機動戦士ガンダムNTのレビュー・感想・評価
全174件中、81~100件目を表示
宇宙世紀の折り返し地点
宇宙世紀ガンダムタイトルのほとんどが、リアルミリタリーとNTというファンタジーの危ういバランスで構成されているが、そのNT部分に特化した作品。これ批判も集まる事を承知で作ってる感じ。
ユニコーンでNTの物理干渉と次元干渉について具体化しすぎだ結果、人類の革新は人類補完計画方向にならざるを得ないのは仕方ないし、そこに追記するなら、こういう色の話になるよねー。当然の帰結。
宇宙世紀も長くなり過ぎて、歴史物になっているので、この作品で始めて観る人は、回想シーンやキャラクターの立ち位置など、全くついて行けないかもね。
当の私は、宇宙世紀とともに生きてきた世代なので、懐かしさやサービス映像たっぷりの長編特典映像を観ている感じ。全編楽しんだけれど、「この先どうすんだ?」感は拭えず。作画のアラも多く、勧める人を選ぶ印象。
また、作中主要キャラクターに感情が湧かず、登場人物の中で一番感情移入できたのがゾルタンであった。
オールドタイプだからかな。
泣いた!!
人類の可能性に翻弄される。
「機動戦士ガンダム "UC NexT 0100"」第1弾。
「機動戦士ガンダムUC」番外編的続編。
アニメ好きの友人と観に行きました。
「機動戦士ガンダムUC」は第4話までしか観たことが無く、それ以前の宇宙世紀作品は全く観ていなかったので、一緒に観ようと誘われてからウィキペディアなどで勉強しました。ガンダムシリーズ自体は「SEED」と「SEED DESTINY」しか観たことありません。両作は今でも大好きです。
それはさておき、にわかもにわかの大にわかな私でしたが、それでもめちゃくちゃ楽しむことが出来ました。面白かったと云うか、とても悲しい物語だなと思いました。
ヨナ、ミシェル、リタ―。戦争のエゴの犠牲になった彼らの織り成す物語が心に迫って来ました。固い絆で結ばれた3人でしたが、お互いを守るために吐いた嘘が彼らを絡め取り、過酷な運命へと導いていくドラマが秀逸でした。
心に様々な事情を抱えた人々が紡ぎ出す人間ドラマが、ガンダムシリーズの魅力のひとつかもしれないなと思いました。
ニュータイプやサイコフレーム、サイコミュなど理解出来ない部分もありましたが、それらを深く掘り下げていくことで深淵なテーマが浮き彫りにされていく様がダイナミックでした。
生物が抗えない死さえ克服し、新たな次元へ人類を導く可能性を秘めた"ユニコーンガンダム3号機・フェネクス"―。
その争奪戦を通して、オカルトじみて異質だったニュータイプの設定が、人間の存在と魂の繋がりにまで波及して、進化とは何か、人類の行く末に待つものとは何か、と云ったことを考えさせる思索が展開され、非常に観応えがありました。
戦闘シーンが大迫力! テレビとは訳が違いました。興奮に手に汗握り、これは映画館で観るべきものだと思いました。
想いが爆発し、奇跡を起こしていく様を描いた映像に息を呑みました。これは心と心の戦いだったのか、と感じました。
でも、最終的にナラティブガンダムよりフェネクスが目立っていたのは解せませんでした。タイトルロールなのに…。
【余談】
最後の最後でサプライズがありました。ファンの方なら胸熱だったかもしれませんねぇ…。消息不明とウィキペディアには書いてあったので、とても驚きました。
※修正:2021/07/01
※鑑賞記録
2021/06/26:Netflix
潜在意識の投影
「鳥になりたいな」
ガンダムUCの続編に位置づけられている作品で、原作小説ベースの映像化である。自分のようなファーストガンダム世代には、全くといっていい程、ちんぷんかんな内容になっていて、そのファーストとZガンダムの穴を埋めるようなプロットである。確かに、その後のガンダムシリーズは卒業してしてしまっているし、関心も湧かなかった。なので、一応、UCも鑑賞したのだが、なかなか後付け解釈に戸惑うことも多い。何故に、そんなに“ニュータイプ”の発展系を押してくるのかが理解に苦しむ。
と、鑑賞前は思ったのだが、今作、なかなか面白い内容だった。多分、政治的な話と言うより、浦沢直樹『MONSTER』や、ノイタミナ『残響のテロル』のような、子供を実験道具に使うプロットに惹かれたのだろうと思う。それに、断片的には、ニュータイプの特徴を巧く捉えられている点も感心する。特に、死人と話ができる=時間を超越できる的トンデモ話は、ガンダムの掘り下げ方としては斜め上を言っていて斬新な解釈すら感じて面白い。ファーストの角が立っているオカルト的要素を真面目に科学するというテーマは娯楽として寄ってたかって理論武装していく様は、或る意味知的教養として日本ならではかも知れない。こうしてガンダムを使ってアニメ界が遊ぶことはいいことだと強く感じる。
サイコフレーム便利に使いすぎ
レビューに酷評が多かったので見るのを迷っていたが、ポイントが貯まったのでそれで見ることにした。結果として出来はそう悪くなかったんじゃないかな、ニュータイプがサイコフレームに取り込まれるというのは、サイコフレームがブラックボックスのままなのにちょっと便利に使いすぎだと思うが、サイコフレームの謎をこれから解き明かしてくれるなら許容しよう。しかしサイコエネルギーが物質に変換されるのはいかがなものだろう、SF的にもうひと考察してもらいたいところだ。
60点
スピンオフって感じのストーリー
フェネクスの設定好き
ニュータイプの解釈などもありやと思う
酷評されてるけど、この超人的なニュータイプが存在しても大局には関係ないところはガンダムらしい
ユニコーン(バナージ)はもろ関わってたけど
コロニー落としの被害者を描いたのは良かった
あそこまでしっかり描いたのは初めてなんじゃないかな?
