「オゾン流双子の調理法」2重螺旋の恋人 本まぐろトロ子さんの映画レビュー(感想・評価)
オゾン流双子の調理法
自分が双子(一卵性双生児)だったらどんな感じなのだろう?
もう一人自分と全く同じ遺伝子をもつ人間がいるのって不思議だろう。
それだけ特別で神秘的な存在なんだと思っている。
なので双子をテーマに取り扱うということは、オカルトでもSFでも何かちょっと異質な日常につながっていく感じにできるわけで。
それをオゾン風に調理するとこうなる、ってことで。
全部がスッキリしないでモヤっとした雰囲気を残した終わり方は、この監督ならではかなと。
エロさよりかは全体的な不気味な印象が勝つ。
エロシーンはあるけど、主演女優が素敵すぎて逆に感じさせない、のは気のせいか。
インテリアやファッションがかっこよい。
フランス映画よいな。
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