「中高生に見て欲しい」存在のない子供たち ふっくるんさんの映画レビュー(感想・評価)
中高生に見て欲しい
学校で、避妊とか、望まない妊娠とか色々授業を
眠りそうになりながら受けたが、
この映画を見れば、
私にはより突き刺さると思いました。
あくまで、私ですが…
タイヤの乗った屋根の連なる街が
映る場面が特徴的でした。
ゼインは、別に生意気な子供でも、
大人から見て可愛くない子供でもない。
子供として生きることを許されなかった
1人の人間のような、
疲れたような眼差しだった。
それでも嘘をつくところなど、
本当に子供な部分もありやるせなかった。
最後の彼の言葉も突き刺さった。
彼の合間に見られる笑顔救われてしまう私は
やはり日本という恵まれた場所に生きて、
笑顔を見せれば幸せになれるという
甘い価値観を持っているのだなと思う。
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