全体的には中だるみして最後の戦闘で盛り上がる
でも何故か盛り上がりきらない
やっぱラスボスが中途半端なキャラやからやろうな
あのストーリーであのキャラの死亡フラグ(セリフ)
これには少しニヤッとしたけど
サイコフレームに関しては今後封印されるのかな?
ニュータイプ研究も封印
ナラティブを観てそう感じました
まぁフェネクスかっこいいし設定も好きやし
過大評価かもやけど60点やな
Blu-rayを買うかどうするか悩んでます
UC7は観終わってすぐに物販コーナーに行き買いましたが
最後のあのシーン、あの人は喋らないで欲しかったな
[追記]
ずっとナラティブの事考えてるかも
2回目観たくなってきた
面白い
僕は、ガンダム作品はこうあるべきという持論はないので、
普通に楽しめました。
ナラティブガンダムが出てくるときの臨場感が音楽と合わさって
非常にドキドキしました。
この作品は、映画館の大スクリーンと大音量で見るべきだと思います。
UCの1年後ということでUCを観ていた人には、見覚えのあるキャラや名称、機体などが多く、それらが登場するだけで楽しい気分になると思います。
ニュータイプとはなんなのか、ニュータイプになることで何ができるようになり、人は何を望むのか。
サイコフレームというオーパーツがなぜF91の時代までになくなってしまったのか、そのあたりの話に落とし所をつける意味では、
納得できるないようにまとまっていると思います。
悪くはない…が
まずガンダムUCの続編という固定観念みたいなのを持たずに別物の単体作品として観ればそれなりに楽しめると思う。
ただキャラクターの絵柄がどう見ても宇宙世紀シリーズの絵柄とはかけ離れ過ぎていて素直に受け入れられないところもあり、仮にそれを考えなかったとしてもお世辞にもキャラの絵が上手いとは言えない。
まるで人体構造を理解していない素人が描いたかのような動き。。
宇宙世紀シリーズ以外のガンダム作品だったならこれで満足したかもしれないけど。。
背景やメカの動きなどは要所要所ではかなりよく動いていたり綺麗に描き込まれていたけど、手抜きする部分はハッキリ手抜きしていた感じで、全体的には映画としてもすげぇ!って思うクオリティの場面と、まるでTVアニメ以下のクオリティだなぁ。。という場面が混在していた感じ。
あと、LiSAはFateZeroの頃から好きだったが、ちょっと作曲にLiSAらしさが感じられないという面もあり、曲が酷いという事でもないんだけど記憶に残らない感じで、申し訳ないけどLiSAの無駄遣い感が半端ない。
まあ。。LiSAを起用するならもっとLiSAらしい曲を、この曲を起用するなら他のアーティストを起用した方が良かったと思う。
ともかく泣けるストーリーは嫌いではなく、フェネクスを映像化してくれた事自体は感謝。
フェネクス自体はかなり良い感じで描かれていたと思うので、フェネクスさえカッコよければ後はどうでもいいぜ的な人はかなり満足できる作品なんじゃないかな。。と。
キャラもデザイン自体は悪くなかったし、これやるならガンダムUCのスタッフでやって欲しかったなぁ。。
UCの遺産
無料配信されている冒頭23分は作画も含め良い感じだったのですが、終盤にかけて劣化していく作画が残念。
ガンダムUCが、「宇宙世紀を鷲掴み」するような作品だったのに対して、そのガンダムUCを「ちょいつまみ」するような作品でした。
モビルスーツもラスボス含めて使い回しが多く、キャラもUCキャラが多く登場。劇伴もUCのサントラからのリミックスが殆どで、ストーリーも主人公たちの悲運ばかりで底が浅く、UC人気に乗っかったOVAレベルで、劇場版新作を謳うには弱すぎる。
UCが「可能性」をテーマに、壮大なストーリーを綺麗にまとめあげたのに対して、なぜこれを付け足す必要があったのか。
UCとF91を繋ぐ句読点を目指したのであれば、例えばネオジオンの最期を描くなど、歴史的な意味のあるストーリーを展開することも出来たのではないだろうか。
ガンダムシリーズとUCのファンとして、期待していただけに見終わった時の落胆が大きかった。
ツギハギ的作品かな?
