翔んで埼玉のレビュー・感想・評価
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パタリロ世代
この映画の原作がパタリロの作者のものと聞いて興味が湧きました。
今になって思うんですけど、子ども向けアニメとしてパタリロ見てましたけど、あの世界観は子ども向けちゃうでしょww
そういう意味でパタリロすごいです!
映画の方ですが、西日本在住の私には分からないこともありましたが、バカらしいことを一生懸命やり抜く映画は好きです!
ハトの絵柄のせんべい?で踏み絵らしきことを強要するシーンは爆笑しました。
ガクトが必死に抵抗してて...クールな外見とのギャップがツボ!
私も埼玉県民ではないけど、あのハトの絵柄は簡単に踏めません。
ハトの絵柄がズームされていくほど「かわいい」と思ってしまう
エンドロールも塙の歌で退屈せず最後まで楽しめました。
翔んで春日部
春日部で育った私としてはもう笑いを通り越して感動モノでした。
配給予定だった東宝がビビッて逃げてしまったほどの埼玉ディスり原作です。脚本やキャストを一歩間違えれば大ゴケ&炎上も必至。
それを武内監督をはじめ、二階堂ふみやGACKTの真剣な全力演技でよくぞここまで仕上げたものです。
根底にあるのは埼玉愛。
これがあるから「埼玉なんて言ってるだけで口が埼玉になるわ!」「サイタマラリア」などの差別やいじめに繋がる倫理上危うい発言も笑い飛ばせるのです。
埼玉に何もないというのは本当で、私は小さい頃から学校の先生や親から県内の誇れる話をほとんど聞いたことがありません。また東京に隣接しているので都内に就職してからも埼玉には「ふるさと」の意識が芽ばえていません。田舎にも都会にもなり切れないダサさが自虐精神を根付かせているのです。
でもZ組の生徒同様、気付かないふりをしてるだけで本当は悔しかったのかも知れません。
麻実麗は言う。
「一番を競い合うのではなく互いを認め合えればそれでいい」
「埼玉には何もないだと? 否、我々には誇りがある!!」
そして最後の演説で百美はこの映画が伝えたかったメッセージを言っている。
「埼玉は埼玉のやり方で埼玉の良さを広めていこうではないか!」
拍手喝采です。もうあんたが県知事でいいです。
私は上映後に起きた観客の心地よい拍手とともに帰路に着いたのでした。
ちなみに春日部の映画館には入口に「翔んで春日部」と書かれた顔ハメ看板があります。記念撮影に是非どうぞ。
千葉県民としては…
関東圏、特に埼玉県と千葉県の民草が、喝采を贈りつつ涙するであろう今作は、おかしな原作におかしなキャストをガッチリ揃えて、関東圏以外の方々にも楽しむ事が出来る(であろう)作品に仕上がってました。
やはりコメディは、大真面目に笑わせるつもりのない勢いで作るのが一番なのでしょうなぁ。作り手と役者陣の本気が、この映画をより面白くしている気がします。
東京都知事が出落ちの様だったので期待していたのだが…、そこだけ残念かな(笑)
大真面目にバカをやる映画
原作は未読ですが、設定がぶっ飛んでいて終始ギャグに振り切っていて最高でした。
福岡県民なので関東圏の事には詳しくないですが、十分に面白く笑わせてもらえました(九州でも似たような県内外の関係性があり、共感するところもあります。)
テンポよく飽きない流れで、演者もその世界観をしっかり演じていて、100%ギャグなのに終盤の埼玉千葉連合軍のくだりはウルッときたりもしました。
現実パートの最後のオチや、エピローグも秀逸。エンディングの埼玉県の歌(はなわ)もしっかり笑わせてもらいました。
個人的には、流川で対峙する埼玉軍と千葉軍のくだりで登場したアルフィーの高見沢俊彦(当方アルフィーファン)と、序盤の埼玉県民をあぶり出す為の踏み絵ならぬ「踏み草加せんべい」がツボでした。
あと、Gacktがものすごくカッコ良い(東京ティスティングのくだりはGacktだからあったんだろうか?)
ここ最近見た映画の中で、鑑賞後一番好印象の映画でした。
ただし、映画に感動や芸術性求める方には不向きです。完全なるバカ映画です(いい意味で)
愛あるディスりに止まらぬ笑い!
"翔んで埼玉(実写版)" シリーズ第1作。
通常スクリーンで鑑賞(レイトショー)。
原作マンガは未読。
とてつもない埼玉愛もとい郷土愛に溢れていました。
心の底から好きじゃないとここまで言えないよ。
トンデモない物語を引っ張るキャスト陣の熱演、つくりこまれた世界観、アホなことを大真面目にやることから来る唯一無二の面白さ。これら全てが溶け合って見事な化学反応!
