劇場公開日 2019年7月20日

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「同じ背景を持つ人がキャスティングされた他人事ではない現実」存在のない子供たち いちごさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0同じ背景を持つ人がキャスティングされた他人事ではない現実

2021年6月26日
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中東の貧困層の厳しい現実がとてもリアルに描かれている。

主人公のゼインの演技は、演じてるというより彼のそのものの人生を映している感じ。

役では作ることのできないリアルなキャスティングがこの映画の完成度の高さだと思う。

内容は重たいけど、ミニオンが出てきたり、高層マンションがあったり、ゼインたちの生活は今のこの時代に本当にある現実だと思うと、他人事では無い。

(ゼイン役のゼインが今家族とノルウェーで暮らしていると知って嬉しい。)

最後のゼインの笑顔、すっごくよかった!
ゼインかっこいいしどんな大人になるんだろう…

ーーーまぁ〜ほんっとに、育てられないなら産むなとしか言えない。

あえか