いつか輝いていた彼女は

劇場公開日:

解説

女優出身の新鋭監督・前田聖来と3人組ロックバンド「MINT mate box」のコラボレーションによる、女子高生の嫉妬と人間関係の息苦しさを軽妙な会話でリアルに描いた青春映画。ブレイク目前のバンドとして注目されるバンド「MINT mate box」でボーカルを務めるマホは、取材で母校の高校を訪れた。そんなマホに去来したのが、高校時代一緒に音楽活動をしていた友人・茜とのある出来事だった。高校時代のある日、茜を置いて彼氏と下校したマホは、茜に一本の電話を入れた。予定していたライブを辞めることをマホから電話で告げられる茜。友人の女子たちは、突然のことに憔悴する茜の姿をひそかに喜んでいたが……。主人公の茜役を「ミスiD2018」出身の小倉青が演じ、音楽を担当する「MINT mate box」のメンバーも主要キャストに顔をそろえる。

2018年製作/35分/G/日本
配給:SPOTTED PRODUCTIONS
劇場公開日:2019年4月19日

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(C)2018「いつか輝いていた彼女は」製作委員会

映画レビュー

2.5なぜガールズトークはつまらないのか

2024年9月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

2019年公開作品
登場する3人組バンド「MINT mate box」はその年に解散している
ボーカルはmahocato
ギターはリーダーのKJ
ベースはやすだちひろ
ドラムは仕事の関係で早々と脱退している
女2人男1人のバンドといえば2012年に解散した『GO!GO!7188』
ベースが抜けて3人になり今も活動しているJITTERIN'JINN
ちなみにバンド活動中の所属事務所はビーイング
儚い

監督と脚本は『幕が下りたら会いましょう』の前田聖来

取材でボーカルのmahocatoの母校に訪れたMINT mate boxの3人
mahocatoは親友茜を思い出す

高校時代にマホはあまり登場しない
茜を中心になつみ詩織佳那のやり取り

現在は茜はOLになっている
OLは死語なのか
それは東京の進歩的な連中のゴリ押しだろう

ギターを壊す茜
女は非力だからなかなか壊れない
ハードロックのパフォーマンスみたいにはいかない

ガールズトークはなぜつまらないのか
それに関して辛辣な主張する者がいるが一人一人は有能な人なんてわりといる
例えば千葉県の県会議員をやっている元女子アナでKENSOの妻の鈴木浩子はマイクパフォーマンスが非凡
男だって喋りががつまらない奴なんていくらでもいる
全体的相対的な傾向なんだろう
男同士の会話と女同士の会話ではそもそも目的が違うからだという
仮につまらなくてもそれが女同士で有効なら別に構わないはずだ
面白くなければ価値がないということにはならない
ぜんじろうや村本大輔にも価値があるはずだ
たぶん

配役
同じ高校の芸能科に通っていたマホの親友の尾崎茜に小倉青
演劇部の部長のなつみに日高七海
芸大に進学する詩織に里内伽奈
茜のクラスメートの佳那に柳澤果那

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野川新栄

0.5ちょっと無理でした

2024年3月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

まず画面をサイドレターにしている演出的意図がわかりませんでした。
トークショー付きで鑑賞した際に「昔の日本映画を意識した」と監督が発言していた記憶がありますが「昔の日本映画=4:3アスペクト比」になる理由が不明でした。
音の使い方が杜撰だったのも気になります。教室の場面が顕著で周囲の環境音や生徒のガヤなどが限りなく薄いため音がペラペラで、まるで書き割りを前にして皆が芝居しているように見えました。

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なんでも屋の演出部

3.0すごいリアリティ

2023年2月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

実際のバンドとコラボしたというショートフィルム。
まず思ったのが、すごい個性的な顔立ちが多いです。
あと、女子同士のギスギスした感じがすごい。嫉妬と羨望が渦巻いてる感じでした。
そんな中目に付いたのは、「左様なら」で強烈ないじめっ子を演じた日高七海。存在感すごいですね、一発でわかりましたよ。
物語自体はそんな大したことないよくある日常みたいな感じですが、それも含めすごいリアリティがあります。
そんなちょっとヒリヒリした中、フッと終わりを告げる。
こういった潔い演出も、全体的に見える荒さも、それはそれで良かったのではないでしょうか。

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白波

3.0青春っていつも何かが足りない、と歌う彼女たちの隔たりも何か足りない

2021年10月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

単純

『青春っていつも何かが足りない』そう歌う彼女と、その景色に立てなかった彼女。作品としても、何かが足りない。

主人公のシホ。かつての親友である茜を回想していた。その視点は茜から描かれるので補完しているように見えるが、なんとなくその整理に時間を要して分かりにくかった。更に言うと、その出来事があまりフックにもなってなかったのが惜しい。芸能コースである理由だとか、他者の挫折と嫉妬は必要だったのだろうか。

とは言え、ムーラボ作品だけにアーティストと絡めることも一つの命題。新宿LOFTのこじんまりとした感じを生かしてほしかったがそれも叶わず。ラストのタイトルに一言付け加えるくらいの答えを。出しても良かったのでは?と思う。

『幕が下りたら会いましょう』もきっと似たようなテーマがあるのではないか。タイトルから想像できる。さらなる成長に期待して、公開を楽しみにする。

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たいよーさん。