「ラストワンカットで救われる」存在のない子供たち はるたろうさんの映画レビュー(感想・評価)
ラストワンカットで救われる
貧しく出生届けすら出されていない移民の少年ゼインが両親を訴える。
こんな世界に自分を産んだ罪で。
強制的に結婚させられる妹。
子供をつくり続ける両親。
貧しい地域で必死に生きる子供達。
そんな子供を利用しようとする大人達。
これはただのフィクションではない。
だからこそ考えさせられる。
終始痛々しくて目を覆いたくなるような場面が続く。
そしてラストのワンカット。
微かな光が射し少し救われた気持ちになる。
コメントする