「これは!真新しいジャンルの映画かも」翔んで埼玉 Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
これは!真新しいジャンルの映画かも
はちゃめちゃな荒唐無稽の様なストーリー。
とは言え、埼玉県住民であった自分の中にも確かにあった、東京に対する潜在的な劣等感や自虐感、県全体への愛着や誇りの無さが、あぶりだされる。
もう少し言うと、港区が最高?らしく、住所や家柄等で分け隔てる日本人の中にある差別や特権意識の根強さを、笑いに包みながら糾弾している様にも思えてくる。歴代の都知事の不正、それを暴くのが可愛い息子、そこにボーイズラブを噛ませるという設定も、GACKTと二階堂ふみ主演だけに悪くない。
外国映画ではもしかして有った様な気もするが、邦画としては見たことが無いチャレンジングな面白く、弾けた映画と、思えた。
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