誰もがそれを知っているのレビュー・感想・評価
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サスペンスは後出しだった。けどね♥️
複雑で分かりにくい相関関係。しかし、誰が犯人かは直ぐに分かった。(❌️)それと、〇〇〇〇は父〇ではない。(⭕️)
さて、犯人はア〇〇〇ド〇。(❌️)
イラン人の演出家ゆえ、スペインとアルゼンチンと言う関係を理解できていない。それと、ヒジャブ(?ブルカ)を女性が被っていないのに、被った様に演出してしまっている。具体的言えば、みんな美人過ぎる。また、今回も相変わらず男が髭面で非常に分かりにくい。
スペインとアルゼンチンは別の国だから、即刻警察と大使館へ連絡するのが当たり前。イラン人の演出家には分からないだろうね。(いやいや、話を盛ってる)
『性』などがイランと比べて、解放されている事を充分に分かった上で作品を作っていると思うが、その性までも『スペイン』と『アルゼンチン』を同じ次元で見るのは少し短絡的。
パコさんは分かってイレーネを労っているのか?また、イレーネも見知らぬ男に労られて不信顔をしない。また、10代の少女が誘拐されて、助かってもその後の性的な問題もある。(デフォルメだろうなぁ)多分、演出家はそこまで計算したか?ちょっとどうなんだろ。
カスピ海の話は美しすぎる女性の⭕️⭕️で終わったが、
スペイン人の綺麗な少女だから助けたのか?
突っ込み所満載だが、最終的にデフォルメの範疇と理解する。
まぁ、誰も幸せにならない。けど、みんな知っていて。
兎に角、犯人は違った。が。
真犯人いるのも分かった。
スッキリ。みんな知ってるけど、アガサ・クリスティじゃないのが良いかなぁ♥️
やはり、この演出家良いなぁ。
ちょっと登場人物が多すぎるところがネック
アスガー・ファルハディ監督の作品は何となく面白そうで何作か観てしまっている。実際、そんなに好きなわけではないと思うけれど不思議だ。
ファルハディ監督の脚本は、特定の人が抱える後ろめたさを絶妙に切り取ったものが特長かと思う。本作もそのカテゴリといえるだろう。
邦題は「誰もがそれを知っている」だ。とてもストレートで、その意味するところなどという説明もいらない。
しかし、本作が面白いのは、実際は誰もが知っているわけではないところだ。
誘拐される娘についての秘密は村の噂話でしかない。噂話が仮に事実だとしても(事実なんだけども)それを「知っている」とは言わない。
「知っている」わけではないが、ほとんど「知っている」と同義であり、よほど親しい間でもないかぎり当人たちに確認出来ない微妙さが面白いといえる。
そんなに大きくない村で噂が広まりやすいところが問題をややこしくする。
多くの人が問う「どうしてパコが金を出すのか」と。聞かれた相手は分からないとしか言えない。
そこで、一番最初のパコとイレーナが似ているという噂話からピンとくるわけだ。ああそういうことかと。
こうして「知っている」わけではないのに「知っている」状態が出来上がる。
単なる噂話の範囲を出ていないとしても、状況が確信に変える。
ファルハデイ監督らしい内容で、犯人探しというミステリーがある分、娯楽性が高かった気もするけれど、過去作に比べてそんなに面白くはなかった。
登場人物が多く、それぞれの立場と関係性の把握に手間取り物語に没入できなかったのが理由かなと思う。
観終われば重要な人物は数人だったと分かるけれど、観ている最中は誰を覚えていないといけないか分からないからね。主要人物と非主要人物の描きわけに失敗してしまったように思える。
彼が彼で‼️❓彼女が彼女で❓‼️それでどうだ‼️❓
サスペンスではなく、人間ドラマ
幸不幸は絶対ではないようだ。そう、不動ではないのだ。
スペインの田舎の町。ブドウ畑とワイン。石畳の町角。年寄りが日がな一日、昔の栄光についての自慢話を繰り返す。二度と戻らなく過去に囚われてしまうのは老人の必然。そんな光景が演じられていた。取り返しのつかぬ過ちは歳を重ねれば笑い話に代わる。そんなことは現存の呆けた政治家みたいな人間の世迷言なんだ。ハビエル・パルデム演じるパコに途方もない同情を捧げたくなった。映画とは言え、現実にあちこちで起こっていることばかりだ。自己犠牲に代償はない。施された人たちはありがとうと言うだけで時がたてば感謝の気持ちは薄れていく。特に女はそれを絵に描いたように真夏の陽炎のように揺れながら時を過ごしていく。そんな女に惚れてしまった男の愚かな行動を見事に描いてはいる。がしかし、人生はそんなにシンプルではない。生々しい現実を一挙に飛び越えるほどの勇気をこの映画は与えてはくれないようだ。曖昧にしていいこと。そしてよくないこと。そんな境界線を越えなくてはならないのだから。現実には・・・・。
