翔んで埼玉のレビュー・感想・評価
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全編くだらなくて、最高。
一人で見に行くんじゃなかった。友だちとゲラゲラ笑いながら見たかったなー。
ワンシーン、ワンシーン、すごく凝ってて、すごくくだらない。コメディといえど、映画館でやるならちょっとくらい感動要素とか入れてくるかなと思ったけど、そういう部分はまったくなくて、ずっと全力でふざけてた。そこが潔く、清々しかった。エンディングの歌も最高。
一番恩恵を受けたのは埼玉県観光課!?
“埼玉県人にはそこら辺の草でも食わせておけ!”
予告編だけで笑ってしまったこのフレーズ。二階堂ふみの演技力の無駄遣い、ドラキュラのように舞う伊勢谷友介の壊れっぷり、麻生久美子のブチギレ演技、そして、素のままで十分笑えるGacktなど役者たちも楽しく演じたに違いない。埼玉ディスをとことんやりきったその根性だけで☆を1つプラスできてしまうほどのおバカ映画。
しかし、これを単なるおバカ映画と侮るなかれ。実は本作は壮大な埼玉観光物産PR映画として多分に大成功している。東京ばかり肥大化する昨今、地方はどこも人口不足に喘いでいる。人を呼びたい行政が観光PR映画を作ろうとしたって、下ネタはアウト、自虐ネタもアウト、ユーモアの自由度はなく、結局お金をかけて退屈な映画に仕上がるのが関の山だ。
その点、本作はどうだろう。自虐ネタも去ることながら、ご当地名物や埼玉県民以外には通じない情報までも小ネタとして挟み込んでくる愚直さ。真面目さを好む行政には到底できない割り切った感がかえって埼玉PRとして機能してくる。
あの煎餅は何だ?とか池袋が何で植民地?とか、関東圏以外の人にはポカーンな笑いに思えても、それこそがローカルPRとして機能している。一番本作の恩恵を受けているのは、恐らく埼玉県の観光課だろう。笑って見ていては危険だ!知らず知らずに貴方の頭も“さいたま”に犯されている…(笑)
埼玉への愛が溢れた作品
こんなにもディスられているのに
少しも微塵も嫌な気持ちにならず
爆笑したのは初めてでした。
むしろ埼玉をここまで細かく調べ
至るところに埼玉あるあるを盛込み
埼玉県民以上に埼玉に対して情熱を注いでくれた
作品関係者の方々本当にありがとうございます。
埼玉県民として、
埼玉を取り上げてくれて、盛り上げてくれて、
作品に対して感謝しかありません。
今までより、郷土愛が強くなりました。
埼玉県民でなくても、
老若男女誰でも楽しめる作品なので、
ぜひ観ていただきたいです。
それぞれの郷土愛も強くなると思います。
埼玉県民で良かったと
この作品を観て初めて思いました。
はなわさんの主題歌も面白くてすごく良いです。
馬鹿げているにも関わらず真剣!
本日、さいたま新都心の映画館まで行って観てきました。この映画は2月から公開されて後少しで2ヶ月めに入るというほどの凄いロングランなのですが、今日の朝8:20からの上映にも関わらずほぼ席が埋まってました。
この映画の凄さは馬鹿げた内容にも関わらずスタッフも俳優さんも本気で真剣に取り組んでいるところ、完全なフェクションなのに何故か引き込まれてしまうほどの出来映えです。豪華絢爛でエキサイティング な作品でした。
群馬県民から見た翔んで埼玉
群馬県の映画で、おまえはまだグンマを
知らないがつまらなかったので
埼玉の映画もダメかなと思い、大宮で
時間ができ、ひまつぶしのつもりで
見たら、さいたまんぞうの歌に引き込まれ
熊谷は群馬なんだと麻生久美子が言い
二階堂ふみが、埼玉県民には草でも
食わせておけとか、Gacktが草加せんべい
の踏み絵をなかなか踏めなかったり
京本政樹がこのウィルスはサイタマラリア
だとか、千葉県民との川を挟んでの
有名人対決で高見沢俊彦とYOSHIKIが
出たり、ブラザートムが群馬なまりだったり
で、めちゃくちゃおもしろかったので
埼玉の劇場からパンフレットを買い
大宮で用事を済ませてから、群馬に戻って
また2回目を観ました。埼玉での笑いの
反応と群馬での客の反応の違いがあり
そのギャップも楽しかったです。最後の
はなわの歌で埼玉のオススメスポットは
まさかの鉄道博物館まさかの屋内も
受けました。さいたま市のいきさつも
大宮と浦和のあいだで揉めたことや与野
の存在が微妙だったりで、かえって
埼玉県が羨ましくなったりもしました。
群馬はなぜか恐竜のいる時代設定で少し
おかしいと思いましたが、理屈抜きで
楽しめる映画でした。
ガクトが面白い。
週末に『翔んで埼玉』を観てきました。
日曜の夕方だったので、空いているかと思いきや、なんと8割の入りでした。
首都圏の人にしか分からないようなギャグやら、ネタが一杯でした。面白くて可笑しいはずなのに、なぜか現在の日本にはびこる差別やパワハラ、お金にまつわるもろもろの現状や政治家の忖度を映し出しているパロディーみたいでした。そのせいか、ところどころ観ていて悲しくなったりする場面もあったりして、色んな意味で中身の濃い映画だったと思います。ガクトと二階堂ふみちゃんや、加藤諒君が頑張っていて、とても良かったです。
原作はみたことありませんが面白そうと期待大で観に行きましたが‥私に...
