「表面だけサラッと撫でただけ」引っ越し大名! 背中にエンジンさんの映画レビュー(感想・評価)
表面だけサラッと撫でただけ
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原作未読です。原作では各キャラの性格、行動をもっと描写しているかもしれませんが、映画ではそれは感じられませんでした。
高橋一生演じる鷹村が、星野源演じる片桐を引っ越し奉行に推薦する理由もよく分からん。高畑充希演じる於蘭(以前の引っ越し奉行(故人)の娘)の設定もあやふや。
引っ越しの知識が無い片桐がアタフタして何も進まない(切腹寸前まで追い込まれる)が、当初、亡き父を評価せず、業績を横取りした上士を恨んでいたが、片桐の真摯な姿勢に心動かされて、父の残したマニュアルを持って来るとドンドン引っ越しが進む。
でも、この時、於蘭は藩とは父の死により関係無い人間。それが、実質引っ越しを指揮している。
うーん、誰か以前の引っ越しを覚えている人間が居て、於蘭の父が実質取り仕切っていたのだから、何か資料を残しているんじゃないか?と最初の段階(誰が奉行をするか決める時)で言い出さないかなぁ。シングルマザーの於蘭が今までどうやって生活してきたのかも不明だし、引っ越し指揮していても賃金は貰ってないだろうし。
しかも、何故か突然に於蘭が歌いだすシーンもあるし。
終盤、感動系に話しを振ったけど時すでに遅しって感じ。
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