劇場公開日 2019年1月19日

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バハールの涙のレビュー・感想・評価

全58件中、21~40件目を表示

3.0静と動

2019年4月7日
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鑑賞方法:映画館

静と動を上手く表現している作品。戦場に生きる女性の強さがヒシヒシと伝わってきた。悲劇に負けずISに立ち向かう姿は素晴らしい。
2019-72

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隣組

5.0衝撃過ぎた…

2019年3月26日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

いや〜、観るに耐えられない場面が多々

ホラー映画なんか比べられない程の
心臓バクバク 血圧上昇 手に汗握る…

母の子供への愛は強く逞しい

自由への30メートルではもう祈ったよマジ!

ある意味で5つ星⭐️です

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H1DE!

4.0圧倒的なドキュメンタリー的訴求力!

2019年3月21日
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鑑賞方法:映画館

女性部隊の隊長バハールと、一緒に戦場を回る従軍記者マチルドのふたりの視点で、ISが横暴を奮うサハド政権下のシリアでの女性の悲劇と闘いを描いた映画。

ラスト、バハールが右手の銃を高く掲げ、マチルドが応えて右手を高く上げるシーンが、この上なくかっこよい。
この ”かっこよい“ は決して上っ面な意味ではなく、ふたりの生き方への賛辞として。ぜひ観て、感じてください。
基本的には銃声だけが響く戦場シーンに、バハールがたどってきた過酷な過去を振り返るシーンが混ざり合って進む。緊張感だけがずっと途切れない。

息子を救出できるかどうかのエンタテインメント映画でありながら、ドキュメンタリー的な訴求力を圧倒的に持つ映画だ。まさに映画の価値のひとつ!

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CB

3.0ハリウッドの派手な作品に見慣れてるので物足りなさも

2019年3月17日
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鑑賞方法:映画館

派手さや目を覆うような場面は控え気味ドラマがメインで昔の邦画の戦争映画のような流れ?

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ゆたぼー

4.0なりふり構わぬ、愛が成せる力強さだった。 彼女達の底知れぬ力は、地...

2019年2月28日
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鑑賞方法:映画館

なりふり構わぬ、愛が成せる力強さだった。
彼女達の底知れぬ力は、地位と名誉のために戦う力とは比にならないものだった。
沸々と湧き上がる彼女たちの感情をよそに、安らかにまるで愛するものを抱くように眠る、支配する者たち。
嘲笑うかの様に彼女たちは力強く立ち向かう。ただ子供への愛情の為に。

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パプリカ

4.0この状況は

2019年2月21日
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鑑賞方法:映画館
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heran

3.5戦争の不条理さに胸を突かれました

2019年2月20日
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鑑賞方法:映画館

ISと闘うクルド人女性戦闘員とその部隊を描くヒューマンドラマ。ISの残虐さ、特に女性に対する卑劣な暴力は既に数多の報道で知られているところですが、ISに囚われながら奇跡の生還を果たしたクルド人女性バハールが、兵士になってISの掃討に身を捧げる姿を報道者目線で描いてくれました。作中の戦闘シーンは思いのほか地味ですが、案外それが現実なのかも知れません。しかし、明日も生きていられるのか分からない、ヒリヒリとするようなリアルな戦場の緊張感は十分に伝わってきましたし、命からがらやっとの思いでISから逃れてきたのに、今度はより一層危険な戦場に向かう彼女の生き様を見ていると、彼の地で現在進行形で起こっている事柄の不条理さに本当に胸を突かれる思いがしました。

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ホワイトベア

3.5凌辱されたにも関わらず、強く優しくなれるオンナの生き様

2019年2月20日
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鑑賞方法:映画館
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Naguy

4.5本当に見たくなくて、本当に見なければならない映画

2019年2月16日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

本当に見たくなくて、本当に見なければならない映画だった。
日本では絶対に聞くことのない無機質な銃声が響く戦場で戦う女性。

「私たちの経験ほど悲惨なものはない」
そう言うバハール達。
世界では、一体何人の女性がそう思っているのだろう。

けれど女性の皆さん。全男性を敵だと思わないでください。
私が鑑賞した回の劇場の観客の大半は、中年の男性でした。
みんな、必死で理解しようとしています。みんな必死で共に幸せに生きようと思っています。
どうか一部の異常者を、一般的だと思わないで。
争いのない世界を、共に作っていきましょう。

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カルテット

4.0異様な世界

2019年2月15日
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鑑賞方法:映画館

人間を傷つけることが戦争の一面であれば、傷ついてもそれを癒すように戦闘に入っていく人もいる。

誰も銃を持たなくていい日が来ることを切に願います。

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Momoko

4.0性差があっても等しく同等

2019年2月14日
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胎があるということはそれだけで「優遇」されたり「蹂躙」されるのか。畏れのせいか?

