劇場公開日 2019年1月25日

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「ほのぼのとハラハラと感動と」がっこうぐらし! Light***さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0ほのぼのとハラハラと感動と

2019年1月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

映画好きの友人の評価が高くオススメされて鑑賞しました。
結論から言うと大ヒットでした。自分じゃ決して選ばないジャンルでしたが、ほのぼのの中にハラハラドキドキそして涙。

漫画もアニメも未見ですが、1つの映画として良くまとまっていたと思います。日常から非日常への展開、過去と現在が織り交ざってテンポ良く進むストーリー、伏線を全て回収してあっと驚く結末。脚本が見事でした。

主演を演じた4人はラストアイドルというグループのメンバーで、初演技とのこと。序盤のぎこちない台詞回しは不安になりましたが、どんどん違和感なく役に馴染みいつの間にか感情移入しながら観ていました。説明がちな台詞のおかげでそれぞれのキャラの背景も理解できたし、うまく演じていたと思います。

特に胡桃役の阿部菜々実さんのアクションの迫力は素晴らしかった。高身長から振り下ろすシャベルで、バッタバッタかれらをなぎ倒すシーンは圧巻。身のこなしもかっこよく、彼女の熱演が作品の要所を締めていました。

あとはおのののかさん。バラエティタレントのイメージだったけど、こんなに素敵な女優さんになっていたとは。笑顔を絶やさず学園生活部を見守り、4人を思い続ける聖母のような優しさに感動しました。

大切な人がゾンビになってしまったら、自分はどうするんだろう。彼女たちの苦悩や葛藤に共感しながら、そんなことを考えていました。まぁ戦闘能力低いからすぐにやられそうだけど。。。

ジャンルはゾンビ映画になるのかもしれないけど、女子高生の成長を描く学園ものとして捉えた方が良いかも。別に気持ち悪くも怖くもないです。小学校低学年くらいの子も観に来ていました。

ぜひ軽い気持ちで観てみてください。十分満足できると思います。

Light***