東京に虐げられて来た者たちの大下克上スペクタクルが圧巻でした。それぞれの愛する郷土の誇りをかけ、我が物顔で屹立する強者に突撃する勇気ある人々。感動でした。
「埼玉なんて言ってるだけで口が埼玉になるわ!」とか、埼玉人を捕獲する銃(いやいやドライヤーやん)とか、コガタカスカベカが媒介する「サイタマラリア」とか。
埼玉だけで無く、ライバルの海あり県・千葉も小ネタの宝庫でした。拷問の方法が体中の穴にピーナッツを詰め込むだなんて。いやいやアホなんかいな、あんたら(笑)。
数え上げればキリが無いほどのご当地ディスりネタの応酬に悶絶しっぱなし。でもこう云うの、全然嫌いじゃないです。発想が愉快千万で、心の底から楽しめました。
はなわの「埼玉県のうた」が流れるエンドロールまで抱腹絶倒の展開が満載で、めちゃくちゃ夢中になりました。はなわなりの視点から紡がれた歌詞は、面白いと同時に埼玉への深い愛が詰まっていることが感じられて、気持ち良く笑えました。
ラストに明かされた「埼玉解放戦線」の真の目的。私たちの隣にはすでに埼玉がいるのかもしれない。ドヒャー!
[追記(2019/10/14)]
レンタル特典「千葉県のうた」がこれまた良かった!
[以降の鑑賞記録]
2019/10/14:Amazon Prime Video(レンタル)
2022/10/01:土曜プレミアム
2023/11/18:土曜プレミアム
※修正(2024/03/14)
映画館に行って観てきた中で最低だった
ヒドい。酷すぎる。
なぜこんなに騒がれてるのか分からない。
埼玉をバカにするなんて一昔前の話で未だにそんな扱いなの??
そしてなぜ宝塚チックなの?
なぜベルばらチックなの?
どこが笑うとこなの?
途中そんなに眠くなかったけど観てるよりマシと思って寝てたくらいにつまらなかった。
途中起きたけど、またムリして寝た。
途中でギブして帰りたかった。連れがいなかったら間違いなく帰ってた。
二階堂ふみのビジュアル
内容はめちゃくちゃだけど、魔夜峰央のナンセンスマンガが原作なら、このくらいのフザケ感&バカバカしさで丁度いいだろう。何しろ、二階堂ふみが演じるところの魔夜峰央の描く美少年の再現度が凄い。そのビジュアルくらいしか見所がないとも言えるが。最後のはなわの歌が一番面白かった。
翔んで神奈川
あ〜くだらなくて面白かった。
関東ヒエラルキー抗争が三度のメシより好きな私にとってまさにド真ん中なガーエー。
個人的には大ネタよりも、よりローカルなヒエラルキーネタがツボでした。田無や八王子disからはじまり、さいたま三国志(大宮=曹操、浦和=劉備、与野=公孫淵)の抗争、果ては「執事だから、狛江か町田出身でしょ」の言い草とか!く〜イカす!
あと、春日部がよくネタになっていたけど、やはりクレしんの影響でしょうか?なんだかんだとネームバリューありますよ、春日部は。上尾とか蓮田じゃないもんね。
埼玉vs千葉の出身者バトルはかなり爆笑しました。人選がなかなか。やはりおなじバンドメンバーでも、秩父出身の桜○ではなく、高○沢なんだな〜と思い、少し複雑な気持ちに(私は桜○派です。彼のヴォーカルが好き)。
あと、千葉と言えば上がり成りのあの異星人が重要な役どころで一瞬登場します!いやーシビれました。
このように小ネタにキレのある本作ですが、キャスティングの絶妙さがヒットにつながったように感じます。ガクト・京本政樹・伊勢谷友介あたりは魔夜峰央のインチキロココ趣味にピッタリですね!ガクトは少しだけ若き日の大槻ケンヂに似ていて爆笑!89年くらいの筋少だと、オーケンあんな感じだったと思います。とろろの脳髄!伊勢谷友介も若き日の鳥肌実みたいでキチかっこ良かったです。玉と砕けよ!
