい、げーぺーうーへ殴り込むシーンは時代劇風、色んな作風のキャラ達が入り乱れることでお仕事アニメではなくアニメ業界アニメなのかなと思いました。
「取り敢えずジタバタしてみよう」「でも、何が作りたいのかが無いとダメになる」
たぶんここら辺が今回の主軸となるメインテーマなんじゃないかと思いました。とりあえずやってみる、けど何がやりたいかがないと最終的に挫折しちゃう。面白いものを作りたい、だから色々考えてジタバタやってみようそんなことを教えてくれるアニメだと思いました。
まぁ現実は皆が皆あんな向上心あるわけじゃないし、もっともっと黒い部分もあると思います。こんなアニメーション制作会社あったらいいなぁと精神に異常をきたした制作進行が妄想した世界というブラックジョークも結構好きです。人形と喋るしいきなり踊りだすしドンドンドーナッツしてるし……
でもまぁフィクションとして、デフォルメのきいた業界アニメとして大変楽しめる作品でした。
あとジャージ姿の⼩笠原さんが好みです。
美しい!
ただのアニメオタクですが、作って頂いてる方に改めて感謝です( *¯ ꒳¯*)
「人生もっとあがけ、楽に生きようとするな」というのが個人的に伝わる映画でした。
本当に有難うございます。
これからも応援します(((o(*゚▽゚*)o)))
アニメーションが好き。それがみちしるべ。
今回の作品とても良かったです。
個人的な感想、解釈とするとこの作品はアニメ製作に携わる人達へのメッセージ
もう少し踏み込んだ考えをすると京都アニメーションへのメッセージなのかな感じました。
あのミュージカルのシーン、何度も何度も繰り返し「アニメを創ろう」というセリフ。
そしてそれを伝えているのはムサニで作られたであろうアニメーションのキャラクター達。
アニメを創る事によって自分達のみちしるべを、そのアニメから教えてくれる。
かなり長めの尺で演出しているのも、ここがとても伝えたい場面だと思うと納得できます。
(画面全体に沢山のキャラクターが一斉に現れる所があるのですがそこで中央下あたりに
ハルヒ?と思わせる似てるようで似てない微妙なキャラクターがいたのがこの妄想考察のきっかけです)
そして今回のムサニがまた復活する要因になる映画のラストが
カタルシスで終わる内容。つまり悲劇をどう浄化しそして希望のある方へ進んでいくか。
(シナリオの葛藤をしている舞茸しめじ師匠に今井みどりがキャッチボールしながらそのアンサーを何の球で返すか描いていない絶妙の演出)
昨年のあの京都アニメーションの痛ましい事件が起きた時、SIROBAKO も制作真っ只中だと思います。怒りや悲しみなど多くの葛藤があったと十分に想像つきます。
特に同じ地方にアニメーション製作会社としてやってきているP.A.WORKSは
さらに特別な感情があったのではないかと思います。
ラストシーンでのロロの「ちゃんと伝わったかな?」
ミムジーの「また明日は来る」「悪くわない」的なセリフ(うろ覚えですが)
はっきりとは言えないけど伝えたい物がちゃんとあるんだよと。
明日に向かう、前向きな気持ち。
この作品を通して「アニメを創ろう」とP.A.WORKの
温かい応援メッセージかなと感じました。
勿論これは私の勝手な妄想、解釈なのですが、そう思うとより大切な作品になりました。
蛇足
TVシリーズのような感動はなかった。
アレはあの当時の現場のリアルを伝えていたから面白かったのであって、
だとするなら、当然今ならNetflixなどの海外資本の事も話題にしなきゃいけなかったし、
他にもアジア諸国の躍進や、国内アニメーターの高齢化問題など、色々話題は拡げられたと思う。
そうした「今」の中を宮森達がどう動くのか、
そういう部分に迫って欲しかった。
挑戦した作品
SHIROBAKO見終わった
他の人も言ってると思うけどアニメ業界のちょっとした現実がTVシリーズよりもより深く描かれていて人によっては少しきつい内容かも
ただTVシリーズで出てきたキャラが多く見られて(特に平岡)ストーリーも後半は一致団結して頑張るって感じで本当に面白かった!
