劇場公開日 2019年7月20日

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「フィクションであって欲しいと思ってしまう…」存在のない子供たち naeさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0フィクションであって欲しいと思ってしまう…

2019年9月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

実際に自分の目で、現実の日常を見ているかと錯覚する程に、子どもたち、大人たち、演技とは思えない自然さで、リアルでした。
ゼインの演技がまた素晴らしいし、ヨナスもあの幼い年齢で、あのような自然な動きが出来るのか…あれが本当の日常なのだと言われたら納得出来そうな気もします。
妹を守りたい姿、ヨナスと共に過ごす姿、本当に素敵なゼインに何度も胸を打たれました。
重い、辛い内容でした。
でも、何も出来ないモヤモヤが残る。
でも、観て、感じて、考える。
それは同じ人間として、最低限の出来る事だと思うので、忘れない。
私には、この映画の内容はどこか遠い国での事、昔の話し、と感じましたが、
豊かな日本には、重く、辛いという意味では同じようにイジメや自殺、虐待の問題があるのかな。と思います。
なぜ、みんな幸せに生きられないのだろう…
みんな幸せに生きたいだけなのに。。
そんな気持ちが残っています。

ゼインの賢い勇気ある行動で、笑顔が続いて行く事を…願ってやみません。。

nae