二階堂ふみもコメディエンヌとしての才覚を発揮しまくったように感じました。立ち居振る舞いと顔芸が達者でした。エロ女神・武田久美子も降臨してましたし。
というわけで、かなり楽しめた本作ですが、私にとって正直諸手を上げて喜べない作品でした。
私の出身地・神奈川県がヒールとして描かれていることがしょうがないけど納得できぬ。
確かに神奈川は横浜(ごく一部ね、緑区とかではないよ、栄区は過疎化が進行しているよ!)とか湘南(平塚とかましてや秦野とかではないよ!)とかがありますよ。しかしねぇ、ブランド神奈川以外はネタにもならないのが神奈川の辛いとこなんですよね。私が生まれ育った県央地区は、ヒエラルキー的には千葉埼玉と抗争したり共闘したりできるポジションですが、基本無視されますからね。しょうがない事ですが本作でもガン無視です。
竹中直人演じた神奈川県知事は、崎陽軒(横浜・中区あたり、決して瀬谷区とかではない…とカッコ書きで済ましてますが、横浜内格差は実に見過ごせない問題。本作において横浜は新宿区や中央区といっしょくたにされてましたが、広い上にド田舎が内包されているので厄介ですよ。サイプレス上野とかプリンスオブヨコハマとか言ってるけど、アンタ戸塚だから!ケンさんがハマって言うのはわかるけど戸塚は俺たち県央地区ですぜ…と長すぎるカッコ書きがここで終わります)と加山雄三(茅ヶ崎、湘南でゲスね)とザ・神奈川ブランドを体現しており、しょうがないとはいえむかっ腹が立ちました。
出た出た、俺たち県央地区はまた無視ですよ!埼玉はいいよなネタになって、と国道と虚無しかない神奈川県央の街で育った私は本作に嫉妬を覚えたのでありました。
何せ私の地元は全政令指定都市中、愛着と誇りが最下位で、誇りに関してはぶっちぎりビリな上にマイナスですからね!マイナスってなんなんだ!
いいよな千葉埼玉はネタになって、神奈川は複雑なんだよ、とクサしてこの感想文は終わります。シッシッシ、マイナー神奈川は悲しいでゲス。
リスペクトのあるディスり最高です
埼玉への愛を不器用に結晶にしたような映画。
そういう埼玉県民の皆様と埼玉化され映画化までしてしまった皆様本当に愛おしく思います(根っからの東京生まれ都民より笑)
埼玉だけでなく各関東地方の都県に対して適度なディスりとローカルネタを散りばめていて(栃木ほとんど出て来なかったけど笑)、そのバランスも素晴らしかったし本当に爆死必須、小ネタ回収のため何度も観たくなりました…サイタマラリアに感染したかもしれない…
個人的にはGACKTさんと伊勢谷さんの美顔面コンビ、まさかのジャガー大先生、千葉県民代表の麻生久美子さんのキャスティングに拍手!!!
飛んでる映画
地元埼玉の映画館で観ました。普通の映画と違って、共有感がありありでした。最後には拍手も。ラストの塙の歌が良く、久々に退出するときに並んで出ました。普段あまり、コメディは見ないですが、とても面白かった。
関東限定でテレビドラマ化しても良いと思う。
途中のマラソン大会でのカットは何だろう?これは不要だったと思う。
地元・埼玉で観るからこそ
基本、洋画しか映画館で観ませんが、兵庫から妹が上京したので、母を連れて観に行きました。
いつもなら上映中は黙って観るのに、埼玉で観るからこそ、いちいち「出た、蕨!」「鳩、可愛い〜♡」こぼれ落ちる郷土愛(笑)。会場のあちこちから漏れ聞こえるロケ地予想と、それを一切許す地元共生意識…。蕨出身は星野源というスターもいるんですけどね。
もしかしたらシラけて観てる人もいたかもだけど、館内の温かな笑いや意外な驚きとプラスした、豪華なキャスティング。魔夜峰央ワールドを崩すことなく、知的に上品に演じたGACKT様は、やっぱり偉大でした!途中の英語、仏語、西語、中国語も素晴らしかった!
GACKT様はアカデミー主演男優賞ものじゃないかなぁ…。
つまんない、馬鹿馬鹿しい、と思って観てた人はごめんなさい。でも、埼玉県民は改めて郷土愛を自覚し、埼玉に誇りを持てた作品でした。
ちなみに、当日浦和17時台の回は満席だったので、川口で観ました。
静岡が出てこない(笑)関東じゃねーし!
面白いと言う世間評判で足を運ぶ。馬鹿馬鹿しい、を遥かに超越して面白い。江戸っ子以外の関東圏在住者なら頷き、私の様な地方出身者はにが甘い笑い。出身地静岡は関東では無く、中部でも影薄く、上京しても静岡民は訛っている自覚がない(笑)全世界埼玉化では無く地域の個性重要。#翔んで埼玉
好き!!!
もう、想像の遥か上をいくおもしろさです!GACKTさんがハマり役すぎて!埼玉県民としては共感できることや懐かしいことばかりで終始ニヤニヤしてしまいました笑 貶されることに慣れているのは決して埼玉が嫌いだからとか恥ずかしいからというわけではなく埼玉が日本一だと思ってるからなのかもしれない!と改めて考えさせられました笑 こんなにも面白い映画を作っていただけて幸せです!この映画を機に埼玉のまちおこしに繋がってくれたらなとも思います
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