「想像以上のスリルを味わえる、ハラハラドキドキなお話。昔の人の苦労が偲ばれます。」イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり もりのいぶきさんの映画レビュー(感想・評価)
想像以上のスリルを味わえる、ハラハラドキドキなお話。昔の人の苦労が偲ばれます。
予告でみた映像がとても雄大で、かつスリリングでした。
なにかドキドキさせられてしまい、鑑賞。
上空10,000メートルを、疑似体験できます。
とてもスリリングな、天空アドベンチャーでした。
けれど
高所恐怖症の人にはちょっときついかもしれません。
高所恐怖症のヒトはやめておきましょうね? はーい
高所恐怖症のヒトいませんね? はーい
高所恐怖症のヒト手を上げて? …はーい
…
おバカさん? はぁ
何をかくそう
ゾンビもだめですが、高いところもダメです。
なのに、気になったら観てしまう。 どうしましょ
☆
「気象を研究し人々の役にたちたい」
そう願う気象研究の学者センセイ と
気球を操縦するヒロイン
二人が、人類未到達の上空までたどり着き
そしてなんとか地上に戻ってくるお話です。
気球という「吊り橋効果」満点の空間で
「より上空を目指したい」
「無事に地上に帰還させたい」
そんな思いが交錯するのですが
ヒロインの過去が次第に明らかになり、そして…
☆
実話がベースとのこと。
今では当たり前になっている色々なことが
先人の努力と苦労でできていることに
感謝の一言です しみじみ
以下、余談です
宮崎アニメ
いくつかのシーンで頭をよぎりました
・積乱雲の中を飛ぶは面 ⇒ ラピュタの竜の巣
・ラストの娘たちの凧あげ ⇒ ナウシカのラスト
・かごに乗り空を漂う ⇒ ラピュタのラスト もしくは 紅の豚
ヒロイン
久本雅美に似てるなーと。
化粧を落とした笑顔がとてもチャーミング。
どこかでみたなと思ったら「ローグ・ワン」の方でしたか。
気球の離陸
地上から見物するのって、
ロケット打ち上げを見に行くような感じなのでしょうか。
(TVでしか見たことありませんが)
なんとなく、ワクワク感が分かる気がします。
素朴な疑問
脱出用にパラシュートはもっていかないんですかね。
(わんこ用のはあったのに)
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
映画では気球のロープの一部を切って、パラシュートにしてしまいますが、ガルヌランの初期のパラシュートの見栄えは、正にあの状態なんです。なんせゴンドラがパラシュートにぶら下がってたぐらいですから!
bloodtrailさん
コメントありがとうございます。
なるほど。
かさばるわ重いわではNGですよね。
納得しました。
思えば、わんこは上昇し始めてすぐに
放ってましたね。
もりのいぶきさんへ
当時はアンドレ・ジャック・ガルヌラン(André-Jacques Garnerin)と言うフランス人が発明した、”枠の無いパラシュート”が存在しましたが、現代のパラシュートの様に薄く強靭な素材なんてありませんので、絹製で折りたたんでも相当に嵩ばるものでした。なんで、質量的にも容量的にも、当時の水素ガス気球のゴンドラに積める代物じゃ無かったんだと思います!