帰れない二人

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帰れない二人

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解説

「長江哀歌」「罪の手ざわり」などで知られる中国の名匠ジャ・ジャンクーが、ひと組の男女がたどる2001年から18年間の物語を、変わりゆく中国を背景に描いた人間ドラマ。山西省大同。裏社会で生きる男ビンの恋人チャオは、敵対組織に襲われたビンを助けるために銃を発砲する。5年後、刑期を終えて釈放されたチャオは、ビンを捜して長江を訪れるが、かつてのビンの姿はそこにはなく……。ジャ・ジャンクー監督の公私にわたるパートナーであるチャオ・タオが主人公チャオ、「薄氷の殺人」のリャオ・ファンが恋人ビンを演じた。第54回シカゴ国際映画祭で監督賞と女優賞を受賞。

2018年製作/135分/G/中国・フランス合作
原題:江湖儿女 Ash Is Purest White
配給:ビターズ・エンド

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第71回 カンヌ国際映画祭(2018年)

出品

コンペティション部門
出品作品 ジャ・ジャンクー
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(C)2018 Xstream Pictures (Beijing) - MK Productions - ARTE France Cinema

映画レビュー

4.5失われる故郷

ローチさん
2019年10月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

結構この邦題は好きだ。なぜ帰れないのか、それは急激な経済発展でわずか数年で故郷は激変し、変えるべき故郷を失ったからだ。失われた故郷への寂寥感を描いた中国映画が近年目立ってきた。『迫りくる嵐』やアニメ映画『詩季織々』など、急速な発展で富を享受する人々がいる一方、取り残されている人々も確実に増えているのだろう。原題の「江湖儿女」の江湖は川と湖の併称で、転じて世間という意味があるらしいが、それとは別に武侠小説などに登場する特殊な人々の集まりを指すこともあるそうだ。本作は、故郷を失う裏社会の人間の話なので、その武侠小説的な意味合いで使われていると思われる。歴史のうねりの中で消えていく裏社会の濃密な人間関係が描かれている点で、かつての日本のヤクザ映画や米国の西部劇のような趣のある。しかし、それでいて、長い月日をすれ違う切ないラブストーリーでもある。チャオ・タオは相変わらず素晴らしい女優だ。薄幸そうな表情が本当によく似合う役者だ。

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ローチ

4.0変わるものと変わらないもの

andhyphenさん
2019年10月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

2001年から2018年まで。時と場所を移ろわせ、中国の変化と共に、男女の愛も移ろう。
2001年は大同。やくざ者のビンとその恋人チャオの羽振りは良いが、やくざの世界のきな臭さと、石炭を産業とする街の衰退がもの悲しさを誘う。(ダンスミュージックが”Y.M.C.A”と”CHA-CHA-CHA”なのもやけに過ぎた時代を感じる)。英題 “Ash is Purest White” は、火山でヒロイン・チャオが語る「火山灰は高熱だから白い」から取られたものだろう。
チンピラに襲われた恋人・ビンを救うべく拳銃を放ち収監されるチャオ、そこからふたりは出会ったり別れたりを繰り返す。
2006年、市街地がダムの底に沈む運命にある奉節での再会と別れ。そこから新疆ウイグル自治区までも経て2017年、舞台は大同に戻る。
女の強さ、男の見栄。出所したチャオが有り金を盗まれても強かに金を手に入れ、会いたがらないビンと再会する様。過去の羽振りの良さを忘れられず、捨てられたという感情に囚われるビン。ふたりに共通の思いはあるのは分かる。お互いもそれを感じているはずだが、結局は通じ合わない。
あまりに大きな中国を、時間的、場所的に移ろい、驚く程の変化と変わらないものを見せゆく様。2017年の大同は新しいものと古いものが混在し、まるでふたりの関係のようだ。弱い男と強い女、だがしかしそれが反転するかのような終わり。
出会っては別れを繰り返す男女のモチーフは普遍的なものだ。その普遍の物語に、情の上に中国の2000年代史というか、変化を載せているところ、しかもそれが不自然でないところに素晴らしさを感じた。チャオ・タオの変化が特に素晴らしい。年代を経た表情の表現と、変わらない芯の表現が極めて巧みだ。
そして、社会からはぐれてしまった人間の生き様。それは美しくもなく、強くもなく、絆も脆い。結局最後まで残ったのが男女の情であり、それを終わらせるとき、初めて自身と向き合うのだ。

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andhyphen

2.5ワンスアポンアタイムインチャイナ

2019年10月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

中国は何度も行ったけど、シャンハイ周辺ばっかで。内陸部をゆっくりと旅したくなる映画だった。そんだけ。ほぼ。そんだけ。

ワンスアポンアタイムが撮りたいのは痛いくらい分かる。実際、痛い。この一年間に見た中国映画で、って言っても10本も見てないけど、一番つまらなかった。正直に言いました。

慕情も切なさも哀愁も何にも無いのは岡崎慎司(のソックリさん)が、人としても男としてもパッとし無さ過ぎて。チャオ・タウさんは良かったです。

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bloodtrail

2.5What flavor ?

2019年10月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

いや~、いつも中国映画は味が濃いんだけど、この映画は何味?ジャ・ジャンクー何味?

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asphalt-light-moment
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