原作はみたことありませんが面白そうと期待大で観に行きましたが‥私にはそれほど笑いのツボには入りませんでした。予告編以上の面白さは無い、ただ出てる人が豪華だなぁと感じました。埼玉県民には笑えるいい映画だと思います。
「これだから映画はやめられない」
今年35本目。
今日は見る予定無かったんですが、一人カラオケの後、丁度タイミングが合ったんで、見たら、人生NO.1でした。
これだから映画はやめられない。
笑いだけじゃなく、泣くシーンもたくさんあって、序盤の百美と麗のシーンで泣いて、途中からずっと泣いてました。
会場は笑いが絶えませんでしたが、「カメ止め」を思い出しました。
来年アカデミー賞獲って欲しい。はなわの歌も良かったです。
前略吉本隆明さま。共同幻想は・・・
前略吉本隆明さま
あなたが仰っていた共同幻想は、
良い意味でも悪い意味でも崩壊するのかもしれません。
それが本作の大ヒットの一因にもなっているのかもしれないという仮説です。
ヤンキーの兄ちゃんがウンコ座りに違和感を覚え、特攻服がダサいと感じると共に東京や横浜も要らないんじゃね?と気付き始めたのか・・・?
原作者は新潟、翔んで埼玉、たまたま宮城で観た。
ほほ満席
埼玉県民にはそこら辺の草でも食わせておけ
→シーーン
草加せんべいの踏み絵
→シーーーーン
YOSHIKI
→へえ・・・シーン
高見沢
→ふーん・・・シーン。
中盤を過ぎて状況変わらず
ほとんどシーン・・。
春日部に家を建てよう。
→ドッカーン!!!大爆笑!
なぜ?
そして本題。
世の中おかしくありませんか?
新紙幣の肖像画が反対?問題ありません?
〝弊社は社員のコンプライアンス教育を徹底しています〟
と言っているトップが粉飾決算、リコール隠し、データ改ざん、コンプライアンス違反レベルを超越し過ぎ!
堪忍袋の尾は切れましたっ!
知らないだれかが作ったルールもコンプライアンスも壊して、
自分達の法律をルールをコンプライアンスを
作るのが必要じゃね?
そのルールとは?
自分たちの身の回りから始める?
地元を愛す!
それはそれは恐ろしい言葉。
隠していたけどそれはそれは恐ろしいテーマ。
高度消費社会では禁句。
なぜ?
それは経済が停滞するから。
〝足るを知る〟(((o(*゚▽゚*)o)))♡
こわいこわいこわい
【足りてない幻想】に終止符?
良い暮らしをするとか、幸せになるとか、共同幻想が崩壊?
東京要る?
横浜大事?
おーおーおーおーおおー
花の都大東京要る?
要らなくね?
【人として自分たちに必要な事、大事な物、だけでよくね?】
これ、大ヒットに関係ありませんか?
という仮説でした。
パタリロ世代
この映画の原作がパタリロの作者のものと聞いて興味が湧きました。
今になって思うんですけど、子ども向けアニメとしてパタリロ見てましたけど、あの世界観は子ども向けちゃうでしょww
そういう意味でパタリロすごいです!
映画の方ですが、西日本在住の私には分からないこともありましたが、バカらしいことを一生懸命やり抜く映画は好きです!
ハトの絵柄のせんべい?で踏み絵らしきことを強要するシーンは爆笑しました。
ガクトが必死に抵抗してて...クールな外見とのギャップがツボ!
私も埼玉県民ではないけど、あのハトの絵柄は簡単に踏めません。
ハトの絵柄がズームされていくほど「かわいい」と思ってしまう
エンドロールも塙の歌で退屈せず最後まで楽しめました。
翔んで春日部
春日部で育った私としてはもう笑いを通り越して感動モノでした。
配給予定だった東宝がビビッて逃げてしまったほどの埼玉ディスり原作です。脚本やキャストを一歩間違えれば大ゴケ&炎上も必至。
それを武内監督をはじめ、二階堂ふみやGACKTの真剣な全力演技でよくぞここまで仕上げたものです。
根底にあるのは埼玉愛。
これがあるから「埼玉なんて言ってるだけで口が埼玉になるわ!」「サイタマラリア」などの差別やいじめに繋がる倫理上危うい発言も笑い飛ばせるのです。
埼玉に何もないというのは本当で、私は小さい頃から学校の先生や親から県内の誇れる話をほとんど聞いたことがありません。また東京に隣接しているので都内に就職してからも埼玉には「ふるさと」の意識が芽ばえていません。田舎にも都会にもなり切れないダサさが自虐精神を根付かせているのです。
でもZ組の生徒同様、気付かないふりをしてるだけで本当は悔しかったのかも知れません。
麻実麗は言う。
「一番を競い合うのではなく互いを認め合えればそれでいい」
「埼玉には何もないだと? 否、我々には誇りがある!!」
そして最後の演説で百美はこの映画が伝えたかったメッセージを言っている。
「埼玉は埼玉のやり方で埼玉の良さを広めていこうではないか!」
拍手喝采です。もうあんたが県知事でいいです。
私は上映後に起きた観客の心地よい拍手とともに帰路に着いたのでした。
ちなみに春日部の映画館には入口に「翔んで春日部」と書かれた顔ハメ看板があります。記念撮影に是非どうぞ。
千葉県民としては…
関東圏、特に埼玉県と千葉県の民草が、喝采を贈りつつ涙するであろう今作は、おかしな原作におかしなキャストをガッチリ揃えて、関東圏以外の方々にも楽しむ事が出来る(であろう)作品に仕上がってました。
やはりコメディは、大真面目に笑わせるつもりのない勢いで作るのが一番なのでしょうなぁ。作り手と役者陣の本気が、この映画をより面白くしている気がします。
東京都知事が出落ちの様だったので期待していたのだが…、そこだけ残念かな(笑)
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