REVENGE リベンジのレビュー・感想・評価
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どっちもどっち
男性肉体美タイムとかくれんぼタイムは別の意味で必見
ビッチギャルが砂漠のど真ん中の別荘にてレイプ、崖から落とされるが一命を取り留め、男達に復習する御話。
ビッチギャルから復習する女になる姿は見事だが、いかんせんビッチギャルの変貌ぶりより男達のヘタレぶりが目に付いた。痛々しい。
特に目に付いたのは「血」。出血オンパレードである。
出血に時間を割いている所もあり、血!、血!!血!!!である。(ここまで血の漢字を書くと、字体の意味を調べたくなるなこりゃ。)
痛々しいより、よくここまで出血させるよな状態。
あと、ラストバトル直前のケヴィン・ヤンセンスの全裸タイム。
ありゃ何だったろうか?女性監督らしい男性肉体美タイムらしいが、ジャンルや観客層を間違えたかの様な時間帯にて「そこでかよ!」とお口あんぐりでした。。。
後半、面白さが尻窄み。早くこの戦い終われみたいな感もありこの評価。なんなんだ、ラストのかくれんぼ数分は。
最後に女性監督ながら、この血みどろ作品を作った事には賞賛を送りたい。
まぁB級映画です。
血みどろ感…これはこれで良い。
驚きの新表現⇒2025年6月6日再見(U-NEXT)★4.5
非常に評価が難しい映画だが明らかに映画表現として成功している作品。堪能できた。女性監督としての同性に対する容赦のない表現も好感が持てる。次回作が楽しみだ。
⇒再見後の感想は、今回最新作🎦サブスタンス鑑賞後ではるかにその世界観への理解が深まった。次回作がますます楽しみである。
この作品についてもう少し詳しく述べたい。この作品、冒頭からおいおいの連続で、設定も成り行きで何の説明もないまま尻軽女に野獣3匹。当然そうなるでしょうと言う設定に、その唐突の物語の開始におやおやと思わない人はいないのではないか?
そもそもあの高さからあの体形の女性の自重で落ちて古木に貫かれた段階であの中途半端な位置で止まらないはずなのは、普通の常識で考えたら自明の理。
それだけならまだおいおいと突っ込み入れて、なにこれ?もうちょっとちゃんと描いてよって引くか冷めるかするところ、そんなことはお構いなしにどんどん理不尽な描写の連続で、ここまで理屈を度外視した描写の背景には「これはもはやリアルを映画いたものではない」と言う認識への誘導が自動的に働くのである。ある種のギャグ映画なのであると・・・。ギャグとはこれ以上ない恐怖を演出するための最高の演出装置であることは多くのすぐれたギャグマンガなどを分析すると一目瞭然である。
即ちあの状況で覚醒し、手を伸ばしライターを手にして自らの刺さった古木を焼いた病者の段階で、この映画は現実を描写することを放棄したのであると認識すべきではないかと思ったのである。ある意味ファンタジーなのだと。ファンタジーだとしたらこの映画は何を描こうとしたのかと言うと、日本的に言うならば📖番町皿屋敷であり、📖お岩さんであり、📖牡丹灯籠なのだと・・・。すなわちそこに描かれているのは女性の怨念であり、生霊と化した実相を持たぬ概念だけの生体、霊体が男たちに復讐の地獄絵図を描きに舞い降りてきている図なのだと。
そう考えるとただただ美しい色彩、青と赤に黄色のフィルターをかけ、横に広がるプラチナ比の画面に配置されたまるでSF映画の設定舞台のように無駄の省かれた画面に血糊をぶちまけた美術のようなアブストラクト画面の美しさの中に、ただただ現実世界の物理法則や生体理論などを無視し、ありもしない肉体にひたすら痛みのみを写し取ろうとする様は、もはや究極のキュビズムであり、フォービズムであり、シュールリアリズムでもあるような気がしてならないのである。ただただ現実から乖離し表現の為だけに画面を行使し、ただただ痛みを演出するそのダイレクトなシンプルさにもはやもはや現実正解における理をすっ飛ばすことなどどうでもよく、ひたすらその異様なる世界を描き切ろうとする執念のようなものに完全に持って行かれてしまう迫力があるのである。その感性は新作🎦サブスタンスにも顕著でもある。
明らかに同じ美学、同じ概念で描かれていて、監督の描かんとする世界観にブレはないなと感じてとてもワクワクしてしまった。これからもこの監督は同性である女性を容赦なく痛めつけ、究極に追い込み、その実相である「女」と言う性をあぶりだしていくのではないだろうか?これが僕のこの監督作品の楽しみ方なのである。
残虐に殺してく様子が最高にスカッとする
別荘的なところでイチャイチャしてたら不倫相手のキモイ狩猟仲間が来て、そいつに襲われ挙句崖から突き落とされた女が男に復讐する話。
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B級感は満載映画なんだけど、この監督男の気持ち悪い所を際立たせて撮るの最高に上手い(笑)監督男に相当な恨みでもあるんじゃ(笑).
