「どん底比べ」存在のない子供たち filmpelonpaさんの映画レビュー(感想・評価)
どん底比べ
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自分の子供ですらまともに育てようとしない親と、どこの子かわからないけど精一杯面倒をみようとする12歳の対比が悲しいです。
子供に対する責任感の欠如を描いている点は『ラブレス』と共通しているが、背景にある貧困がより強烈。映画館周りの方鼻すすって自分も情けなくぽろぽろ泣いておりました。
シリア紛争下だが、これは他の諸外国でも問題になり得る家族愛について取り上げています。
格差を取り上げる映画は10年代多かったが、どん底比べだけが映画ではないと思います。でも、これも映画です。
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