「世話できないなら、産むな!」存在のない子供たち Imperatorさんの映画レビュー(感想・評価)
世話できないなら、産むな!
また1つ、児童婚や児童労働という貧困がテーマの映画が出たという感じだが、「世話できないなら、産むな!」という少年のメッセージは過激だ。斬新な切り口で、他とは一線を画するテーマ内容である。
また、2時間たっぷりあるにもかかわらず、1カットどころか、1フレームの無駄すらない展開。俳優の一つ一つの所作も、計画され尽くされている。そういう技術的な面でも感心した映画だった。
孤独な少年の、両親への反抗。ラストは賛否あると思うが、心に刺さる名作であることは間違いないだろう。
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