多摩地域的には大満足!
最初はいきなりの展開にびっくりしたけど、最初の下げからの最後の上がりはたまらない。
背景はメインの武蔵境を中心に見たことある風景多くでみてるだけで楽しかった。特にエンディングで今見てる映画館が出てきたはホントエモかった。
残念な点は登場人物多くて、宮森以外の4人の出番が少なくて、絡みも少なかったこと。劇中劇や劇中ミュージカルがちょい長めでテンポが悪く感じたこと。
観て元気になれる作品なので私の中で今年一番になるかも。
可能ならば2クール、最低でも1クール
で見たかった。
ストーリーは秀逸。
見て全く損のない映画なのだが、物足りなさも感じた。
もう少し、細かくそれぞれのキャラを追えていれば、感動ももっと上がったと思う。
それでも良作である事に違いはない。
お金を払ってみる価値ありです!
もう少しじっくり観たかった
期待以上です。
アニメ本編よりも笑えて泣けるところがあったと思う。
序盤では各キャラの成長が見れて嬉しかったり。
上映は2.5hだったけど、終盤もう少しじっくりと描いたものが観たかった。
仕事の楽しさと厳しさ、目的を持つことの大切さ
あれから4年後、まさか武蔵野アニメーションが…。
宮森あおいの奮闘と挫折と、そして諦めずに最後までみんなで「劇場版」を作ろうと足掻く姿はテレビ版より引き継がれているP.A.Worksの働く人シリーズのアニメーション「SHIROBAKO」らしさ全開です!
仕事の楽しさと厳しさ、そして働く上で大切なことを改めて作品を通じて教えてくれる良作です。
この作品は兎に角、登場人物が多いので初見の人は多分観にこないと思うけれど出来れば試聴済みでも復習してきてからだと尚良いと思います。
それぞれの4年後の姿、上司と部下、先輩と後輩、師匠と弟子、同僚と元同僚…月日が経ち、それぞれの成長の軌跡が垣間見れます。関係性は少し変わっても、一人では出来ない、みんなで作り上げていくというアニメーション作品は何処か古き良き時代の日本の家族的な社会や会社のようでもあります。(今はアニメーション製作もブラックだなんだと言われ、綺麗ごとではない時代ですが)
この作品だけでなく、テレビ版でもアニメーション制作の現場がどんななのか、劇場版制作現場がどんななのか。伝えてくれるのも本シリーズの魅力だと思います。
みんながそれぞれの役割を果たして、そして作品が完成する。それはどんな仕事でも共通する話かと思います。
みんなが集まって、アイツがいなきゃ、アイツだったら…ああでもないこうでもないと意見を出し合って。ちょっとした事でやる気になったり、つまづいたり、妙にブラックな所もリアリティがありますね。
登場人物たちは総じて女性たちが一枚上手で大人です。男たちは途中で出てくる子どもたちみたいな所が妙にリアルですね。
宮森にバブみを感じる男性もいるのでは。少なくとも自分は感じたけど(笑)監督にとって宮森は奥さんか彼女か、はたまたオカンかも。
個人的には遠藤君の奥さんが黙って旦那の再起を見守り、さりげないのにヤル気にさせる姿にグッときました。そして遠藤君のさりげない優しさや不貞腐れ方も、リアルですね。
あとキャラクターの生活感溢れる姿…あの方の素の姿や宮森のちょっと親父くさい所とか台所汚い所とか、変わらずにみんなで集まって飲んでいる姿とか、相変わらずの扱い方の巧さとか、作り手のキャラクターへの愛情を感じる作品です。制作に携わった沢山の関係者の皆さん、素敵な作品をありがとうございます!また続編出たら絶対観にきます!
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