劇場公開日 2019年7月20日

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「誰が悪いの?」存在のない子供たち きのこさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0誰が悪いの?

2019年7月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

キツい映画だった。
極端な要約すると愛もなく責任もなく産んだ親を子供が訴えたという話。

両親の中に本当に愛はなかったのだろうか?妹の結婚も見返りはあったのだろうが向こうの家では今よりマシな生活ができると思ったのも本当だろう。あんなことになるとも思わなかったのだと思う

両親が悪い。雑貨屋の兄ちゃんが悪い。不法移民の親が悪い。偽造免許のおっさんが悪い。ゼインも悪い。皆が悪い。でも皆自分の世界で一生懸命生きているだけなのかもしれない。

日本人の常識では考えもおよばない深い問題があるのだろう。それでもこの問題を世界が知ることが大事なんだろう

面白かった!感動した!では片付けられない。
とてもキツい映画だったがゼインの笑顔に救われた。
観てよかった

追記
はるかに恵まれたこの日本で生活に困っていない親が子供に手をかける。そちらのほうがよほど悪いとも思った

きのこ