最後がひどい
誘拐された娘の母親がとても性悪に見えた。義父も実の父親頼みで情けない。とにかく実の父親が気の毒に見えた。プロだろうが、素人だろうか悪党に身代金が渡る事は断じてあってはならないと思う。そう言う意味で金が相手に渡ってガッカリした。あり得ない点も多々あって、娘が帰ってきた後だろうと警察に通報しない、見つかった時も救急車すら呼ばない。普通に自分達の地元に帰って行き街を離れる。叔母さんが家族内の若い女が関係してると気付いた点まだいいけど、それすらなければもう救われない。だけど犯人が捕まるシーンはなく終わるし、叔母さんが家族に話す伏線で終わり。ラストが今まで見た時間返して感が酷い。犯人には制裁を下すべきだし、それは家族内の若い女も例外ではない。とにかく実の父親には金を返してあげて欲しい。でないと誘拐が増えても困る。悪い事は制裁が下るとこまで描いて欲しかった。
なんとも言えない部分を描くのがとても上手い
めずらしく余韻が残らない
オクタヴィア・レノラ・スペンサー監督作品はこれで5作目の鑑賞です。
登場人物の人間性の描き方がだんだんと薄れてきたような気がしています。
今回は特に、有名キャラを揃えてはいますが、個々の生活感が伝わらないまま
本題に入ってしまい、得意とする深い心理描写が描ききれていなかったような気がします。
いつものようにズシっと来る余韻がほしかったんですが。
神様では‥
救えない。娘の誘拐事件を契機に、大家族、その周囲の人の昔からの思いが複雑に入り乱れ、人々の本性が見えてくる。タイトルの何を知っているのかは、ペネロペとハビエルが昔恋人同士であったこと。誘拐された娘が実は二人の子供だったことまでは、似ているから噂になったとは言え、誰もが知ってるとは思えない。姪夫婦が企てたのはわからなかったが、どこまで計画的だったのだろうか。ペネロペ夫妻が金持ちだから、狙ったのだろうが、ハビエルが農園まで手放すとまでは思わなかったのではないか。今更ハビエルに実の娘だから、金を出して助けてというペネロペは非常に身勝手だと思うし、娘助けたい一心でなりふり構わずもわかる。愛していた恋人に急に去られた過去があり、今さら実の子と真実を打ち明けられ、7年掛けて耕した農園を手放すに至ったハビエルの気持ちは痛たまれない。助けに行ったのは自分だけど、実の父親であることは告げられず、親元へ返す。。家に帰ると妻にも出ていかれている。不憫すぎるが、安堵からか、微笑む姿が、人間デカすぎる!それに引き換え、ペネロペ夫は無力過ぎる。神頼みでは結局何も救えない。
家族崩壊を食い止めろ!
大家族すぎて、人間関係を把握するのが難しい。ラウラの娘イレーネが誘拐され、警察に知らせるわけにもいかず、家族や結婚式のアフターパーティ参加者など、疑わしい人物が錯綜する中で、やがて過去の秘密が明かされていく・・・
実の夫婦が元恋人同士という設定であり、タイトルにもある誰もが知っている事実が軸となり展開していくのですが、やっぱり複雑な血縁関係が複雑。最初に「おばさんが帰ってきたよ」などと、細かな呼称をチェックすればいいのですが、姉妹も従妹も似ていたので、途中で把握するのを諦めちゃいました。
誰もが知っている事実はラウラとパコが恋人だったこと。あとは噂にしか過ぎないのですが、ここが絶妙。ラウラの夫アレハンドラがアルゼンチンに残っていたこともミスリードさせるためのキーポイントでした。
誘拐ものサスペンスよりは家族のドラマ。身代金をどうするかということに重きをおいて、元警察官の友人や急遽呼ばれたアレハンドラの登場によって犯人が近しい関係にあることが見えてくる。そして農園を売る、売らないというパコの心も揺れ動き、大家族内の疑心暗鬼が表面化してくる様子がすごい。アレハンドラの16年間禁酒したというエピソードと、立ち直るきっかけを与えてくれた秘密・・・彼の苦悩にもっとも共感してしまいました。最後のパコを見ると、失ったものは大きいけど、また人生をやり直そうぜ!と応援したくなる気持ちにさせてくれた・・・
不自然さはぬぐえない
ストーリーについていけなかったかも?
じんわりと
二本立て一本目。 目にやや違和感ありだが、ペネロペが美しい。ていう...
火曜サスペンスと言えばそれまでだが、
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