今回の作品は、「過去の宇宙世紀作品から、ポイントとなる点を繋いで、シナリオを作ってみました」と言う声が聞こえて来そうな内容でした。
他の作品のシーンを使えば、物語の説得力が高まりますが、本作品はそのシーンが多過ぎて、逆に作品としての魅力が欠ける結果となっています。
「F91」のように、同じ宇宙世紀作品でも、過去の作品やキャラクターの力を借りず、作品を作り上げた方が、皆の印象に残ると思います。
そんな中、モビルスーツ側から言うと、模型化されていても、今まで映像に登場していなかった「フェネクス」や「シナンジュ・スタイン」が登場するのは嬉しかったですね。
でも「IIネオ・ジオング」は、「ネオ・ジオングの予備パーツから作った」という設定には無理があります。
「ナラティブ・ガンダム」も含めて、もう少し考えた設定にして欲しかったな。
期待通りのワクワク
ようやく公開。何だか評価がイマイチですが楽しみに鑑賞。念の為、公式動画でユニコーンを復習してから。
ユニコーンの続きってことなのに、知らないキャラばかり、初めはどこが続きなのかと思いつつ、キャラにも感情移入出来ず。期待が大きすぎたかと残念に思っていたら、後半はの追い上げが凄い。
あまり言うとネタバレになってしまうのですが、歴代のガンダム映像にはゾワゾワしまくり。
唯一気になるのは、敵キャラかな?
ガンダムといえば、どちらが善でどちらが悪か分からなくなるくらい、敵サイドにも正当な理由があって、シャアを初めて敵キャラも魅力的なところかと。むしろ敵キャラの方が人気になるほど。それらの敵キャラに比べると今回は未熟で同感できない。
ただ、それを考慮しても面白かった。
他のアニメ作品が追いつけない圧倒的。
音楽もやっぱり澤野弘之さんだよね。
一言で言うと、『蛇足』
名作UCの続きという期待、脚本が福井という不安。なるべく予告は見ないようにしていたが、ふと見てしまった予告に出ていたミネバ様のお姿を見にいってきた。
正直、この話は無くてもいいんじゃない?
まず、フェネクスがなぜ追われているのかが不明。袖付きもなにがしたいのかが不明。
ところで、フェネクスはどうやって動いてるの?サイコフレームに宿った魂が操縦しているのは百歩譲ってアリだとしても、弾薬の補給は?プロペラントの補給は?
ちょっとガンダムをオカルトにしすぎじゃないかなあと。
UCキャラもサービスで出てたけど、タクヤがミネバチームにいるってことは、ミコットはどうしたのだろうかとか、見ながら余計なことを考えてしまった。
ある意味主役はゾルタン
初登場は鼻歌とともに楽しそうなゾルタン君。
真面目な会議が苦手そうなゾルタン君。
絶対撃つなよと言われるとやっぱり撃っちゃうゾルタン君。
ネオジオングをあっさりヨナ君にNTRれて興奮するゾルタン君。
上司と部下に裏切られて「やる気スイッチ」に火がつくゾルタン君。
一瞬だけ描かれた幼少期がシャアというよりガルマっぽいゾルタン君。
量産型シャア(フル・フロンタル)の失敗作として虐待され、片目がサイコミュ搭載の義眼に改造されている、というなかなか悲惨な設定を映画ではほとんど説明されないまま、ハイテンションな悪役として描かれつつ数々の名言を残して鮮やかに散っていったゾルタン・アッカネンを堪能する映画。
マーサおばさまの面白フェイスやら人物作画の悪い意味での緩急や素敵な澤野楽曲もUCからの使い回しもあり、省エネで作られているのかと想像されちゃう脇の甘さもありますが、トワイライト・アクシズに比べれば100億倍は楽しめますw
ガンダムUCで十分
つまらなくはないですよ〜
久々のガンダムの長編劇場版とのことで少し期待してましたが、逆襲のシャーやF91のスケール感やワクワクには遠く及ばず、ユニコーンガンダムのミニスピンオフと言った感じでした。
話しはおもしろいですし、MSもカッコよく、ちょっとサイバーパンクな感じもあって私の好み。最後の方で少し涙しました。作画はまあまあですが、ユニコーンの方が凝ってます。でも90分では尺が足りなかったのかなぁ。(でも面白いですよ!)
ユニコーンガンダムの最後の方が少々ついて行けなかったですが、NT見たら少し理解出来ました。
凄い兵器や武器で一方的に的を一掃するのではなく、パイロットのテクニックで相手とチマチマやり合う戦闘がもっと見たいですね。
逆襲のシャーの殺陣は最高で、凝りまくっていたので、あんなのがまた見たいです。
前情報無しで見たので最後のサプライズは少し良かったですね!
両隣のおじさまに挟まれて。
全174件中、81~100件目を表示