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キモくてイライラもする分、ヒロインに残虐に殺されてく様子は気持ちいいよねはっきり言って(笑)特に不倫相手が最後フルチンで殺されてく姿はなんと爽快(笑).
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でもこれだけは言わせてくれ。途中ヒロインがお腹にぶっ刺さった枝を抜くために(かなりグロい)怪しい薬物でハイになってなんとか乗り切るという場面あるんだけど、.
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ハイになってるのに手術用具をちゃんと火で炙って消毒してるシーンは流石に気になった(笑)そこまで気が回る都合のいい薬物なんてある(笑)
ほほー!
フランスの女性監督によるグラインドハウス!
嫌いでないけれど。
それぞれがおバカ
外科医を目指している方は是非‼️
鬼ごっこ
砂漠の中の別荘で不倫相手の友人にレイプされた後、口封じに崖から突き落とされた女が一命を取り留めリベンジする話。
どんだけ出血してるんだよとツッコミを入れたくなる程流れる血、血、血。
どうやらこの作品に失血死という概念はないようだw
ご都合主義とツッコミどころ満載だけどそれを言っちゃぁヤボというもの。典型的な余計なことは考えちゃダメなヤツ。
見た目的にも役どころ的にも昔だったらジェシカ・アルバがやりそうな、ちょっとバカっぽいのに冷静で実は賢くなかなか出来る美しい主人公。
単純でわかりやすいストーリーに顔をしかめる様な痛い描写が織り込まれていてなかなか面白かった。
もう少しテンポ良くすっきりと90分ぐらいでみせてくれたらというところ。
チープなシンセサウンドに彩られた一味違うフレンチバイオレンス
資産家のリチャードは不倫相手のジェニファーを連れて砂漠のど真ん中にある別荘で狩猟仲間2人も交えて楽しく過ごしていたがリチャードの留守中に仲間の1人がジェニファーに乱暴したことから険悪なムードになり、自分との関係を暴露すると激怒したジェニファーを崖から突き落としてしまう。一旦は別荘に戻ったリチャード達はやっぱりとどめを刺さなければと現場に戻るがそこにジェニファーの姿はなく・・・からのフレンチバイオレンス。
監督はコラリー・ファルジェという女性でこれが長編初監督。短いカットでテンポをつけてテンションが上がった所でバイオレンスを放り込むといったお約束を一切やらないので物語の展開が読めず、濃厚かつ無慈悲なクライマックスでぐったりしてしまうほどにスリリング。ストーリーに無関係なトカゲ、アリ、クモといった生物達もネットリと接写、80'sのC級スリラーのようなチープなシンセサウンドに彩られた闇鍋のようにエクストリームな作品ですが、それでいて狩猟民族の通過儀礼の物語であることも随所で匂わせていて単なる血塗れに堕してもいない。またすごい才能が開花したなと驚いています。
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