戦争モノが好きな人には「素晴らしい戦争テーマの映画」であることを、
人間ドラマが好きな人には「暗闇の中でも諦めずに希望を手にする映画」であることを、
そして戦場という場所が、ただ意図的に数を合わせた活躍ではない男女同権の場であることを見る。
女だって権利があると意図的に女性を選別する映画のうわべだけの薄っぺらいことよ。
だがこの映画は誰よりも悲惨な目に遭わされた女、人間の希望を失わない映画だった。

重苦しい場面も手に汗握る苦しい場面もある。
気軽に見れないかも知れないが、素晴らしい作品だった。

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夢は映画館の部屋を作ること。

4.0自己責任

2019年2月11日
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鑑賞方法:映画館

クルド人、IS、アサド政権、アメリカの立ち位地など、政治音痴の自分には分からない。僅か数年前に世界ではこういう事があったのだと、平和ボケした自分に気づく。昨年、日本でも自己責任騒動があったが、やはりジャーナリストは危険を冒してまでも、真実を伝えなくてはいけないことを痛感した。

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hanataro2

3.5女 命 自由の始まり

2019年2月6日
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鑑賞方法:映画館

限りなくノンフィクション。
現在進行形の戦いと過去に起きた凄惨な経験を交互に見せるつくりが身に刺さる。

女性記者マチルドと女性兵士バハール、立場は違えど目的を持ち勇気を持った行動とその境遇はどこか似たところがある。
力強いバハールの瞳は、大きな痛みを抱えて時折どこか虚ろになる時も。
それでも仲間を鼓舞し、情に厚く作戦を引っ張る姿が本当にかっこいい。
戦場の歌声に胸が震えて涙が止まらなかった。

平穏な生活がいきなりぶち壊され、人間としての尊厳をことごとく削られる恐怖。
バハールの過去はその場の女性皆んなの過去で、戦う人も死んだ人も行き場のない人もそれぞれ壮絶な経験をしているという事実が辛かった。
数少なく差し伸べられる手を掴めるかどうかのせめぎ合い。「逃げて殺されるなら本望」か…。

こんな状況でも新しい命が産まれて、まさに死が生を産む瞬間を目の当たりにする。
母は強し、なんて簡単に言えたものじゃないな。
もう一人のバハールがどうか幸せと平穏のある未来を生きていけますように。

真実を伝えること。マチルドが放った世間の人の反応には耳が痛かった。
日本人記者が捕らえられるニュースが流れても「自己責任」だと冷たく放す世論に私もわりと同意だったから。
ワンクリックで済ませていたことをほんの少しでも知ってしまった時、どうしていいか分からなくなる苦しさに襲われる。

物語がひと段落しても戦いは終わらない。
ISによる暴虐は今なお続いていて、この事実にどう向き合えばいいんだろうか。知ったところでできることなんて何も無い。
それでも、伝えてくれる人がいる限り受け取りたいと思うようになった。
バハールの拳に、マチルドと同じく生命力を貰った気がする。

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KinA

4.0知らない世界が目の前で繰り広げられていた。同じ地球上にふたつの世界...

2019年2月3日
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鑑賞方法:映画館

知らない世界が目の前で繰り広げられていた。同じ地球上にふたつの世界が存在する事を改めて痛感、自分は悲劇に向き合っていない側の人間だとつくづく思う。危険地域に入る記者の覚悟に敬意を表する。悲惨な状況の中での女性の強さ、母親の愛が美しかった。

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tsumumiki

4.0壮絶

2019年2月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

深夜にISに襲われて夫と親を殺されて、性奴隷になって、何度も売り買いされて、必死で逃げ出して。
なのに、子供を救うために兵士となって立ち向かっていく。

子供を救うために人を殺す。

母は強し
女性は強し

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ぴょ♪

4.0ISの恐怖、すぐそこにある戦争の闇

2019年1月31日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

ISについては日本でも話題にはなっていたが、邦人が関係していない限り、他人事というような報道だった。この作品を見ると、クルド人の特に女性が、どのような状況に置かれたのかの一端を知ることができる。
主人公を女性記者にしているのも、仕事と家庭への愛情の葛藤など女性の目線を重視した作品になっている。
戦闘シーンも、それほどドラマチックにしていないのが余計にリアルさを感じさせる。

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a0064

3.5ワンクリックの裏の現実

2019年1月31日
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私たちがワンクリックで見る報道の、真実に迫った作品。

女性報道写真家の視点からの現在(戦況)と、
元奴隷であり、いまは前線に立つ女性戦闘員の視点からの過去の出来事と、
二人の視点で描かれている。
(冒頭の場面で、爆発による土煙と、最後のそれとを繋げて見ることができる)

いつ銃弾が飛んでくるか、
いつ死ぬか分からない、
そんな緊迫感を常に醸し出している映像が、見ていて息苦しい。
後ろに流れる音楽が更に緊張を際立たせてくるのだが、若干煽り過ぎにも聞こえる。

アメリカによる空爆が、戦闘員として拉致され訓練された子供たちにも及ぶ、
その危険性というか、いかに無差別であるかも示しているように思われた。

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ウマノホネ

3.5女性

2019年1月29日
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女性の本質‼
可愛くて綺麗でかよわくて芯は驚くほど強い‼彼女たちはただ身近にいる者を守りたいだけ、、、
戦争の理不尽、恐怖、宗教の歪み、女性を写しながらしっかり表現されてました。
脚本がいいね‼

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こっしゃん

3.5生き抜くという強い気持ち

2019年1月29日
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エリートの女性が戦士になってISと戦う。カッコイイ話のはずなのに見終わった後の重苦しさがずっしりくる。実際の戦闘地域ではもっと酷いことがあるのだろうと想像させる。

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zita

4.0素晴らしかった

2019年1月29日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

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吉泉知彦